5月17日 福岡ドーム:ソフトバンク1勝0敗 G 000110000 2 H 00000300× 3 勝:杉内6勝1敗 負:上原4勝3敗 S:三瀬2勝0敗15S 柴原、決勝犠飛で逆転勝ち! 杉内、12三振の快投で6勝目! 3回まで4安打を浴びる苦しい投球の巨人先発・上原に対して、ソフトバンク先発・杉内は3回まで7三振を奪うパーフェクトと言う快投を見せていたが、先に点を失ったのは杉内。4回、一死からローズに二塁打を浴びると、一昨年、電撃無償トレードされたかつての同僚・小久保にレフト線へタイムリー二塁打を許し、ついに1点を献上。続く5回には二死満塁のピンチでローズに痛恨の押し出し四球を与えて、2点目。しかし、6回、ここまで粘っていた上原から先頭の松中が二塁打で口火を切ると、J.マッケンジー,ホルベルトが歩いて、一死満塁。ここで宮地の打球はライト前への低いライナー。懸命にグラブを出した矢野だが、僅かに及ばず、しかも、ショートバウントで弾いた球を見失ってしまい、この間に松中,J.マッケンジーと返って、一気に同点。更に、続く柴原がセンターへ犠飛を打ち上げ、ホルベルトが勝ち越しのホームイン。逆転された巨人は直後の7回、先頭のキャプラーが実に久々のマルチ安打で出塁するも、ここで5回にヘッポコバントでチャンスを潰しかけたガッツな貴公子・仁志が今度は最悪のショートゴロゲッツー。最後は守護神・三瀬の前にピシャリとねじ伏せられて、万事休す。杉内はハーラートップタイの6勝目を飾った。 福山:広島0勝1敗 M 000100122 6 C 000010200 3 勝:藪田2勝2敗 負:黒田5勝2敗 S:小林雅0勝1敗13S 本:ベニー松山7 西岡、走者一掃逆転三塁打! 小林雅、史上最速150セーブ! すっかり当たりが止まってしまったロッテ打線相手に広島先発・黒田は3回までパーフェクトと素晴らしい立ち上がり。しかし、4回、小坂に四球,西岡に死球と突如制球を乱すと、フクーラには内野安打を許して、無死満塁のピンチ。ここでフランコをショートゴロに打ち取るも、この間に先制点を献上。5回に緒方のタイムリーで同点として貰うも、7回、ベニー松山に7号ソロを叩き込まれて、再び勝ち越し点を献上。しかし、その裏、広島は二死一塁から代わった3番手・藪田からラロッカが二塁打を浴びせると、求道者・前田が敬遠されて満塁となった所で新井がライト前へ2点タイムリーを放ち、逆転に成功。1点を追うロッテは直後の8回、里崎,小坂の連打で一、二塁とした所で西岡が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、再逆転。9回にもダメ押しの2点をあげたロッテはその裏、守護神・小林雅を投入して、逃げ切った。小林雅は史上最速312試合目での通算150セーブをマークした。 西京極:阪神0勝1敗 L 010002000 3 T 000000002 2 勝:帆足4勝2敗 負:福原1勝6敗 S:豊田2勝0敗10S 本:シーツ6 礒?、先制タイムリーで5割復帰! 帆足、完封逃すも4勝目! 阪神先発・福原に対して、初回、いきなりゲッツーでチャンスを潰した西武だが、続く2回、一死三塁から礒?のタイムリーで1点を先制。3回に二者残塁,4,5回もゲッツーと拙攻を続けていたが、押し気味で試合を進める西武は6回、一死からベンちゃん,礒?,片岡の3連打で2点を追加。投げては先発・帆足が立ち上がりからキレのいいボールで阪神打線を翻弄する完封ペースの好投。しかし、土壇場9回、阪神は一死からシーツが6号ソロを浴びせると、キュラソ星人が二塁打で続き、帆足をKO。更に、抑えの豊田に対して、二死後、スペンサーがタイムリーを放ち、1点差。なおも一発が出ればサヨナラと言うチャンスだったが、反撃もここまで。最後は悠久の若虎・桧山が空振り三振に終わり、ゲームセット。勝てば、首位タイに浮上のチャンスを逃した。 札幌ドーム:日本ハム1勝0敗 D 000000000 0 F 00100010× 2 勝:鎌倉3勝1敗 負:山本昌3勝1敗 S:横山1勝0敗5S1 名手・川相、悪夢のフル欠場! 散発2安打零敗で山本昌を見殺し! まるで茂雄を思わせる執拗な川相幽閉策により、交流戦に入ってから負けが込んできた中日。戦局を打開しようと言う気が全くないのか、茂雄に福嗣君の弱みを握られているのか、この日もDH制で野手が一人多く使えるにも拘わらず、川相をベンチに置くオレ流大チョンボ采配が炸裂。落胆の色を隠せない先発・山本昌は3回、二死二塁のピンチで劇団ヒチョリにタイムリーを浴びて、先制点を献上。7回には一死二塁から代打・田中幸にタイムリー二塁打を許し、2点目。川相不在の中日相手に日本ハムは先発・鎌倉が7回途中まで僅か2安打に抑える好投を見せると、吉崎−建山と繋いで、最後は横山が締めて完封リレーを達成。名手・川相はまたも悪夢のフル欠場に終わった中日は散発2安打と言う体たらく。交流戦に限って言えば、悪の温床・楽天を下回る単独最下位へと陥落した。 大阪ドーム:偽バファローズ0勝1敗 YB 000003010 4 Bs 000000001 1 勝:アゴくら2勝1敗 負:川越2勝3敗 S:クルーン1勝0敗4S 本:マイケル4、内川1 マイケル、先制4号3ラン! アゴくら、1失点の好投で2勝目! アゴくら,川越の両先発の投げ合いで5回まで0−0と一歩も譲らぬ展開。しかし、6回、横浜は二死走者なしから、メカゴジラ,ハマのスペランカーが連打で繋ぐと、ここでマイケルがレフトスタンドへ4号3ランを放り込み、ついに均衡を破る3点をゲット。更に、8回には内川が今季初アーチを浴びせて、ダメ押し。こうなると、あとはアゴくらが完封なるかどうがか焦点だったが、土壇場9回、平野,松田さんの連打であっさりと1点を返され、無念の降板。しかし、守護神・クルーンがまたも日本最速タイの159kmを計時するなど、自慢の快速球で後続を連続三振に斬ってとり、逃げ切った。 FC宮城:悪の温床・楽天1勝0敗 S 001102000 4 E 02002001× 5 勝:玉木1勝0敗 負:吉川1勝1敗 本:寿司職人ラミレス11,12 代打・山崎、値千金の決勝打! 宮本、痛恨の悪送球で連続無失策ストップ! 5連敗と泥沼状態の悪の温床・楽天だったが、2回、前田の犠飛,礒部のタイムリーで2点を先制。しかし、7連勝と勢いに乗るヤクルトは直後の3回、岩村のタイムリー二塁打で1点を返すと、続く4回には寿司職人ラミレスがレフトスタンドへ11号ソロを叩き込み、試合は振り出しに。追いつかれた悪の温床・楽天は5回、ロペスのタイムリー等で再び2点のリードを奪うも、ヤクルトは6回、先頭の寿司職人ラミレスが2打席連続の12号ソロ。更に、一死三塁のチャンスにユウイチがきっちり犠飛を打ち上げ、またも同点。4−4で迎えた8回裏、二死走者なしから、遊撃手として463守備機会連続無失策のセ・リーグ記録を更新中だった宮本のよもやの悪送球により、得点圏に走者を進めるタナボタのチャンスを掴んだ悪の温床・楽天は代打・山崎がセンター前へしぶとく抜けるタイムリーを放ち、三たび勝ち越しに成功。ヤクルトは土壇場9回、一死二塁のチャンスを作り、粘りを見せたものの、宮本,青木と内野ゴロに打ち取られ、連勝は7でストップ。一方、悪の温床・楽天は5連敗で止まり、FC宮城はまるで優勝でもしたかの様な大騒ぎとなった。 |