5月21日
東京ドーム:巨人2勝0敗
F  400030110  9
G  30130210× 10
勝:シコースキー2勝1敗
負:ガンちゃん0勝2敗
S:林1勝2敗4S
本:
SHINJO7、小久保11,12、ガンちゃん1、劇団ヒチョリ3,4、ローズ10、ニックン2
 両軍合わせて8発の空中戦! 巨人、完全無策一発依存野球で辛勝!
立ち上がりに課題を残す野間口がこの日もいきなり大乱調。SHINJOに7号アーチをぶち込まれるなど、打者5人であっと言うまに4点を献上。しかし、巨人はその裏、小久保のタイムリー二塁打等で3点を返すと、3回にも1点を返し、早々と同点。続く4回には小久保の看板直撃11号2ラン等で一気に3点を勝ち越し。しかし、直後の5回、日本ハムは4回途中から登板のガンちゃんがパ・リーグの日本人投手としては実に31年ぶりとなる一発をぶち込むと、続く劇団ヒチョリもライトスタンドへ3号ソロを叩き込み、野間口をKO。更に、代わったチョコから青波の長瀬がタイムリーを浴びせて、一気に同点。ノーガードの乱打戦なら強さを発揮する巨人は6回、ローズの2試合連続10号,小久保の2打席連続12号と連続アーチで再び勝ち越し。7回には日本ハムが劇団ヒチョリの2打席連続4号ソロで追い上げれば、その裏、前日の怒濤のチャンスブレイクでインケツパワーを充電したニックンの2号ソロで突き放す。8回には代打・小田のタイムリーでまたも1点差と詰め寄った日本ハムは土壇場9回には二死一、二塁と長打が出れば逆転と言うチャンスを作ったものの、最後は青波の長瀬がセカンドへ打ち上げて、万事休す。得意の完全無策一発依存野球で打ち勝った巨人は3連勝。
千葉マリン:ロッテ1勝1敗
D  002010000  3
M  010000201× 4
勝:藪田3勝2敗
負:岡本4勝3敗1S
本:
フランコ9、T.ウッズ10、李9
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 岡本、痛恨のサヨナラ暴投!
またもや名手・川相にベンチを温めさせる落合監督のオレ流大チョンボ采配が炸裂し、試合前から重苦しいムードの中日は初回に無死一塁,2回に二死一、二塁のチャンスを掴みながら無得点。すると、その裏、先発・山井がフランコに9号ソロを浴びて、先制点を献上。直後の3回、中日は立浪のタイムリー二塁打で同点とすると、セラフィニのタイムリーエラーでタナボタの勝ち越し点をゲット。5回にはT.ウッズに10号ソロが飛び出し、3点目。堅実無比の守備力で投手陣に絶大な安心感を与える名手・川相の投入で逃げ切りを図りたい所だったが、落合監督は一向に動きを見せず、動揺を隠せない山井は6回、李に9号ソロを浴びると、更に、T.ウッズのエラー等で一、三塁のピンチを作り、今江の併殺打の間に同点とされてしまう。そして、土壇場9回裏、8回途中から登板していた岡本が一死三塁の場面で痛恨の暴投を犯して、サヨナラ負け。またも名手・川相は悪夢のフル欠場に追い込まれ、むざむざ試合を落とした中日は再び阪神に並ばれた。
福岡ドーム:ソフトバンク1勝1敗
T  202002030  9
H  000020000  2
勝:下柳5勝0敗
負:和田4勝4敗
本:キュラソ星人9,10

 キュラソ星人、2発5打点で首位浮上! 下柳、無傷の5連勝!
阪神は初回、キュラソ星人の9号2ランで先制。3回にはゼブラ今岡のタイムリーで2点を追加。5回途中でソフトバンク先発・和田をKOすると、2点差と迫られた6回には竹岡のエラーとキュラソ星人のタイムリーで6点目。そして、8回にはシーツのタイムリー二塁打の後、またもキュラソ星人がこの日、2本目となる10号2ランを叩き込み、ダメ押し。先発・下柳は5回2失点で降板したものの、大量援護に守られて、無傷の5勝目。阪神はこれで中日と並び、首位タイに浮上した。
広島:広島2勝0敗
E  000300000  3
C  20005100×  8
勝:デイビー1勝1敗
負:有銘0勝1敗
本:
新井10、野村2
 代打・新井、決勝10号満塁弾! 悪の温床・楽天、逆転負けで4連敗!
3連敗とまたまた黒星街道を驀進し始めた悪の温床・楽天はこの日も初回から2点を先制される苦しい展開。しかし、4回、無死満塁のチャンスを作ると、鷹野のセカンドゴロの間にまず1点。更に、酒井が歩いた後、藤井がレフト前へ2点タイムリーを放ち、逆転に成功。1点を追う広島は5回、二死満塁から緒方の押し出し四球で同点とすると、続く代打・新井がライトスタンドへ10号グランドスラムを叩き込み、一気に勝ち越しに成功。6回には代打・野村が2号ソロを放ち、ダメ押し。大きく突き放された悪の温床・楽天は反撃及ばず、4連敗。広島先発・デイビーは今季初白星となった。
横浜:横浜1勝1敗
L  200000000  2
YB 00600001×  7
勝:土肥3勝3敗
負:河原1勝3敗
本:
中村7、ハマのスペランカー11
 金城、決勝タイムリー! ハマのスペランカー、とどめの3ラン!
西武は初回、中村の7号2ランで先制。西武先発・河原の前に2回まで3人ずつで抑えられていた横浜は3回、二死一、二塁から内川のタイムリー二塁打で同点とすると、続く金城が勝ち越しのタイムリー。メカゴジラがヒットで繋いだ後、ハマのスペランカーがレフトスタンドへ11号3ランを叩き込み、この回、大量6点。横浜先発・土肥は2回以降、安定した投球で追加点を与えず、8回途中からは木塚,9回にはクルーンと繋いで、逃げ切った。
神宮・ヤクルト1勝1敗
Bs 22100000004  9
S  00012200000  5
勝:萩原1勝2敗1S
負:吉川1勝2敗
本:
ブランボー9,10、寿司職人ラミレス13、早川1
 延長11回、代打・水口、決勝打! 早川、ダメ押し3ラン!
初回、ブランボーの9号2ランで先制した偽バファローズは2回にも2点を加えると、3回にはまたもブランボーが2打席連続の10号ソロを放ち、5点のリード。しかし、好調・ヤクルトは中盤に猛反撃を開始。4回に代打・リグスのタイムリーでまず1点を返すと、5回には寿司職人ラミレスが13号2ラン。そして、6回には岩村に2点タイムリー二塁打が飛び出して、ついに同点。試合はその儘、延長に突入。迎えた11回、偽バファローズは二死一、三塁のチャンスを作ると、ここで代打・水口がレフト前へタイムリーを放ち、均衡を破ると、更に、続く早川がライトスタンドへ今季初アーチとなる3ランをぶち込んで、試合を決定付けた。その裏、大久保の前に3三振を喫したヤクルトは3連勝でストップし、単独首位浮上のチャンスを逃した。