4月1日
第77回選抜高校野球大会:神戸国際大付15−1慶応 愛工大名電5−2天理


東京ドーム:巨人0勝1敗
C  100000003  4
G  100010000  2
勝:黒田1勝0敗
負:ミセリ0勝1敗
本:マッスル千代の富士1、ラロッカ1、緒方1

 ミセリ、いきなりの大炎上! 怒濤の拙攻拙守で最悪のスタート!
茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、球界の至宝・川相を失った事で無惨な試合を繰り返し、川相の移籍した中日にまんまと優勝をかっさらわれた巨人。この期に及んで川相の偉大さに気付いていないのか、はたまた病床にいながら、執拗に圧力をかけてくる茂雄の陰謀なのか、8億払ってでも中日から川相奪還を果たすべき所を小手先の電撃トレードで誤魔化す形で今季の開幕に臨む事になってしまった。いきなり先制点を許した巨人は結局、今年も川相不在では一発に賭けるしかないのか、マッスル千代の富士の一発で同点とすると、5回には阿部の幸運な内野安打で勝ち越しに成功。楽天への無償放出がささやかれる史上最悪二番打者のあの男は淡泊なバッティングで凡ゴロを量産と怒濤のチャンスブレイカー健在たる所をまざまざと見せつけており、二番が機能しない事で攻めあぐねていたが、7回、相手のミスから二死一塁のチャンスをゲット。ここで悪太郎・堀内監督は上原を下げて、理不尽に飼い殺されている清水を代打に起用するも、幾らヒットを量産しても、打たなくてもいいらしいキャプラーからスタメンを奪回出来る余地がないとあって失意の清水はシヨートへのハーフライナーに倒れて、結局、無得点。1点リードの儘、迎えた土壇場9回、未知数の新ストッパー・ミセリを送り込み、逃げ切りを図る巨人だったが、一死からラロッカの打球はバックスクリーンギリギリに飛び込む同点アーチ。更に、この後、求道者・前田をファーストゴロに打ち取りながら、破戒僧・清原はミセリと呼吸が合わせられずにヒットにしてしまう体たらく。ここで続く緒方には左中間スタンドへ勝ち越し2ランをぶち込まれ、ミセリはあえなくKO。その裏、黒田の前に三人で打ち取られ、守乱に拙攻に投壊の三拍子揃っての悪夢の逆転負け。抑え不在,川相不在と言う致命的欠陥が全く解消されていない事を開幕戦にして大露呈してしまった巨人は早くもV逸の危機に立たされた。
ナゴヤドーム:中日1勝0敗
YB 000000000  0
D  000000004× 4
勝:人斬り抜刀斎1勝0敗
負:ハマのチンピラ0勝1敗
本:オチョア1

 オチョア、川相ばりの粘り腰! セ・リーグ初の開幕サヨナラ満塁弾!
名手・川相効果で見事に日本一に輝いた中日。長らく達成されていないセ・リーグの連覇を目指し、大事な開幕戦を託されたのは昨年のMVP右腕・人斬り抜刀斎。発熱でダウンの多村を欠く横浜相手に走者を出しながらも、要所を抑え、9回まで無失点の好投を展開。一方、横浜先発のハマのチンピラ・三浦も8回まで無失点と相譲らぬ投球を見せ、試合は0−0の儘、9回裏に突入。ミスター延長11回とも言われる名手・川相が控えているだけに精神的に余裕のある中日は先頭の立浪が三塁打を浴びせると、ここで横浜はT.ウッズ,福留と歩かせる満塁策を選択。ここで打席に入ったオチョアはまるで川相が乗り移ったかの様にきわどい球を執拗にカットする粘り腰を見せた末の13球目を叩くと、これが左中間スタンドに飛び込む劇的なサヨナラ満塁弾。V2へ向けて、中日は最高の形でスタートを切った。
大阪ドーム:阪神0勝1敗
S  100002030  6
T  000100000  1
勝:石川1勝0敗
負:井川0勝1敗
本:キュラソ星人1、寿司職人ラミレス1

 岩村、3打点の活躍! 寿司職人ラミレス、ダメ押し3ラン!
12年ぶりとなるホームでの開幕戦と言っても、結局、センバツにより甲子園をジャックされているので、大阪ドームでの試合を余儀なくされた阪神に対して、ヤクルトは初回、岩村の犠飛で先制すると、同点で迎えた6回にはまたも岩村が勝ち越しの2点タイムリー。8回には寿司職人ラミレスの3ランが飛び出して、ダメ押し。投げては先発・石川が7回1失点の好投。8回からは石井−五十嵐と繋ぐ必勝リレーで苦もなく逃げ切った。昨年は5勝1敗とヤクルトをカモにした阪神先発・井川だったが、執拗に国外亡命を主張するなど、忠誠心ゼロとあっては、打線も援護する気になれないのか、阪神はキュラソ星人の一発による1点のみに終わった。
FC宮城:悪の温床・楽天1勝0敗
L  000400100  5
E  60210601× 16
勝:岩隈1勝0敗
負:岡本0勝1敗
本:礒部1、ロペス1、鷹野1、中島1

 礒部、配置転換でスランプ脱出! 貧打線返上の15安打16点!
早くも100敗ペースを越える負けっぷりに他球団のおこぼれを貰おうとすがりつく醜態を晒したフロントに怒り心頭の悪の温床・楽天。地元開幕戦は何とか飾りたいと唯一、勝ち目のある岩隈を投入する必勝体勢。岩隈相手にわざわざ霊感投手・松坂をぶつける事はないとばかりに岡本を投入してきた西武に対して、この日は絶不調の礒部を1番に入れる事で目先を変えた田尾監督だったが、これも奏功。礒部はいきなり球団創立初本塁打となる先頭打者アーチを叩き込み、ようやく今季初安打をマークすると、これで勢いづいたか、ロペスにも2ランが飛び出すなど、この回、一挙6点。この後も今までの貧打ぶりが嘘の様に着々と加点した悪の温床・楽天は15安打16点と打線爆発で連敗脱出。大量援護に気が緩んだか7回5失点に終わった岩隈だが、本来、さして点のいらない岩隈登板時に無駄打ちしてしまうのは何とも効率が悪い。本当に点が欲しい他の試合に果たして、反動が出ないかと心配されている。
千葉マリン:ロッテ1勝0敗
H  000000000  0
M  10100030×  5
勝:清水1勝1敗
負:和田1勝1敗
 清水、無四球完封勝利! ソフトバンク、打線沈黙で今季初黒星!

依然として無敗と絶好調のソフトバンク。この日は3試合ぶりに主砲・松中も復帰し、先発には開幕戦で好投の和田と万全の体勢で臨んだが、不安定な立ち上がりの和田はベニー松山のタイムリー等で序盤から2失点。主導権を握ったロッテの先発・清水は制球,キレ共に抜群でソフトバンク打線を翻弄。結局、散発4安打無四球の好投で完封勝利。ソフトバンクは6戦目にして今季初黒星となった。
札幌ドーム:日本ハム0勝1敗
Bs 320020000  7
F  000104000  5
勝:光原1勝0敗
負:ミラバル0勝2敗
S:山口2S
本:
SHINJO1

 ミラバル、7失点KOの大乱調! SHINJO、満塁弾も空砲に!
悪の温床・楽天が岩隈先発とあって、負ければ、単独最下位の危機に立たされた偽バファローズ。卑劣な合併後に篩い落とした選手達を初めとしたよせ集め軍団より下に位置する訳にはいかないとばかりに、初回から北川,塩崎のタイムリーで3点を奪うと、続く2回にも2点を加える先制パンチ。更に、5回にも3長短打で2点をあげ、ミラバルをKO。日本ハムはSHINJOのグランドスラムで2点差まで詰め寄ったが、及ばず。再び3球団が最下位タイに並ぶ展開に逆戻りした。偽バファローズ先発の光原はルーキー一番乗りとなる白星をマーク。