球界トピックス
１０月１４日
広島：広島13勝13敗
ＹＢ ０３００１００００ ４
Ｃ ０００００００００ ０
勝：吉見７勝５敗
負：小山田４勝３敗
ベテラン３人の惜別試合！ 福地、最後の最後でノーヒットノーラン阻止！
今季限りで引退となる忍者・瀬戸，来季の戦力外を通告している西山，町田を一軍に昇格させ、今季最終戦を迎えた広島。長年、広島を支えたベテラン勢のお別れ試合となる筈が、それどころではないドラマチックな展開が待っていた。負ければ、３年連続の最下位が確定するとあって、必死の横浜は２回に、石井タクローの２点タイムリー等で３点を先制すると、５回には多村のタイムリー二塁打で４点目を追加。投げては先発・吉見が６回まで四球を１つ与えただけのノーヒットピッチングを展開。セ・リーグ打率１，２位の嶋，ラロッカを欠くとは言え、この儘では終われない広島は７回、二死走者なしから、来季は阪神への移籍が濃厚な町田が代打で登場するも、レフトフライと凡退。続く８回も３人でひねられる始末。９回表に入った所で石原に代わって、忍者・瀬戸が現役最後のマスクを被る。少しでも長くグラウンドにいたい瀬戸の気持ちを知ってか知らずか、４番手・広池は四球を連発。忍者・瀬戸も得意の「忍法・微塵隠れ」を炸裂させるどころか、自ら捕逸を犯してしまうなど、二死満塁のピンチを迎えながら、最後は村田をファーストフライに打ち取り、ピンチを脱出。そして、迎えた９回裏、先頭の代打・浅井は一、二塁間の深い所へ転がるゴロ。あわや内野安打と言うこの打球もセカンド・北川の好守に阻まれ、まず一死。ここで巨人が獲得を狙っていると言う噂の西山が代打で登場。広島での最後の打席でノーヒットノーラン打破の大仕事…といきたかったが、詰まった当たりのショートゴロとなって、二死。いよいよ快挙達成まであと一人と言う所で今季、ここまで１８打席ノーヒットと言う福地が左中間へ痛打。打球は懸命に背走するレフト・古木のグラブを僅かに越えるエンタイトル二塁打となり、最後の最後でノーヒットノーランを阻止。一気に完封も打ち破りたい所だったが、尾形はレフトフライに倒れて、ゲームセット。最後は選手全員がベンチから出て、スタンドのファンに挨拶。今季限りでチームを去る３人に暖かい拍手が送られた。
ライブドア、オマリー監督正式発表！ 公開ヒアリングでは嫌がらせ攻勢に苦戦！
新規参入を目論むライブドア・堀江社長はこの日、都内のホテルで会見を開き、楽天の嫌がらせを振り払って加盟を果たした際の監督として、日本一下手な「六甲おろし」のＣＤを出した事で定評のあるトーマス・オマリー氏（４３）を就任させる事を正式に発表した。現在、阪神・駐米スカウトの職に就いているオマリー氏だが、阪神からは了承を貰っており、障害はない。会見に臨んだオマリー氏は「日本で監督をすると言う長年の夢が叶おうとしている。（楽天の嫌がらせにより）不確定な状況だが、希望に満ちている」と、笑顔でコメント。また、この日は第２回の公開ヒアリングも行われたが、ライブドア潰しに躍起になる巨人・清武代表が審査基準にある「公共財としてふさわしい企業、球団か」と言う点で排除しようと、ここぞとばかりにアダルト系の事業に関して集中攻撃を敢行。まず、インターネット関連事業のアダルトサイトに関して、自らの性欲を満たせ、ライブドアも潰せて、一石二鳥とばかりに大喜びで無修正画像もあるサイトをチェックし、画像までダウンロードして、証拠書類を作成する用意周到ぶり。堀江社長は「自動的に取り締まるのは技術的に難しい。見逃している訳ではないが、排除するのは難しい。容認しなければ、ネットサービスが成り立たない」と苦しいコメントで返すのが精一杯。更に、ライブドア潰しに燃える清武代表は、自らの性欲を満たせ、ライブドアも潰せて、一石二鳥とばかりに大喜びで、製作・販売がライブドア名義となっているアダルトゲームソフトを購入して持参。これに対して、堀江社長は「流通を担っているだけで製作はしていない。製作会社が小さい所なので、ライブドアが製作・販売と表記しないと扱ってくれない」と、これまた苦しい弁明。駅売り版では、程度が軽かろうと、毎日、エロ記事を掲載している新聞で稼いでいる企業が２社も存在している球界に入るのに、たかだか、全体の０．２％の売上高しか占めていないアダルトソフトについて、ここまでツッコまれる筋合いはないと切り返す余裕はなかった。更に、横浜・山中専務からは現在継続中の裁判の有無について問われ、「民事，刑事共にある」として、詳細を説明させられるなど、ネガティブな要素ばかりに時間を割かれ、球場改修計画等、ポジティブな要素について、軽くしか触れさせて貰えない有様。しかも、公開ヒアリングは今回で最後とあって、巻き返すチャンスもない。あからさまな嫌がらせ攻勢に堀江社長は顔をしかめるしかなかった。