球界トピックス

11月6日 マスターズ・リーグ:福岡4−3大阪


日米野球第2戦:東京ドーム:全米2勝0敗
全日本 020010000  3
全 米 11010002×  5
[日]:渡辺俊(M)−小林宏(M)−●石井(S)−横山(F)
[米]:ローシュ−シールズ−ウィリス−カレーロ−○リーツマ
本:クロフォード1、オルティズ1
 川相不在で怒涛の拙攻三昧! 横山、失意のリリーフ失敗!
かつて驚異のテクニックを見せつけ、メジャーを震撼させた日本球界の至宝・名手・川相(中日)が茂雄の陰謀により、メンバーから外される悪夢の展開となった日米野球。案の定、川相不在を象徴するかの様な拙攻三昧で第1戦に大惨敗した事で、急遽、川相がメンバーに加えられる事が期待されたが、メジャーのレベルは桁違いなどと勘違いした国外亡命希望者の更なる増加を助長し、日本球界が崩壊の危機に陥る事より、川相をシメる事を重視する茂雄の包囲網はこの日も突破出来ず、またも川相不在と言うベストオーダーには程遠い布陣での戦いを余儀なくされた。いきなり初回から、一、二塁のチャンスを逃し、川相不在を痛感させられた全日本の先発・渡辺俊(ロッテ)はその裏、クロフォード(デビルレイズ)にライトスタンドへ先頭打者アーチをぶち込まれ、早くも先制点を献上。1点を追う全日本は直後の2回、フクーラ(ロッテ),中島(西武)のヒットで二死一、二塁とチャンスを作ると、シャア少佐(阪神)がライト線へ走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせて、逆転に成功。なおも追加点のチャンスだったが、ゼブラ今岡(阪神)は空振り三振に終わり、2点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。すると、その裏、全米は一死二、三塁からウィルソン(パイレーツ)のショートゴロの間に1点を返して、あっと言う間に試合は振り出しに。追い付かれた全日本は3回、先頭の岩村(ヤクルト)がヒットで出るも、続くJ.マッケンジー(ダイエー)はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。4回もあえなく三者凡退とまたまたまた川相不在の弊害を露呈怒涛の拙攻三昧に落胆の色を隠せない渡辺俊に対して、全米はその裏、先頭のオルティズ(レッドソックス)がライトスタンドへ推定飛距離160mの特大アーチをぶち込み、勝ち越しに成功。しかし、直後の5回、全日本は二死二塁から岩村のタイムリーで再び同点。その後も全日本は6回に二死一、三塁,7回に無死三塁とチャンスを掴みながら、悉く後続を断たれると、8回には先頭のベンちゃん(西武)をヒットで出しながら、続くフクーラのピッチャーライナーでゲッツーを食らう最悪の展開で、この回も無得点とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。6回から小林宏(ロッテ)−石井(ヤクルト)と繋いで、必死の防戦を続けていた全日本だったが、8回裏、二死一、三塁のピンチに4番手・横山(日本ハム)がマルティネス(インディアンズ),ウィルカーソン(エクスポズ)と連続タイムリーで勝ち越しの2点を献上。土壇場9回、全米5番手・リーツマ(ブレーブス)の前に3人で片付けられ、万事休す。川相不在による怒涛の拙攻三昧で敗れるべくして敗れた全日本はこれで2連敗。更なる亡命希望者続出で日本球界崩壊の危機を打開する為にも一刻も早く名手・川相がメンバーに加えられる事を祈るばかりだ

 ダーティイメージ倍増! 一場、自由獲得枠で楽天入り内定!
巨人,横浜,阪神からの裏金授与問題発覚で路頭に迷っていた明大・一場が楽天に自由獲得枠で入団する事がほぼ確実となった。楽天と言えば、悪の三巨頭から指令を受けたライブドア殲滅の刺客として、嫌がらせとしか言いようのない数々の悪質なパクリ戦略で新規参入を果たした悪の温床入団前からダーティーなイメージに染められてしまった一場だけに、毒を以て毒を制すがごとく、悪の温床に自ら足を踏み入れるしか選択肢はなかったのか!? 第2の裏金問題発覚後も日本ハムを初めとする数球団が獲得に興味を示していたが、ここに来て、ダルビッシュ(東北高)の獲得を最優先事項として、1巡目の枠を使う事になった日本ハムが自由獲得枠での獲得を断念。楽天も地元・宮城県のスターであるダルビッシュ獲得に意欲を燃やしていた筈だったが、抽選で逃す可能性のあるダルビッシュより、確実に獲得出来る目先の一場に走ったと思われる。「プロ野球はややこしくて関わりたくない」とほたえてから僅か3ヶ月で参入してくる様な首尾一貫としない方針は相変わらずの様子だ。

 コクド、西武球団の身売りを打診! ライブドアも候補に!
長年、水島新司の呪いに苛まれてきた西武がいよいよ身売りの危機に追い込まれている。西武鉄道グループの中核会社・コクドが100%子会社である西武ライオンズの売却を数社に打診していた事が明らかになったのだ。星野球団代表は「売却と言う事実はありません。一部報道があったからと言ってコメントする必要はない」と身売りの可能性を否定しているが、堤前オーナー辞任の引き金となった有価証券報告書への虚偽記載以降、西武鉄道株の買い戻し要請が殺到して、株価が急落、財務体質が悪化の一途を辿っている事から、球団売却に踏み切ったと見られている。京セラ,ユニクロ,テレビ朝日等の名前が噂される中、堤前オーナーと繋がりを持つ楽天を刺客として、新規参入を阻止したライブドアにまで打診していたと言うから、事態は相当に切迫している様子。しかし、自分達が苦しい立場であるにも拘わらず、売却額に200〜250億円と言う高額を提示。これまた身売りが囁かれるダイエーの売却額の相場は100億円と言われているが、ダイエーの約半分の観客動員数しか稼げていない西武の資産価値を考えれば、200億超の売却額はぼったくっているとしか言いようがない。また、交通手段として西武鉄道を利用する西武吹き抜けドームを本拠地として引き継ぐとなると、西武グループのイメージが抜けない事かもあって、容易に買い手がつくとは言いきれない状況だ。実際、新規参入の審査中であった10月末に打診を受けたライブドアも高額な売却額に加えて、新規参入の可能性が残っていた事もあって、とりあえず見送ったと言う。