5月11日 東京ドーム:巨人1勝0敗1分 Bs 000000110020 4 G 000000101020 4 本:JP1、阿部10、破戒僧・清原11、小久保9 JP、まさかの先制弾も空砲! 山口、破戒僧・清原へ命知らずの頭部死球! 走者を出しながらも、しぶとく切り抜ける先発・内海を何とか援護したい巨人だったが、2回の一死一、三塁のチャンスにゲッツー、5回の無死一塁のチャンスにポップフライと怒濤のチャンスブレイカー・ニックンが相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、JPから点を奪えない。0−0の儘、迎えた7回、偽バファローズは先頭の阿部真がヒットで出塁。一死後、JPが打席に入った所で阿部真は痛恨の牽制死となり、この回はすんなり終了かと思われた。しかし、ここで何とJPが右中間スタンドへパ・リーグの投手としてはシュルジー以来14年ぶりとなるホームランを叩き込み、よもやの先制点をゲット。その裏、巨人は一死走者なしから阿部が次がニックンでは一発に賭けるしかないとばかりに10号ソロを叩き込み、同点に追いつくも、直後の8回、塩崎にスクイズを決められ、再び1点のビハインド。土壇場9回、破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ起死回生の同点アーチをぶち込んで、延長に突入。迎えた11回、偽バファローズは大西のタイムリー,平野の犠飛で2点を勝ち越し。これで試合は決まったかに思われたが、その裏、守護神・山口が小久保に9号ソロを浴びると、続く破戒僧・清原に対して頭部死球をかまし、危険球退場。緊急登板となった吉川に対して、阿部がヒットで繋ぐも、ニックンは空振り三振とまたも怒濤のチャンスブレイカーぶりを披露。しかし、ここで途中から出場の堀田が三遊間を破る執念のタイムリーを浴びせ、またまた試合は振り出しに。そして、ラストイニングとなった12回裏、巨人は清水のヒットを皮切りに一死満塁のチャンスを掴むも、破戒僧・清原の代走から出ていた黒田はショートゴロ。ここまで4安打を放っていた阿部もセカンドゴロに終わる詰めの甘さで三者残塁と最後の最後まで川相不在の弊害を露呈し、勝てる試合を引き分けに持ち込むのが精一杯だった。 西武吹き抜けドーム:西武2勝0敗 D 000000000 0 L 00100102× 4 勝:霊感投手・松坂3勝4敗 負:朝倉2勝2敗 名手・川相、悪夢のフル欠場で完封負け! 朝倉、失意の4失点KO! DH制で1人多く野手が使えるにも拘わらず、一向に名手・川相を起用しようとしない落合監督のオレ流大チョンボ采配がまたまた大炸裂。昨秋のオープン戦で一度たりとも川相を打席に立たせず、これ幸いと勝ち越した西武に自称日本一と大騒ぎされた悪夢をまるで教訓としていない落合監督の采配にショックを隠せない中日はこの日も打線が繋がらず、霊感投手・松坂の前にゼロ行進を続けるばかり。川相が出るまで点を取れそうな気配のない状況に焦った先発・朝倉は3回、赤田にタイムリー二塁打を浴びて、ついに先制点を献上。気落ちした朝倉は6回には礒?のタイムリー二塁打で2点目を許すと、8回にも2点を失い、失意のKO。結局、川相はまたもや悪夢のフル欠場に終わり、霊感投手・松坂の前に11三振を奪われての完封負けとなった。 FC宮城:悪の温床・楽天0勝2敗 YB 100004000 5 E 002000100 3 勝:セドリック3勝1敗 負:金田2勝2敗 S:クルーン1勝0敗3S クルーン、日本最速159km! 村田、走者一掃の決勝二塁打! メカゴジラのタイムリーで先制された悪の温床・楽天だが、3回にロペスのタイムリー等で逆転に成功。しかし、中盤まで粘った末に層の薄さからくる持久力不足か突然、大崩れする恒例のパターンがまたも炸裂。2回以降無安打に抑えてきた先発・金田が6回、突如、崩れ、金城のタイムリー二塁打で追いつかれた後、四球連発で満塁のピンチ。ここで村田に走者一掃のタイムリー二塁打を許して、この回、一気に4失点。7回に礒部のタイムリー二塁打゛で1点を返したものの、最後は日本最速159kmを計時したクルーンの前に反撃を断ち切られた。 神宮:ヤクルト2勝0敗 F 000000070 7 S 100140101× 8 勝:五十嵐1勝1敗3S 負:建山1勝2敗 本:寿司職人ラミレス9、劇団ヒチョリ2、中井美穂の旦那2 中井美穂の旦那、サヨナラ弾! 日本ハム、7点差追いつくも及ばず! 今季初先発となるガンちゃんだったが、初回、岩村のタイムリーで先制されると、4回には寿司職人ラミレスに9号ソロを浴び、この回限りで無念の降板。更に、リリーフ陣も打ち込まれ、7回までに0−7の大劣勢。しかし、8回、ここまで無失点に抑えられていた藤井から吉川に代わった事で一気に流れが変わる。3連打等で3点を返し、吉川をKOすると、代わった佐藤賢から代打・金子のタイムリー内野安打,そして、代打・劇団ヒチョリの2号3ランで大量7点を奪い、試合は一気に振り出しに。7点差を引っ繰り返される訳にはいかないヤクルトは壇場9回、一死から中井美穂の旦那・古田がレフトスタンドへ2号ソロを放り込み、サヨナラ勝ち。4番手の五十嵐に今季初勝利がついた。 福岡ドーム:ソフトバンク1勝1敗 C 000000000 0 H 00020310× 6 勝:斉藤2勝0敗 負:佐々岡0勝2敗 本:ズレータ12 斉藤、5安打完封勝利! ズレータ、ダメ押し12号! 0−0で迎えた4回、ソフトバンクは一死満塁から本間のセカンドゴロの間に1点を先制すると、更に、大村がタイムリーを放ち、この回2点。6回には5長短打で一気に3点を追加。7回にはズレータがダメ押しとなる12号ソロを叩き込んで、6点目。投げては先発の斉藤が4回まで無安打に抑えるなど快調な滑り出し。中盤以降は走者を出しながらも、要所を締めて、昨年8月以来となる完封で2勝目を飾った。 千葉マリン:ロッテ2勝0敗 T 000000010 1 M 01100110× 4 勝:小林宏5勝2敗 負:杉山1勝2敗 S:小林雅0勝1敗12S 本:里崎2 里崎、先制2号で4連勝! 小林宏、1失点の好投で5勝目! 好調・ロッテがこの日も先手を取った。2回に里崎の2号ソロで先制すると、3回には阪神の拙守に乗じて、1点を追加。6回にもエラーをきっかけにチャンスを作ると、ベニー松山がタイムリー。更に、7回には今江のタイムリーでダメ押しの4点目。先発・小林宏は7回まで9安打を浴びながら、無失点に抑える粘りの投球。8回にシャア少佐,関本と連続二塁打を浴びて、完封が消えた所で降板となったものの、後を継いだ藪田−小林雅がいずれもパーフェクトリリーフで後続を断ち、4連勝となった。 |