5月15日 西武吹き抜けドーム:西武1勝2敗 G 001002034 10 L 020100200 5 勝:真田1勝0敗 負:森2勝2敗1S 本:中村5,6、ベンちゃん6 ローズ、天井直撃タナボタ決勝打! 真田、好リリーフで2年ぶり白星!! まともによける事も出来ずに死球を食らっては、乱闘騒ぎを起こした挙げ句に味方投手陣を脅して報復指令を言い渡す日々が続く破戒僧・清原。事態を重く見た審判団は試合開始の段階から警告試合とし、死球即退場と定めた。ただの内角球でもよけないので簡単に当たってしまう破戒僧・清原を出すのは傍迷惑とあって、足の故障を建て前にスタメンから外した巨人だが、初回、いきなり二死一、二塁と絶好の先制のチャンス。しかし、ここで阿部は空振り三振に倒れて二者残塁。入団当初から茂雄の執拗な川相幽閉策で悉く2桁勝利を阻止されるなど、川相不在の状況下に苦しめ続けられ、今季もまだ白星のない春風亭半ケツはいきなりの拙攻にガックリきたか、この日も苦しい投球。2回二死走者なしから礒?に痛打されると、続く中村に5号2ランを叩き込まれて、2点を献上。直後の3回、清水のタイムリーで1点差とした巨人は4回にも一死一、二塁のチャンス。しかし、ガッツな貴公子・仁志,清水と倒れて二者残塁。落胆の色を隠せない春風亭半ケツはその裏、礒?にタイムリーを許して、3点目を献上。2点を追う巨人は6回、無死満塁の場面でガッツな貴公子・仁志がセンター前へ2点タイムリーを放ち、ついに同点。なおも無死一、二塁と勝ち越しのチャンスだったが、清水は最悪のゲッツー。矢野が内野安打で繋ぐも、ローズは空振り三振に終わり、二者残塁。その裏、三者三振に斬ってとるなど、徐々に調子を上げてきたかに見えた春風亭半ケツだったが、続く7回に悪夢が訪れる。ベンちゃんに6号勝ち越しソロを浴びると、更に、一死後、中村にこの日2本目となる6号ソロを叩き込まれて、またも白星ならず。またも突き放された巨人は直後の8回、一死からキャプラーがライトフェンス直撃の二塁打で出ると、二死後、清水のタイムリーで生還。更に、矢野が内野安打で繋ぐも、ローズはセカンド後方への凡フライに倒れて、二者残塁…と思いきや、これが天井に当たり、礒?と赤田がお見合いしてしまう幸運なタイムリーとなり、清水に続いて矢野も返って、一気に逆転。9回にも清水,矢野のタイムリーでダメ押しの4点を追加。7回途中から登板していた入団前から川相を信奉していたナイスガイ・真田が最後まで投げきり、2年ぶりの白星を掴んだ。 ナゴヤドーム:中日1勝2敗 H 201000001 4 D 011000000 2 勝:竹岡1勝1敗 負:野口0勝1敗 S:三瀬2勝0敗14S 本:福留6 荒木欠場も川相に出番なし! 大チョンボ采配で3カード連続負け越し! 審判を抱き込んで追いついた末に、ようやく登場した川相の活躍でついに連敗を阻止した中日。この日は前日のズレータのスライディングにより負傷退場した荒木が欠場を余儀なくされた事で、名手・川相のスタメン起用は間違いないと思われた。しかし、実際にセカンドに起用されたのはルーキーの沢井。この苦しい戦況において、明らかに経験不足の沢井を使ってまで、川相をベンチに置く落合監督のオレ流大チョンボ采配に愕然とした今季初先発の野口は初回、いきなり4安打を浴びて、2点を失うと、3回には四球連発で満塁とした挙げ句に、押し出し四球を与える体たらくで3点目を献上。福留の一発等で何とか追いすがる中日だったが、4回には二死二塁のチャンスを逃し、5,6回と立て続けに併殺を食らう始末。7,8回も走者を出しながら、あと一本が出ない有様で川相不在の弊害を悉く露呈。一方、ソフトバンクは9回にバティスタのタイムリー二塁打でダメ押しの4点目。その裏は守護神・三瀬が締めて、中日の反撃を断ち切った。名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、怒濤の拙攻三昧で敗れた中日はこれで交流戦3カード連続の負け越しとなった。 甲子園:阪神3勝0敗 E 000210001 4 T 10000600× 7 勝:ブラウン2勝0敗 負:岩隈3勝4敗 本:礒部8、悠久の若虎2 岩隈、悪夢の7失点KO! 今季2度目の5連敗で勝率1割台へ! またも泥沼の連敗モードに入った悪の温床・楽天は唯一、勝利を計算出来るエース・岩隈投入で連敗脱出を図る。初回、いきなりキュラソ星人のタイムリー二塁打で先制を許した岩隈だったが、2回以降は立ち直り、阪神打線を翻弄。好投の岩隈を援護したい打線は4回、礒部の8号2ランで逆転すると、5回には飯田のタイムリーで3点目。しかし、6回、好投を続けていた岩隈が突然、崩れて、一死から3連打で追いつかれると、悠久の若虎・桧山に2号2ランを叩き込まれて、勝ち越し点を献上。更に、暴投で1点を追加された所で岩隈はついにKO。2番手・吉田も代わりばな、シャア少佐にタイムリー内野安打を許し、この回、6失点。結局、中盤まで粘って、突如の大量点で突き放される恒例のパターンで敗れた悪の温床・楽天は今季2度目の5連敗で、勝率は再び1割台へと落ち込んだ。 札幌ドーム:日本ハム2勝1敗 YB 000300000 3 F 20200001× 5 勝:MICHEAL2勝0敗1S 負:那須野0勝1敗 S:横山1勝0敗4S 本:村田7、小笠原14 那須野、プロ初先発も4失点KO! ガッツ、先制打&ダメ押し弾! プロ初登板初先発となったルーキー・那須野に対して、日本ハムは初回、ガッツのタイムリー二塁打であっさり先制すると、更に、二死後、SHINJOにもタイムリーが飛び出し、この回、2点。3回には青波の長瀬のタイムリーの後、SHINJOの併殺打の間に1点を加え、4点目。一方、3回まで無失点投球を続けていた日本ハム先発・立石も4回、自らのエラーでピンチを作り、マイケルの犠飛で1点を返されると、続く村田には1点差と迫られる7号3ランを浴び、KO。何とか突き放したい日本ハムは8回、ガッツの14号ソロで貴重な1点を追加。5回以降、吉崎−MICHEAL−建山−横山と繋ぐパーフェクトリリーフで逃げ切った日本ハムは交流戦に入って、初の勝ち越しを決めた。 GS神戸:偽バファローズ2勝1敗 C 611250001 16 Bs 204080000 14 勝:永川1勝2敗1S 負:高木1勝1敗 S:ベイル1勝0敗6S 本:求道者・前田9、ブランボー7、ラロッカ8 壮絶、ノーガードの打撃戦! 両軍合わせて42安打30点! 偽バファローズ先発・高木は初回、いきなり2四球1安打で無死満塁のピンチを作ると、ぶち切れた仰木さんが早くも降板指令。これが壮絶な打撃戦の幕開けとなった。緊急登板となった相木に対して、広島はラロッカ,緒方,福井のタイムリー等で、大量6点を先制。試合開始早々にワンサイドゲームの様相を呈してきたと思いきや、広島先発・大竹も乱調。その裏、満塁のピンチを作ると、北川にタイムリーを浴び、2失点。再び6点差となった3回には一死から5連打を浴びて、あえなくKO。2点差と詰め寄られた広島だが、4回に求道者・前田が9号2ラン。5回には7本の単打を浴びせる集中攻撃で5点を奪い、流石に、大局は決まったかと思われた。しかし、その裏、偽バファローズも猛反撃。3安打で満塁とすると、早川,大西が連続タイムリー。更に、四球で満塁となった所でブランボーが7号グランドスラム。更に、水口にもタイムリーが飛び出し、この回、一挙8点で一気に1点差へと詰め寄った。6回以降、両軍ピンチの連続ながら、リリーフ陣が粘りの投球であと一本を許さない膠着状態へと発展。しかし、土壇場9回、ラロッカがとどめとなる8号ソロを叩き込み、ダメ押し。史上2位タイとなる両軍合わせて42安打と言う大乱戦は終始、主導権を握った広島に軍配が上がった。 千葉マリン:ロッテ0勝3敗 S 000001000 1 M 000000000 0 勝:石川3勝2敗 負:渡辺俊6勝1敗 S:石井2勝0敗7S 渡辺俊、1失点完投も初黒星! ロッテ、深刻な打撃不振で4連敗! 先発陣は結果を出しながらも、打線にすっかり当たりが止まり、苦戦が続いているロッテ。この日も先発・渡辺俊が5回まで無失点に抑える好投を見せていたにも拘わらず、ヤクルト先発・石川の前に一向に点が奪えない。我慢比べとなったが、堪えきれなかったのが渡辺俊。6回に土橋,岩村と連打を浴び、無死一、三塁のピンチ。ここで寿司職人ラミレスをゲッツーに打ち取るも、この間に先制点を献上。1点与えても、アウトカウントを稼ぐ事を選択したロッテ守備陣だったが、自軍の打線の沈黙具合を見れば、この選択が大きな誤りである事は明らかだった。ヤクルトは8回から五十嵐−石井と繋ぐ必勝リレーで完封を収め、7連勝。打線のテコ入れとして初スタメンに起用された垣内が4連続三振を喫するなど、采配も裏目。渡辺俊が投げる時は打線が爆発すると言うシンクスも空転し、またも好投の先発投手を見殺しにしてしまったロッテは4連敗。渡辺俊の開幕からの連勝は6でストップした。 |