球界トピックス

10月10日


オープン戦:福岡ドーム:ダイエー2勝2敗
L  000000100  1
H  00030100×  4
勝:ホンコン倉野1勝0敗
負:帆足0勝1敗
S:三瀬1S
本:川崎1、ベンちゃん2
 
鳥越、先制タイムリー! ホンコン倉野、6回零封の好投!
V2を果たしたダイエーが名手・川相を擁する難敵・中日との日本シリーズまで間が空いてしまった事で、調整の為に取り入れた西武とのオープン戦第4戦。調整試合とは言え、手を抜かない様、負け越したら日本シリーズの出場辞退を表明している事から、最早、1つも負けられない所まで追い詰められているダイエーの先発・ホンコン倉野は4回まで無失点と気迫の好投を展開。一方、西武先発・帆足の前に3回まで4安打を放ちながら、攻めあぐねていたダイエーだったが、4回裏、一死から、J.マッケンジーのヒット,ズレータの死球,バルデスのヒットで満塁のチャンス。ここで鳥越,川崎,出口と3連続タイムリーを浴びせて、3点を先制。6回には川崎がライトスタンドへソロアーチをぶち込んで、貴重な1点を追加。7回から、ホンコン倉野の後を継いだ2番手・山田がベンちゃんに一発を放り込まれたものの、後続をしっかり断ち、9回には守護神・三瀬がピシャリと抑えて、逃げ切りに成功。ダイエーはこれで2勝2敗のタイに持ち込んだ

甲子園:阪神17勝10敗1分
G  010000200  3
T  33000200×  8
勝:三東5勝0敗
負:久保7勝6敗8S
本:江藤4
 巨人、大惨敗で最終戦終了! 代打の神様・八木、引退試合で有終の美!
一発が出ないと如何ともしがたい無様な野球を延々と続けていた巨人の2004年もいよいよ最終戦。相変わらず、川相不在のヘッポコバックを背負わされて、不安感一杯の投手陣はこの日も壊滅的な状態で先発・久保が初回、キュラソ星人,悠久の若虎・桧山のタイムリーと、自らの暴投等で3点を献上。2回にはニックン十八番のヘッポコエラー等で満塁のピンチを迎えると、ゼブラ今岡の押し出し四球,悠久の若虎・桧山のタイムリー二塁打等でまたも3点を失い、この回限りで失意のKO。6回には2番手・真田がシャア少佐にタイムリー三塁打を2点を失い、8点目を献上。2回に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した江藤の4号ソロであげた1点のみと、相変わらずの一発依存症ぶりを見せつけていた巨人は7回、阪神3番手・藤川に対して、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振した代打・ボン野村の犠飛,ガッツな貴公子・仁志のタイムリー二塁打で2点を返したものの、反撃はここまで。8回から安藤,9回から久保田と繋ぐ阪神の継投の前にいずれも3人ずつで打ち取られ、ゲームセット。怒涛の拙攻三昧に投手陣崩壊と敗れるべくして敗れた巨人最後の最後まで川相不在の弊害を露呈する形で今季の全日程を終了した。尚、8回裏、今季限りでの現役引退を表明している代打の神様・八木が代打で登場。大きな歓声に迎えられて、打席に入った八木は右中間へ弾き返す会心のヒットを放ち、最後の打席も代打の神様の本領を発揮。9回には一塁の守備につくと、最後の打者・吉川がピッチャーゴロとなって、久保田からの送球をキャッチする形でウイニングボールをゲット。最後はナインからの胴上げを受け、5度宙に舞った。

神宮:ヤクルト15勝13敗
D  042102301 13
S  010111000  4
勝:人斬り抜刀斎17勝7敗 負:ゴンザレス4勝2敗
本:谷繁18、渡辺2、岩村43、城石4

横浜:横浜12勝13敗
C  010000000  1
YB 000000000  0
勝:永川3勝4敗4S 負:セドリック7勝4敗 S:大竹6勝5敗17S
本:新井10