5月12日 E−YB(FC宮城):雨天中止
東京ドーム:巨人2勝0敗1分
Bs 010100100  3
G  11001300×  6
勝:カリメロ3勝1敗
負:パーラ3勝2敗
S:林0勝2敗3S
本:
矢野2、阿部11、北川9、大西2
 カリメロ、勝利呼び込む執念の一打! 悪太郎超えの204勝目!
前夜、よりにもよって、破戒僧・清原に頭部死球を食らわせてしまうと言う命知らずな行為を犯した山口。怒り心頭の破戒僧・清原に強襲されかねない事を恐れた仰木さんは急遽、山口をサーパスへ疎開させる緊急措置に打って出た。いきなり守護神を失い、苦しい展開の偽バファローズに対して、巨人は初回に矢野の2号ソロ,2回に阿部の11号ソロと相変わらずの一発依存野球を展開。一方、偽バファローズも阿部真のタイムリー,北川の9号ソロで応戦。2−2で迎えた5回、巨人はカリメロの執念のヒットを皮切りに3連打で無死満塁のチャンス。ここで矢野はショードコロゲッツーに倒れる最悪の展開となるも、この間にカリメロが勝ち越しのホームイン。続く6回には内野安打2本と四球でまたも無死満塁とすると、怒濤のチャンスブレイクでインケツパワーを溜め込んできたニックンがセンター前へ2点タイムリー。代打・ソーサ元木がゲッツーを食らったものの、ガッツな貴公子・仁志もタイムリーを放って、この回、3点。2番手・久保が大西から被弾し、3番手・林も破戒僧・清原のエラーでピンチを迎えるなど、相変わらず、バタバタした内容ながらも、辛くも逃げ切った巨人はこの3連戦を無傷で乗りきった。2回に史上25人目となる通算3000投球回を達成したカリメロは悪太郎・堀内監督を超える通算204勝目をマークした。
 左:通算3000投球回数を達成し、3勝目をあげたカリメロ

西武吹き抜けドーム:西武3勝0敗
D  010100100  3
L  03010000×  4
勝:大沼2勝2敗
負:霊感投手・落合1勝1敗
S:豊田2勝0敗9S
本:
高橋光2、細川5
 名手・川相、悪夢のフル欠場! オレ流大チョンボ采配で3連戦3連敗!
DH制で1人多く野手が使えるにも拘わらず、一向に名手・川相を起用しようとしない落合監督のオレ流大チョンボ采配が懲りずに大炸裂。昨秋のオープン戦で一度たりとも川相を打席に立たせず、これ幸いと勝ち越した西武に自称日本一と大騒ぎされた悪夢をまるで教訓としていない落合監督の采配にショックを隠せない中日はこの日も打線を大苦戦を強いられる。初回、高橋光の2号ソロで先制するも、その裏、先発の霊感投手・落合が捕まり、中村のタイムリー二塁打,細川の5号2ランであっと言うまに引っ繰り返される有様。4回に森野のタイムリー二塁打で追いすがる中日だったが、その裏、またも中村のタイムリー二塁打で突き放される。何とか川相の出番まで粘りたい中日は7回、オチョアのタイムリー二塁打で1点差としたものの、8回無死一塁のチャンスにも落合監督が動く事はなく、意気消沈の中日はその儘、後続を断たれた。名手・川相が1イニングたりとも出なかった事により、中日は悪夢の3連戦3連敗を喫した。
神宮:ヤクルト3勝0敗
F  000000000  0
S  00020100×  3
勝:河端2勝1敗
負:伊集院光の弟子・金村4勝3敗
S:五十嵐1勝1敗4S
本:
寿司職人ラミレス10、土橋2
 寿司職人ラミレス、先制2ランで3タテ! プロ初先発・河端、6回無失点の好投!
3回まで伊集院光の弟子・金村の前に無安打に抑え込まれていたヤクルトだったが、4回、チーム初安打となる土橋の二塁打の後、寿司職人ラミレスの10号2ランで先取点をゲット。6回には土橋に2号ソロが飛び出し、3点目。プロ初先発の河端は6回を無失点に抑える好投を見せると、7回以降は4人の投手を繰り出す小刻みな継投で完封を達成し、3連戦3連勝を飾った。
福岡ドーム:ソフトバンク1勝1敗1分
C  000001000000  1
H  000000100000  1
本:
J.マッケンジー10
 J.マッケンジー、起死回生の同点弾! 両軍譲らず、延長12回ドロー!
星野,長谷川の両先発の好投により、0−0の儘、試合は中盤戦へ突入。迎えた6回、広島は二死走者なしから、嶋,ラロッカが連打を浴びせると、続く求道者・前田がタイムリー二塁打を放って、ついに均衡を破る先制点をゲット。1点を追うソフトバンクは7回、J.マッケンジーがレフトスタンドへ10号ソロを放り込み、試合は振り出しに。延長に入ってから、両軍チャンスを掴みながらも、あと一本が出ず、延長12回規定により、引き分けに終わった。
千葉マリン:ロッテ2勝1敗
T  200000001  3
M  000000000  0
勝:井川3勝2敗
負:久保2勝1敗
本:
キュラソ星人7
 キュラソ星人、先制7号2ラン! 井川、粘りの完封で3勝目!
ロッテ先発・久保に対して、初回、今江のエラーでタナボタのチャンスを貰った阪神はキュラソ星人の7号2ランであっさりと2点を先制。しかし、2回以降は攻めあぐね、一向に追加点を奪えない。一方、ロッテも阪神先発・井川の前に走者を出しながらも、あと一本が出ない。2−0の儘、迎えた9回、阪神は鳥谷のタイムリー二塁打で貴重な3点目を追加。井川はその裏も最後まで投げきり、今季初完封で3勝目。久保は8回途中まで自責点0の好投ながら、打線の援護なく、プロ初黒星となった。