5月13日 西武吹き抜けドーム:西武1勝0敗 G 000000001 1 L 20400000× 6 勝:オツ5勝2敗 負:マレン0勝1敗 本:ベンちゃん5、清水4 マレン、初先発で6失点KO! オツ相手に9回二死までノーヒット! 壊滅的な投手陣で最下位に低迷する巨人の救世主として期待される出戻り助っ人・マレンがいよいよ初先発。しかし、初回、 フェルナンデス,礒?のタイムリーであっさり2点を先制される不安な立ち上がり。直後の2回、西武先発・オツは破戒僧・清原の左腕へ死球。山口(偽バファローズ)にどたまかち割られた怒りが未だに収まらない上、痛みが引かず、3回の守備から交代を余儀なくされた破戒僧・清原から報復指令でも受けたのか、マレンはフェルナンデスにタイムリーを浴びせた後、カブレラの左脇腹へ死球を食らわせ、あわや乱闘騒ぎ。これで動揺したマレンは続くベンちゃんに5号3ランを叩き込まれて、あえなくKOと投壊打開の期待は脆くも打ち砕かれた。一方、オツは破戒僧・清原への死球以外、8回まで一人の走者も許さず、9回もキャプラー,ガッツな貴公子・仁志と簡単に打ち取って、二死走者なし。ノーヒットノーランまであと一人となったが、ここで清水に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ4号ソロを叩き込まれて、快挙達成ならず。しかし、あと一人での快挙失敗は2度目とあって、動揺も少ないオツは崩れる事なく、続く斉藤をきっちり打ち取り、3年ぶりの完投で5勝目。頼みのマレンも惨憺たるデビューに終わった巨人だが、キューバからアディエル・パルマ(34)とトルカス・ロメロ(37)の2投手を獲得する事が明らかになった。 ナゴヤドーム:中日0勝1敗 H 000000131 5 D 000002000 2 勝:岡本1勝0敗 負:岩瀬1勝1敗10S S:三瀬2勝0敗13S 本:井出1 名手・川相、悪夢のフル欠場! 守護神・岩瀬、初失点で2年ぶりの4連敗! 名手・川相を立て続けにフル欠場に追い込んだ事で今季初の3タテを食らいながら、一向に反省の色が見えない落合監督はこの日もDH制ながら川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を炸裂させた。重苦しいムードの中日はソフトバンク先発・新垣の前に5回まで無得点と沈黙。ひたすら川相の出番と打線の援護を待ち、無失点投球を続ける人斬り抜刀斎に報いたい中日は6回、渡辺,谷繁の連続タイムリーでついに2点を先制。しかし、この展開でも川相を守備固めに投入しない落合監督のオレ流大チョンボ采配に動揺を隠せない人斬り抜刀斎は7回に1点を失うと、8回には一死二塁のピンチを迎えた所で、失意のKO。ここで早くも投入された守護神・岩瀬だが、この期に及んで川相を起用しようとしない指揮官への不信感で迷いが出てしまったか、松中,J.マッケンジー,ズレータとまさかの3連打を浴びて、勝ち越し点を献上。更に、9回には金剛が井出にダメ押し弾を浴びる始末。結局、名手・川相はまたも悪夢のフル欠場に終わり、中日は2年ぶりの4連敗。長期に渡る川相不在,無失点投球を続けてきた守護神の救援失敗と泥沼の展開にハマりつつある中日。これを打開する為にも、一刻も早い川相の起用が待たれる所だ。 甲子園:阪神1勝0敗 E 010000000 1 T 10100304× 9 勝:安藤2勝2敗 負:一場0勝6敗 本:ゼブラ今岡6 阪神、復刻ユニフォームで快勝! クリーンアップトリオで9打点! 交流戦主催試合用復刻版ユニフォームの初お披露目となった阪神はクリーンアップが全打点をあげる活躍を見せて、見事にその初戦を飾った。1−1で迎えた3回、シーツの2打席連続タイムリー二塁打で勝ち越すと、6回には二死満塁からキュラソ星人の押し出し死球,ゼブラ今岡の2点タイムリー二塁打で大きく突き放した。更に、8回にもキュラソ星人のタイムリーとゼブラ今岡の6号3ランでダメ押し。投げては先発・安藤が6回を1失点に抑え込むと、7回からは藤川−ウィリアムス−江草と1回ずつ繋ぐ継投が決まり、逃げ切った。悪の温床・楽天はこれで今季6度目の3連敗。先発の一場は開幕から6連敗となった。 札幌ドーム:日本ハム0勝1敗 YB 030110503 13 F 000001000 1 勝:ハマのチンピラ2勝2敗 負:ヒゲ入来1勝1敗 本:ウィット4、青波の長瀬6、相川3、村田6 村田、先制打含む6打点! ハマのチンピラ、1失点完投で2勝目! 打線爆発の横浜が終始、主導権を握る展開で圧勝を収めた。2回に村田が満塁の走者一掃タイムリー二塁打で先制し、弾みをつけた横浜は4回にはウィットが4号。7回には相川に満塁弾が飛び出し、9回には村田がとどめの3ランを放つなど、19安打で13点の猛攻。散々、味方の貧打に泣かされてきたハマのチンピラ・三浦だったが、久々の大量援護にリラックスした投球を見せ、1失点完投で2勝目。敗れた日本ハムは今季初の5連敗。 GS神戸:偽バファローズ1勝0敗 C 0011000000 2 Bs 2000000001× 3 勝:大久保1勝0敗 負:小山田3勝3敗 本:ブランボー5、後藤3 延長10回、後藤、劇的サヨナラ弾! 大久保、3年ぶりの白星! 初回、ブランボーの5号2ランで先制された広島だが、3回にエラーに乗じて1点を返すと、続く4回には一死満塁から野村が犠飛を打ち上げ、同点。その後も広島は走者を出すものの、あと一本が出ず。一方、尻上がりに調子を上げる広島先発・小山田の前に偽バファローズは2回以降、僅かに2安打と抑え込まれ、2−2の儘、試合は延長に突入。迎えた10回裏、偽バファローズは先頭の後藤がライトスタンドギリギリに飛び込む3号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。1イニングを抑えた4番手・大久保は3年ぶりに勝利投手となった。 千葉マリン:ロッテ0勝1敗 S 000001000 1 M 000000000 0 勝:川島2勝2敗 負:清水4勝3敗 S:石井2勝0敗6S 清水、孤立無援の完投負け! ロッテ、19イニング連続無得点! 初回から4イニング連続の併殺を喫するなど、拙攻を続けてきたヤクルト。6回も一死一塁から寿司職人ラミレスがサードゴロに倒れ、またもゲッツーか…と思いきや、フランコがこの日2個目のエラーを犯し、オールセーフ。ここで金村弟がレフト前へタイムリーを放ち、均衡を破る先制点をゲット。7回まで無失点の先発・川島の後を継いだ石井も残り2回をパーフェクトに抑え込み、完封リレーで5連勝を飾った。自責点0で完投の清水を援護出来なかったロッテはこれで2戦連続の完封負け。 |