球界トピックス

10月11日


オープン戦:福岡ドーム:ダイエー2勝3敗
L  0000030001  4
H  0001000110  3
勝:豊田1勝0敗1S
負:三瀬0勝1敗1S
S:ハンニバル0勝1敗1S
本:J.マッケンジー3、井口3
 ダイエー、無念の日本シリーズ出場辞退! 中日、50年ぶりの日本一!
V2を果たしたダイエーが名手・川相を擁する難敵・中日との日本シリーズまで間が空いてしまった事で、調整の為に取り入れた西武とのオープン戦最終戦。負け越したら、日本シリーズの出場を辞退する決死の覚悟で臨むダイエーの先発・新垣は3回までノーヒットに抑える好投を展開。4回二死から、カブレラ,ベンちゃんと連打を浴び、この試合初めてのピンチを迎えるも、貝塚をセカンドゴロに打ち取って、ピンチ脱出。一方、中3日での強行登板となる西武先発の霊感投手・松坂に対して、3回まで1安打と抑え込まれていたダイエーはその裏、二死走者なしから、J.マッケンジーが左中間スタンドへ3号ソロを叩き込み、ついに均衡を破る先制点をゲット。更に、バルデスが歩いた後、ズレータの打球はライトオーバー。一塁走者・バルデスは一気に三塁を蹴ったものの、野田のブロックの前に間一髪タッチアウト。1点を追う西武は6回、先頭の赤田がレフト前へ弾き返すと、フェルナンデスが歩いて、一、二塁。カブレラのファーストゴロの間に走者はそれぞれ進塁した後、ベンちゃんが敬遠されて、一死満塁となった所で代打・礒?の打球はレフトフェンスを直撃。赤田に続いて、フェルナンデスも一気に生還し、逆転に成功。更に、中島が敬遠されて、再び満塁となった所で野田がレフトへきっちりと犠飛を打ち上げ、3点目。1点を追うダイエーは7回、鳥越の四球,柴原のヒットで二死一、二塁のチャンス。ここで代打の切り札・大道を投入するも、大道はレフトフライに倒れて、二者残塁。しかし、続く8回、先頭の井口がバックスクリーン右へ3号ソロをぶち込んで、1点差。一死後、J.マッケンジーが歩いた所で西武は早くも守護神・豊田を投入。ここで豊田はバルデス,ズレータを連続三振に斬ってとり、このピンチを脱出。そして、迎えた土壇場9回、ダイエーは先頭の鳥越の打球はレフトオーバー。果敢に一塁を蹴った鳥越は執念のヘッドスライディングで二塁打とすると、続く川崎がきっちり送って、一死三塁。ここで柴原が三遊間を破るタイムリーを浴びせ、鳥越が同点のホームイン。更に、二死後、井口の詰まり気味のフライが深めに守っていたライトの前にポトリと落ちる幸運な二塁打となり、二、三塁。しかし、このオープン戦に入ってから絶不調に陥っている松中はセカンドゴロに倒れて、試合は延長に突入。10回からマウンドに上がったダイエー守護神・三瀬に対して、西武は先頭の小関の叩き付けた打球が大きく跳ね上がり、ファースト・松中の頭上を越える二塁打。赤田の犠打の後、フェルナンデスが敬遠されて、一死一、三塁となった所で、代打・犬伏(土佐丸高校出身)がセンターへ犠飛を打ち上げ、タッチアップで代走・高波が勝ち越しのホームイン。その裏、西武6番手・ハンニバルの前にJ.マッケンジーがセンターフライ,バルデスがファーストゴロに倒れて、二死。一発のあるズレータが半ば敬遠気味に歩かされた後、鳥越がセカンドゴロに倒れて、ゲームセット無念の負け越しとなったダイエーは日本シリーズの出場を断念する事となり、この瞬間、中日の50年ぶりとなる日本一が決定。尚、16日からの日本シリーズだが、折角の準備が台無しになるのは勿体ないと、辞退したダイエーに代わり、西武とのオープン戦で穴を埋める事が決まった

神宮:ヤクルト13勝13敗
T  310210000  7
S  000101010  3
勝:井川14勝11敗 負:藤井4勝6敗
本:鳥谷3、宮本11、志田3

横浜:横浜8勝18敗2分
D  170100001 10
YB 000000200  2
勝:小笠原2勝2敗 負:マレン7勝10敗
本:村田14