4月7日
横浜:横浜2勝1敗
G  001002003  6
YB 00152330× 14
勝:土肥1勝0敗
負:カリメロ0勝1敗
本:
メカゴジラ1、村田1、キャプラー2、ハマのスペランカー1
 桑田、今年も地獄ローテ入り! 火だるまカリメロ、8失点KO!
ようやく今季初白星を掴んだとは言え、まだまだ課題は山積みの巨人。この日は前夜、気迫の投球を見せたにも拘わらず、理不尽にも5回で下ろされた桑田が、理不尽にも登録抹消とされ、今年も地獄ローテーション入りが内定。更に、投手陣崩壊の中、一度も投げていない為、ダメかどうかも分からないルーキーの三木までが理不尽に二軍に落とされたのに、ミセリはしっかり残すと言う訳の分からない悪太郎の起用法にナインの士気は低下する一方。しかも、前日、足を痛めた小久保がスタメンから外れるなど、どこもかしこも景気が悪い状態だったが、神懸かり的なチャンスブレイカーぶりでインケツパワーを貯めに貯めて貯めまくったニックンは初回のヒットに続き、3回にも二塁打と出塁。続くマッスル千代の富士がセンター前へ先制タイムリーを放ったものの、散々、空気を悪くしてきたニックンが少々活躍した所で勢いに乗れる筈もなかった。その裏、巨人先発・カリメロは4安打を集中され、あっさり追いつかれると、続く4回には相川の犠飛で勝ち越し点を献上。更に、メカゴジラの今季初アーチを浴びるなど、この回、大量5失点。5回には村田に2ランを叩き込まれて、8失点KOと言う体たらく。6回、巨人はキャプラーの2試合連続2号2ランで2点を返し、終盤の逆転劇に望みを託したが、ここで悪太郎・堀内監督は何を血迷ったか、桑田を二軍に落としてまで残したミセリを懲りずに起用。楽な場面だろうが、苦しい場面だろうが、根本的にボールが走らないミセリにとって、状況の変化が効果をもたらす筈もなく、メカゴジラのタイムリー,ハマのスペランカーの2ランで3失点とまたも炎上で試合をぶち壊してしまった。7回には4番手・隼人がつるべ打ちを食らって、3失点。巨人は9回に5連打で3点を返したものの、焼け石に水。桑田と三木を理不尽に降格させてまで投手陣をテコ入れした甲斐は全くなく、2カード連続の負け越しで再び単独最下位となった。横浜先発・土肥はプロ初完投勝利。
神宮:ヤクルト1勝2敗
D  010000001  2
S  01000120×  4
勝:坂元1勝1敗
負:小笠原0勝1敗
S:五十嵐0勝1敗1S
本:
寿司職人ラミレス2
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 連夜の粘り及ばず、連勝ストップ!
1−1で迎えた6回、ヤクルトは宮本の二塁打を足がかりに進塁打2本で勝ち越しに成功。続く7回にはようやく今季初安打の出た中井美穂の旦那・古田,城石のタイムリー二塁打で貴重な2点を追加。土壇場9回、ヤクルトは守護神・五十嵐を投入するも、最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日は一死から福留,オチョアと連打を浴びせて、二、三塁。ここで打席には代打・森野と前夜のVTRを見るかの様な展開だったが、流石に、同じ奇跡は2日続けては起きなかった。森野はセカンドゴロに倒れて、この間に福留が返ったものの、最後は谷繁がピッチャーゴロに打ち取られ、万事休す。川相を投入せずに、川相スピリットだけで連日、神懸かり的勝利を手にしようと言うのはあまりにも虫が良過ぎる話。使うべき時に川相を使わずにむざむざ白星を逃す試合を重ねていると、連覇への可能性が潰えてしまうのではないかと関係者は戦々恐々だ。
広島:広島1勝2敗
T  110003202   9
C  011103103× 10
勝:梅津1勝0敗
負:久保田0勝1敗
本:
尾形1、求道者・前田1、スペンサー2、矢野1、シーツ3,4、嶋1
 代打・浅井、サヨナラタイムリー! ルーキー・梅津、プロ初白星!
4戦連続9得点と打線好調の阪神はこの日も先制点をあげるなど、着々と加点。一方、地元開幕戦での逆3タテは何としても避けたい広島も粘り強い攻撃で応戦する打撃戦となった。7−7で迎えた土壇場9回、阪神は古巣相手に打ちまくっているシーツが2打席連続となる4号勝ち越し2ランを叩き込み、5戦連続の9点目をゲット。その裏、新守護神・久保田投入で逃げ切りを図るも、いきなり福地に痛打された後、嶋に2ランを浴びて、あっと言う間に同点。完全に流れを引き寄せた広島はこの後、一死満塁とチャンスを作ると、最後は代打・浅井がセンター前へ弾き返して、サヨナラ勝ち。9回表二死から登板したルーキー・梅津にプロ初勝利が転がり込んだ。