5月1日
広島:広島4勝2敗
G  22120      7  5回降雨コールド
C  01003×     4
勝:野間口1勝0敗
負:大竹1勝3敗
本:
破戒僧・清原9、小久保5,6、尾形4、嶋4
 野間口、5回4失点のホロ苦デビュー! 降雨コールドで幸運なプロ初白星!
最下位独走で4月を終え、何とか5月反攻に懸けたい巨人はこの日、指名時にはゴールデンの輝きを放っていたが、今や全く輝きを失っているルーキー・野間口を初先発として起用。初登板を何とか援護してやりたい巨人は初回、理不尽に飼い殺され続けた怒りに燃える清水がヒットで出ると、破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ9号2ランを叩き込み、2点を先制。2,3回には小久保が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2打席連続のホームランをぶち込む相変わらずの一発攻勢。4回には理不尽に飼い殺され続けた怒りに燃える清水のタイムリー等で2点を追加。1球も投げないうちに雨による41分間の中断に見舞われた野間口だったが、気持ちを切らずに4回まで1失点と粘りの投球。6点のリードを貰いながらも、再び降り始めた雨は強くなる一方。さっさと試合成立の5回まで持って行きたいと言う焦りが出たか、5回、尾形の4号2ラン,嶋の4号ソロと立て続けに被弾し、一気に3点差。リリーフ陣に不安が残るだけに3点差程度では試合の行方は全く分からない所だったが、5回を終了した直後に審判団は降雨コールドを宣告。ここでコールドにするくらいなら、もっと早く中止にしてもいいものをわざわざ試合成立の5回まで引っ張り、完全に広島ー流れが移ったこのタイミングで打ち切ると言う巨人贔屓としか思えない審判団のやり口に山本監督は猛抗議するも、受け入れられず。5回4失点と言う不本意な内容ながら、ツキを味方にした野間口はプロ初勝利を飾った。
神宮:ヤクルト4勝2敗
T  000000100  1
S  10400000×  5
勝:霊感投手・高井2勝1敗
負:能見1勝1敗
 ヤクルト、投打噛み合い6連勝! 五十嵐も復帰で2位タイ浮上!
5連勝で借金を完済、右太腿肉離れの五十嵐もようやく復帰と流れに向いてきたヤクルトはこの日もそれを持続。初回、寿司職人ラミレスのタイムリーで先制すると、3回には岩村,金村弟のタイムリー二塁打で一気に4点を加え、阪神先発・能見をKO。投げては先発の霊感投手・高井が6回まで無失点の好投。7回に1点を失い降板となったものの、吉川が後続を断ち、8回からは復帰の五十嵐が1回を無失点。最後は五十嵐の穴を埋めてきた石井がきっちり締めて、6連勝。阪神を抜き、一気に広島に並ぶ2位タイに浮上した。
横浜:横浜2勝3敗
D  202065000 15
YB 001010340  9
勝:中田2勝1敗
負:加藤1勝2敗
S:小林雅1S
本:
福留4、オチョア7.8、ハマのスペランカー6,7
 福留,オチョアで3発9打点! 中継ぎ陣崩壊も川相効果で逃げ切り成功!
初回にいきなり3連打で先制した中日打線が怒濤の猛攻。3点リードで迎えた5回には福留,オチョアの連続アーチなど、6長短打で大量6点。更に、6回にはオチョアの2打席連続8号等で、一気に5点を追加。しかし、一向に川相を起用しようとしない落合監督のオレ流大チョンボ采配はこの日も炸裂。先発・中田は大量リードにも拘わらず、5回を8安打4四球と言うおぼつかない内容。横浜打線の拙攻に助けられた2失点で済んだのは不幸中の幸いだ。更に、3番手・石井が7回に3失点、4番手・平井が8回に4失点を喫し、いつの間にやら点差は6点にまで縮まった。流石に、前夜の二の舞は避けたいと言う事で落合監督は9回からようやく名手・川相をサードの守備に投入。6点リードの場面ながら登板を余儀なくされた守護神・岩瀬は川相がバックにいると言う絶大な安心感に守られて、3人でピシャリと抑えて逃げ切った。
福岡ドーム:ソフトバンク3勝6敗
M  023004213 15
H  020001000  3
勝:渡辺俊5勝0敗
負:馬原2勝4敗
本:
松中10,11、フランコ5、ベニー松山5,6
 17安打15点の猛攻で10連勝! 渡辺俊、粘りの力投で5勝目!
首位攻防3連戦で3連敗する訳にはいかないソフトバンクだったが、先発・馬原が大乱調。2回、一死から3連続四球で満塁のピンチを迎えると、サブローにタイムリー二塁打を浴びて、2点を献上。その裏、松中の10号ソロ等で追いついたものの、直後の3回、フランコに5号2ランで再びリードを許すと、なおも無死二塁のピンチを背負ってKO。代わった神内も制球を乱して、押し出し四球でこの回、3失点。その後も、出る投手出る投手つるべ打ち。連敗続きで実戦から遠ざかっていた守護神・三瀬が9回に調整登板するも、緊張感のない場面と言う事でベニー松山に3ランを浴びて、今季初失点を喫する始末で今季初の逆3タテを食らう屈辱を味わった。ロッテは助っ人クリーンアップが9安打9打点と大爆発するなど、17安打15点の猛攻で20年ぶりの10連勝。先発・渡辺俊は12安打を浴びながらも、8回を3点に抑えて、ハーラー単独トップの5勝目をあげた。
FC宮城:悪の温床・楽天3勝5敗
L  110000010  3
E  001000100  2
勝:ハンニバル2勝3敗
負:一場0勝4敗
S:豊田2勝0敗7S
本:
片岡1
 またも打線の援護なし! 一場、好投虚しく4連敗!
偽りとは言え、自称昨年の日本一チームとは思えない程、悪の温床・楽天相手に毎度、大苦戦を強いられる西武。この日もルーキー・片岡のプロ初アーチなどで2回までに2点のリードを奪いながら、3回に高須,7回に山崎にタイムリーを許して、追いつかれる。悪の温床・楽天先発の一場に対して、3回以降追加点を奪えずにいたが、8回、フェルナンデスのヒット,カブレラの四球で無死一、二塁のチャンス。ベンちゃん,大島と打ち上げ、二死と追いつめられたが、中島がしぶとくショートへのタイムリー内野安打を放ち、勝ち越しに成功。ここから森−豊田と繋ぐ必勝リレーを展開し、辛くも逃げ切った。8回3失点と好投した一場だが、相変わらずの貧打線に泣かされ、4連敗となった。
札幌ドーム:日本ハム5勝3敗
Bs 100000000  1
F  13010000×  5
勝:江尻3勝1敗
負:黒騎士0勝4敗
本:実松1

 アルモンテ弟、決勝タイムリーで打率2割越え! 江尻、負傷降板も3勝目!
1−1で迎えた2回、日本ハムは二死走者なしからミスタースナイパー・坪井のヒットの後、アルモンテ弟がついに打率2割に到達となるタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。更に、続く実松がレフトスタンドへ1号2ランを叩き込み、この回、3点。4回にはこの日猛打賞の坪井のタイムリーで試合を決定付けた。先発。江尻は5回、先頭の阿部のセンター前ヒットに右手を差し出して人差し指を負傷。この回は何とか投げきって勝利投手の権利を得ると、リリーフ陣がヒットを浴びながらも、かわしきり、3勝目をゲット。偽バファローズ先発・黒騎士はまたも立ち上がりの悪さに泣いて、4連敗。