球界トピックス

11月4日


 中村GM、プロテクト選手のリスト提出! 礒部は除外濃厚!
この日、オリックス・中村GMは東京・内幸町のコミッショナー事務局を訪れ、ファンを無視し、選手を無視し、多くの裏方さんが路頭に迷う事も厭わずに強引に成立させた近鉄との合併により生まれる新球団のプロテクト選手となる25名のリストを提出。中村GMは「強力投手陣中心と言う事がまず念頭にあった」と投手重視の編成を示唆したものの、具体的な選手名は一切、挙げる事はなかった。ポスティングシステムによる国外亡命が決まった中村の他、プロテクト入りを難色を示していた岩隈も含まれていると思われるが、合併の際に涙の会見を行い、プロテクト入りに激しい拒絶感を抱いていた礒部は除外されたと見られている。ただし、岩隈も「気持ちは変わっていない。(プロテクトに入っていたら)トレードを要望する事になる」と語っており、波乱の展開は必至だ。また、悪質なパクり戦略により、ライブドアを叩き潰して、新球団枠を強奪した楽天に対しては、プロテクトから外れた近鉄,オリックスの選手リストを提出。8日に実施される分配ドラフトについて、悪の温床・キーナートGMは「ワクワクしている。早く明日の編成会議を迎えたい。最初に取る20人については即戦力になる選手が中心」と、コメントを残した。

 八戸大・三木,自由獲得枠で巨人へ! 阪神は松下電器・岡崎を獲得!
明大・一場への裏金譲渡が発覚した巨人,阪神の両球団がこの日、揃って、一場の穴を埋めた。巨人は八戸大・三木均投手(22)を自由獲得枠で入団させる事を決定。150km近い速球を武器に6月の全日本大学選手権で準決勝進出を果たした三木は即戦力右腕として、先発ローテ候補の一角として期待を寄せられている。一方、阪神は松下電器・岡崎太一捕手(21)を獲得を決定打撃に課題は残るが、強肩が売りの岡崎はポスト矢野として、数年後の成長を期待されている模様。両選手共に、コミッショナー事務局から契約締結内定選手として公示された。裏金問題の代償は微々たる制裁金とオーナーの首をすげ替えただけに過ぎず、何事もなかった様に、一場に行使しなかった自由獲得枠を平然と埋めてくる辺り、両球団にはさしたる反省の色は見えない。一場がそうであった以上、三木や岡崎にも裏金が渡ったのではないか?と色眼鏡で見られる試練がつきまとうだろう。将来性溢れるルーキーが余計な雑音で潰されない事を祈るばかりだ。