4月28日
甲子園:阪神2勝4敗
D  000010440  9
T  003311000  8
勝:平井2勝1敗1S
負:久保田1勝2敗4S
S:岩瀬1勝0敗8S
本:
T.ウッズ7
 名手・川相、ようやく今季初犠打! 川相効果で7点差跳ね返す大逆転!
今日も今日とて名手・川相にベンチを温めさせる落合監督のオレ流大チョンボ采配。これに動揺した先発の霊感投手・落合は4回6失点KOの大乱調。2番手・久本も打たれ、6回を終わって、大量7点のビハインドとなった。しかし、川相がおらずとも、最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日ナインはここから猛反撃を開始。7回、立浪のタイムリーと阪神の拙守につけ込み、4点を返して、井川をKO。続く8回には井端のタイムリーの後、ここで代わった抑えの久保田からT.ウッズがバックスクリーン左へ豪快な7号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。そして、9回、先頭のオチョアがヒットで出た所で落合監督はようやく名手・川相を代打で投入。前夜、ニックン(巨人)が2番のくせに今頃になって今季初犠打を決めたが、世界に名だたるバントの名手が開幕が23試合目のここまで0犠打。よりにもよって、ニックンに先んじてバントを決められてしまう屈辱となったが、そもそも企図機会を与えて貰えないのだから、いかに達人と言えども如何ともしがたい訳だそれでも、日々の鍛錬は決して怠らない名手・川相の技は微塵も錆び付いてはいなかった明らかにバントと警戒されている場面ながら、いともあっさりと打球を殺す芸術的犠打を決め、前人未踏の通算犠打記録を521へと更新。川相の職人技で勢いづく中日はこの後、谷繁がしぶとく粘って四球を選ぶと、続く代打・高橋光もしぶとい内野安打で出塁し、満塁のチャンス。しかし、ここで巧みに右へおっつけた荒木の痛烈な打球がファースト正面に飛んでしまうハードラックでホームゲッツーとなり、この回、惜しくも無得点。当然ながら、その裏から川相はサードの守備へ。腰痛を抱えて苦しい投球が続く守護神・岩瀬は走者を出しながらも川相がバックにいる絶大な安心感に支えられて、後続を断ち切り、8セーブ目。負ければ、阪神と同率に並ばれると言う危機を辛くも脱した。

 キーナートGM、アドバイザーへ降格! 田尾監督、首脳陣配置転換指令に猛反発!
泥沼の11連敗で夢の100敗ロードを驀進中の悪の温床・楽天
。圧倒的な戦力不足は分かり切っていた事なのに、まだ4月であるにも拘わらず、介入したくてたまらない悪の舞の海・三木谷オーナーがいよいよ動いた。日本が世界に誇る名手・川相の芸術的職人技を無価値と侮辱する様な男がGMをやっていては、現場が有効に機能する筈はないと今頃になって気付いたのか、単に、組閣をいじって何らかの対策は打ったと言う格好をつけたいだけなのかは定かではないが、獲得した助っ人が悉くハズレだった責任を取らせる形でマーティー・キーナート氏をGM職から解任させ、球団アドバイザーへと降格させる事を決定したのだ。オフならまだしも、ペナントレース真っ最中の今頃にGMをどうにかした所でさしたる効果があるとも思えないが、そんな事はどうでもいい様だ。更に、複数コーチの一、二軍入れ替えを軸にした首脳陣の配置展開の具体案を田尾監督に指示。これに対して、田尾監督は「首脳陣の人選は間違っていないと確信している」と猛反発。チーム全体が空中分解しかねないオーナーのいらぬ横槍に辛辣な表情を浮かべた。