4月3日
第77回選抜高校野球大会:愛工大名電8−6神戸国際大付 神村学園4−0羽黒

東京ドーム:巨人0勝3敗
C  400110020  8
G  001204000  7
勝:ロマノ1勝0敗
負:シコースキー0勝1敗
勝:ベイル2S
本:新井1,2、阿部1、ローズ1、マッスル千代の富士2
 怒濤の一発依存野球炸裂! シコースキー、痛恨被弾で開幕3連敗!
川相不在の影響を遺憾なく発揮し、屈辱の連敗スタートをきった巨人。この日も先発・久保がいきなり3連打で先制点を許すと、リタイアしたラロッカに代わり、初スタメンの新井に3ランをぶち込まれる体たらく。ボールが飛ぼうが飛ぶまいが、川相がいない以上、一発に賭けるしかない巨人は3回に阿部,4回にローズ,6回にはマッスル千代の富士のアーチでジワジワと追い上げると、なおも二死満塁の場面で代打・ソーサ元木のタイムリーでついに逆転。しかし、8回、シコースキーがまたも新井に2ランを叩き込まれて、再逆転を許す有様。土壇場9回、巨人は先頭の代打・江藤がヒットで出ると、ガッツな貴公子・仁志が送って、一打同点のチャンス。しかし、ここで怒濤のチャンスブレイカー・ニックンは安易に打ち上げてしまう軽率なバッティングで相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。続くマッスル千代の富士が歩いて、長打が出ればサヨナラと言う場面を作ったものの、最後は破戒僧・清原がセカンドゴロに倒れて、ゲームセット。投壊に一発依存野球と言う昨年同様の展開で巨人は2年連続開幕3連敗となり、早くも単独最下位転落。一方、広島の開幕3連勝は12年ぶり。

ナゴヤドーム:中日2勝1敗
YB 010073201 14
D  022000011  6
勝:ゲーリー川村1勝0敗
負:中田0勝1敗
本:オチョア2、ピンキー井上1、古木1
 中田、プロ初勝利目前で無念のKO! ササキ様、8点リードでリハビリ登板!
2回に先制点を許したルーキー・中田を援護すべく、中日はその裏、オチョア,ピンキー井上の連続アーチですぐさま逆転。3回にもオチョア,ピンキー井上の連続タイムリーで2点を追加。中田は5回も簡単に二死を取り、プロ初登板初勝利の権利獲得まであと1人となったが、それがプレッシャーとなったか、ここから2四死球,3安打を許して、同点とされた所で無念のKO。更に、この後、鈴木が小池にタイムリー,高橋聡が古木に3ランを浴びて、この回、悪夢の7失点。接戦でササキ様投入を余儀なくされる展開になっては引退騒ぎになりかねんとばかりに横浜はこの後も着々と加点し、9回表を終わって、9点のリード。その裏、5番手・岸本が今季初打席となった名手・川相のショートゴロの間に1点を失うと、牛島監督は8点差の二死一塁と言う訳の分からない場面でササキ様を投入。幾ら自信を取り戻させる為と言っても、楽な場面にも程があるだろうと言うバカにしているかの様な起用法だったが、ササキ様は前夜落ちなかったフォークを投げるのが怖いのか、3球続けてのストレートで森野を空振り三振に斬ってとり、ゲームセット。腫れ物に触るかの様なササキ様の起用法も問題だが、8点ビハインドの9回の守備に川相を使うと言う落合監督の訳の分からない起用法にも疑問符がつく所。目に見えない川相効果にばかり依存せずに、目に見える川相効果も積極的に呼び込もうとしなければ、簡単に連覇とはいかないのではなかろうか。

<大阪ドーム:阪神2勝1敗
S  004100000  5
T  10060200×  9
勝:藤川1勝0敗
負:霊感投手・高井0勝1敗
本:霊感投手・高井1、宮本1、スペンサー1、シーツ1、キュラソ星人2
 霊感投手・高井、乱調でプロ初アーチ帳消し! シーツ、会心の逆転3ラン!
初回に先制点を許したヤクルト先発の霊感投手・高井は3回、プロ入り初となる一発で自らこれを取り返すと、これで打線に火がついたヤクルトは寿司職人ラミレスのタイムリー,金村弟の犠飛で一気に勝ち越し。4回にも宮本のソロアーチで4点のリードを貰い、楽になったと思われた霊感投手・高井だが、その裏、スペンサーに被弾してから突如、崩れ出し、シャア少佐,藤本に連続タイムリーを浴びてKO。更に、代わった河端がシーツに3ランをぶち込まれて、形勢逆転。阪神は6回にはキュラソ星人にも2号2ランが飛び出し、試合を決定付けた。先発のルーキー・能見は4回KOとなったが、リリーフ陣が踏ん張り、逃げ切った。
FC宮城:悪の温床・楽天2勝1敗
L  300000013  7
E  000001000  1
勝:オツ2勝0敗
負:ホッジス0勝2敗
本:カブレラ2,3
 カブレラ、2発5打点! 悪の温床・楽天、貧打線復活で最下位転落!
悪の温床・楽天に史上初の連敗を喫してしまうと言う球団史に大きな汚点を刻んでしまい、この儘では、インボイスへの身売りも時間の問題とあって、鬼気迫る表情で試合に臨んだ西武は初回からフェルナンデスのタイムリー,カブレラの2ランで電光石火の先制点をゲット。投げては先発・オツが5回まで僅かに1安打に抑える力投を展開。3点差で迎えた9回にはまたもカブレラがこの日2本目となる3ランでダメを押し、ようやく連敗がストップ。貧打に投壊と言う本来の試合運びで球団初の3タテは夢に終わった悪の温床・楽天は再び年間予約指定席・最下位へ転落した。
千葉マリン:ロッテ2勝1敗
H  200000000  2
M  00500000×  5
勝:小林宏1勝1敗
負:馬原1勝1敗
S:小林雅3S
 パスクチ、早くも再調整! 昇格の李、ダメ押しタイムリー三塁打!
チーム最多本塁打のパスクチを早くも見限り、李を昇格させたバレンタイン監督。2点ビハインドで迎えた3回、ロッテは今江,フクーラのタイムリー等で逆転すると、ここで李がバレンタイン監督の期待に応えるレフトオーバーのタイムリー三塁打を放ち、この回、一挙5点。このリードを小林宏−藤田−小林雅のリレーで守り抜き、ロッテはこの3連戦勝ち越し。小林雅は早くも3セーブ目をマーク。
札幌ドーム:日本ハム1勝2敗
Bs 001000000  1
F  02200001×  5
勝:伊集院光の弟子・金村1勝1敗
負:川越0勝1敗
本:木元2
 伊集院光の弟子・金村、1失点完投! 木元、ダメ押し2号!
悪夢の最下位転落に加え、正捕手・高橋信が左膝靱帯損傷で全治1ヶ月すると言う衝撃に見舞われた日本ハム。しかし、いつまでも悪の温床・楽天の後塵を拝する訳にはいかないとばかりに相手のミスに乗じて2点を先制すると、3回には青波の長瀬,稲葉のタイムリーで2点を追加。8回には木元がダメ押しの2号ソロ。先発の伊集院光の弟子・金村は連打で1点を失った3回以外は危なげのない投球を見せ、完投で今季初勝利。再び偽バファローズ,悪の温床と最下位タイで並んだ。