球界トピックス

10月13日


 西武鉄道、有価証券報告書にミス発覚! 堤オーナー、引責辞任へ!
悪の三巨頭の一角・西武・堤オーナーが辞任する意向を示した西武鉄道が関東財務局に提出した有価証券報告書に、筆頭株主であるコクド及びコクドの子会社・プリンスホテルの保有比率が大幅に誤って記載されていた事が発覚。両社が個別に管理していた個人名義の西武鉄道株が業務全般の再点検で実質的に両社の所有だった事が分かり、2004年3月期の保有比率は、コクドが43.16%→64.83%に、プリンスホテルが0.98%→4.20%へと訂正された。これを受けた東京証券取引所は株式事務に不備があり、上場廃止基準に該当する恐れがある事から、西武鉄道株を監理ポストに割り当てる事を発表。コクドの会長である堤オーナーはこの件に関して、責任を取る形でコクド会長を初め、西武鉄道グループの全役職を辞任する意向で、西武のオーナー職も16日から始まる中日とのオープン戦終了後に退く方針を固めた。裏金問題発覚で引責辞任したナベツネに続き、またもや不祥事によって、悪の三巨頭の一角が球団職から退任。しかし、ナベツネが依然として、球界に強い影響力を残している事は誰の目にも明らかであり、堤オーナーとて、その可能性は否定出来ず、球界から悪の芽が摘まれる日までは、しばらく時間がかかりそうだ。 

 SHINJOの通訳・小島氏、ライブドアの暫定GMに就任!
新規参入を目論むライブドア・堀江社長が仙台市内で会見を行い、アトランタ五輪の日本代表や横浜で通訳や広報を務め、宇宙人・SHINJO(日本ハム)の亡命時の通訳も務めていた小島克典氏(31)を暫定GMとして、就任させた事を発表した。「若くて機動力のあるフロントを目指した。アメリカでワールドシリーズを経験するなど、日米両球界に通じ、外国人選手の獲得に役立つ」と、堀江社長から大きな期待を受けている小島氏は当面、選手獲得やスタッフの人選を担当。正式なGM候補とは現在、交渉中の段階だが、就任が決まった際には、小島氏はGMのサポート役に回る方針だ。また、スカウティングディレクターとして、西武,横浜で二軍監督を務めた日野茂氏(59)の就任も発表。監督就任が噂されるトーマス・オマリー氏も来日し、正式発表は秒読み体勢に入っていると見ていいだろう。

 楽天・田尾監督、正式就任発表! 東北でのチーム作りに意欲!  
楽天・三木谷社長は、この日、都内のホテルで記者会見を開き、新規参入を果たした際の監督として、田尾安志氏(50)と3年契約を結んだ事を正式に発表。悪の三巨頭と結託し、ライブドア潰しに躍起になっている上、悪の温床・マーティー・キーナート氏をGMとして迎えるなど、ダーティーなイメージが先行。宮城県民のアンケートでも支持率が一桁と、(ライブドアを潰しうる存在と言う意味で)三巨頭を初めとする老体経営者にしか歓迎されていない状況に、楽天側はイメージアップを図るべく、当初、掛布雅之氏に就任を打診。しかし、球界屈指の川相派である掛布氏が反川相派であるキーナート氏などと、うまくやっていける筈もなく、難色を示されていた。田尾氏は当初、掛布監督をサポートするコーチとしての打診を受けていたとの事だが、急遽、路線変更となった。指導者経験こそないものの、打撃理論に定評があり、甘いマスクで人気面もフォローしうる田尾氏は「非常に魅力的な話。選手がやり易い環境を作りたい。東北は野球が熱心な所。ファンの要望に応えて魅力ある球団にしたい」と抱負を語った。掛布氏は、まだ正式に断りを入れていないばかりか、2度目の会談要請を受けていた矢先、何の連絡もなく一方的に路線変更をかました楽天に対して、強い不快感を示している。

 R.F.デニー、国外亡命目指し、今季限りで退団へ!
水島新司が描いても、本人と判別出来る事で定評のあるR.F.デニーが国外亡命を図るべく、今季限りで退団する事が明らかになった。今季のR.F.デニーは21試合に登板し、0勝1敗、防御率4.61と何も特筆する事もない成績で、後半戦は延々ファーム暮らし。それでいながら、どこに根拠があるのか「亡命先でも通用すると思う」と、何故か、自信満々。「チャンスを貰える球団ならどこでもいい」と、移籍先には拘らない方針だ。来季も契約更新する予定だった横浜は慰留を図ったものの、亡命の意志が固い事から、自由契約とする方針となった。

甲子園:阪神12勝16敗
YB 014001000  6
T  000001000  1
勝:土肥5勝5敗 負:福原10勝15敗
本:村田15