5月18日
福岡ドーム:ソフトバンク2勝0敗
G  100000000  1
H  10010320×  7
勝:斉藤3勝0敗
負:内海3勝4敗
本:
松中14
 巨人、怒濤の拙攻拙守で大惨敗! 内海、失意の5失点KO!
阿部が臀部を痛めて欠場となった巨人だが、初回、ローズのタイムリーで1点を先制。なおも二死一、三塁と追加点のチャンスだったが、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンがどん詰まりのライトフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、二者残塁。ニックンのインケツぶりをとどまる所を知らず、その裏、二死一塁の場面で松中のショートゴロを一塁にヘッポコ大悪送球。これにガックリした先発・内海は暴投を犯してしまい、あっと言う間に試合は振り出しに。1−1で迎えた5回、ソフトバンクはヒットのJ.マッケンジーを三塁に置いて、宮地が詰まりながらもしぶとくセカンドの頭上を越えるタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。もう1点もやれない内海だったが、6回、先頭の松中に痛打されると、J.マッケンジーに対して、阿部に代わるスタメンマスクの西山が打撃妨害をかまし、無死一、二塁のピンチ。ここでズレータをサードゴロに打ち取り、ゲッツー…と思いきや、小久保が二塁へ大悪送球。ボールが転々とする間に松中は一気に生還。相次いで足を引っ張るバックに失意の内海は更に、満塁とピンチを広げると大村には痛恨の押し出し死球。続く川崎にも犠飛を許して、5失点KO。2番手・西村も松中に一発を浴びるなど、2点を失い、完全に試合を決定付けられた。ソフトバンク先発・斉藤は2回以降、散発2安打と付け入る隙を許さず、2試合連続の完投で3勝目をマークした。
広島:広島0勝2敗
M  001232100  9
C  000001130  5
勝:小林宏6勝2敗
負:佐々岡0勝3敗
本:小坂3、李6、フランコ8
、求道者・前田10
 ロッテ、打線復調で快勝! 小林宏、ハーラートップタイ6勝目!
どん底状態だった打線が復調の兆しを見せてきたロッテ。3回に小坂の3号ソロで先制すると、4回には李が6号ソロ、そして5回にはフランコが8号2ランを放つなど、一発攻勢で着々と加点。8点差をつけられた広島は6,7回と1点ずつ返すと、8回には求道者・前田が10号3ランを叩き込む猛追を見せたものの、反撃はここまで。ロッテ先発・小林宏は5失点ながらも、打線の援護に恵まれ、ハーラートップタイの6勝目をあげた。
甲子園:阪神2勝0敗
L  000000020  2
T  02001000×  3
勝:杉山2勝2敗
負:霊感投手・松坂3勝5敗
S:久保田1勝2敗5S
本:
悠久の若虎3
 悠久の若虎、先制3号2ラン! 霊感投手・松坂、毎回三振も甲子園初黒星!
横浜高時代14連勝と旋風を巻き起こした甲子園に帰ってきた霊感投手・松坂。初回、2つの三振を奪うなど3人で斬ってとる上々の滑り出しを見せるも、続く2回、先頭のキュラソ星人を歩かせると、一死後、悠久の若虎・桧山に3号2ランを叩き込まれて、2点を献上。5回には痛恨の暴投でやらずもがなの1点を失う始末。一方、阪神は先発・杉山が6回を投げて9三振無失点の好投を見せると、7回には藤川が3人でピシャリと抑えるも、3番手・ウィリアムスが2つの四球で走者を溜めた後、ベンちゃんにタイムリー二塁打を浴び、1点差。しかし、最後は久保田が締めて、1点のリードを守りきった。4回に通算1000奪三振を達成した霊感投手・松坂は今季7度目の完投を果たしたが、毎回の13三振を奪う力投も報われず、甲子園初黒星となった。
札幌ドーム:日本ハム1勝1敗
D  020200016 11
F  001200010  4
勝:グスマン1勝0敗
負:ガンちゃん0勝1敗
S:岡本4勝2敗1S
本:
ピンキー井上2、稲葉4
 T.ウッズ,グスマンが戦線復帰! 中日、交流戦最下位脱出!
茂雄暗黒政権を思わせる執拗な川相幽閉策
により、交流戦の勝率が悪の温床・楽天をも下回る屈辱的展開に見舞われた中日。あまりの幽閉ぶりに流石の川相も緊張感が途切れてしまったのか、風邪をこじらせてしまった。川相を使いたくても使えない非常事態に陥った中日だが、暴行事件で10試合出場停止となっていたT.ウッズが復帰したこの日、右肩痛で開幕から戦線離脱していたグスマンをようやく昇格させ、逆襲を図る。2回にピンキー井上の2号2ランで先制した中日は1点差に迫られた直後の4回には森野のタイムリー二塁打で2点を追加。しかし、病み上がりとあって、ピリッとしないグスマンはその裏、稲葉に4号2ランを浴び、再び1点差。8回に中日がオチョアのタイムリー内野安打で1点を追加すれば、その裏、SHINJO,小田の連打等で1点を返すなど、執拗に食い下がる日本ハム。しかし、9回、突如、中日打線が大爆発。8安打の集中攻撃で一挙6点を奪い、試合を決定付けた。川相を使えるにも拘わらず使わない状態よりは、ハナから使えない状態の方が精神衛生上マシだったのか、辛くも白星を掴んだ中日は交流戦最下位の座から抜け出した。
大阪ドーム:偽バファローズ1勝1敗
YB 000120000  3
Bs 10001200×  4
勝:JP4勝3敗
負:木塚3勝2敗
S:大久保1勝0敗2S
本:
後藤4
 代打・後藤、逆転4号2ラン! JP、粘りの投球で4勝目!
初回から無死満塁のチャンスを掴んだ偽バファローズだったが、ブランボーのゲッツーの間に1点を取るのが精一杯。一方、JPの前に3回まで沈黙していた横浜は4回、ハマのスペランカーのタイムリーで追いつくと、5回には二死走者なしから、石井タクロー,内川が連続四球を選んでタナボタのチャンス。ここで金城に走者一掃のタイムリー二塁打が飛び出し、勝ち越しに成功。しかし、その裏、偽バファローズは平野のタイムリーで1点を返すと、続く6回、一死二塁から代打・後藤がライトスタンドへ4号2ランを放ち、逆転。7回途中からは菊地原−加藤と繋ぎ、最後は破戒僧・清原の強襲を恐れて、サーパスに疎開した山口に代わる暫定守護神・大久保が3人でピシャリ締めて、逃げ切った。
FC宮城:悪の温床・楽天1勝1敗
S  000000300  3
E  000000020  2
勝:藤井2勝2敗
負:金田2勝3敗
S:石井2勝0敗8S
本:
吉岡1、礒部9
 宮出、先制タイムリー! 藤井、2失点の好投で3勝目!
破竹の連勝がよりにもよって、悪の温床・楽天に止められ、大ショックのヤクルトはこの日も悪の温床・楽天先発・金田の前に6回まで無得点に抑え込まれる有様。しかし、ヤクルト先発・藤井も負けじと6回を無失点に抑える好投を展開。セ・リーグ史上初めて悪の温床・楽天に連敗を喫する球団と言う不名誉な歴史に名を刻みたくないヤクルトは7回、一死からリグス,度会の連打で一、三塁とすると、宮出のタイムリーでついに均衡を破る先制点をゲット。更に、続く宮本にも2点タイムリー二塁打が飛び出し、この回、3点。粘る悪の温床・楽天は8回、代打・吉岡,礒部と連続アーチで1点差。土壇場9回には先頭の山崎が二塁打を浴びせ、一打同点のチャンスを作ったが、後続3人は打ち取られ、久々の連勝ならず。一夜にして、交流戦でも最下位に逆戻りとなった。