球界トピックス
10月1日
ナゴヤドーム:中日18勝9敗
C 010000000004 5
D 100000000001 2
勝:大竹6勝5敗14S
負:バルデス1勝1敗1S
本:ラロッカ40、緒方26
落合監督、怒涛の大チョンボ采配炸裂! 5年ぶりの優勝決定も大惨敗!
雨と落合監督の大チョンボ采配により、優勝に王手をかけてから、2日間足踏み。幸か不幸か地元胴上げのチャンスを迎え、何としても自らの勝利で優勝を決めたい中日は初回、広島先発・小山田の立ち上がりを捉え、先頭の荒木がセンター前へ弾き返すと、続く井端が左中間突破のタイムリー二塁打を浴びせて、電光石火の先制点をゲット。しかし、直後の2回、中日先発・グスマンは先頭のラロッカにレフトスタンドへ40号ソロを叩き込まれて、試合は振り出しに。この期に及んで、名手・川相にベンチを温めさせる落合監督の大チョンボ采配により、イマイチ、歯車の噛み合わない中日は3,4回とヒットの走者を出しながら、あと一本が出ず。一方、川相不在を補うべく、立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードを続けるグスマンも毎回の様に走者を背負う苦しい展開ながら、要所を抑える粘りの投球で5回まで追加点を許さない。1−1の儘、迎えた5回裏、中日は先頭の谷繁がライト前ヒットで出塁。ここで落合監督は飛ばし過ぎで疲労困憊のグスマンを早くも引っ込め、川相がピンチバンターで登場か…と思いきや、出てきたのは、ボンジュール大西。川相道場で指南を受けているボンジュール大西はきっちり犠打を決めたものの、犠打を決めただけで球場全体をヒートアップさせるだけのカリスマは秘めておらず、荒木,井端と内野ゴロに打ち取られて、結局、無得点とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。6回からは霊感投手・落合、8回からは岡本と小刻みな継投で広島の反撃をかわしてきた中日は8回裏、先頭の岡本に代わり、いよいよ日本球界の至宝・川相を投入か…と思いきや、出てきたのは日本ではなく、キューバ球界の至宝・リナレス議員。しかし、リナレス議員はどん詰まりのショートゴロに倒れ、気迫の全力疾走もあと一歩及ばず、まず一死。続く荒木も倒れて、二死走者なしとなった所で井端が右中間突破の三塁打を浴びせ、勝ち越しのチャンス。ここで打席にはこの日は3タコながらも、勝負強さでは定評のある立浪。しかし、広島バッテリーはライトスタンドの大ブーイングの中、立浪を敬遠して、オチョアとの勝負を選択。怒りに燃えるオチョアは激振するも、痛烈なライナーは三塁真正面に飛ぶハードラックで二者残塁。土壇場9回、中日は先頭の森野がライト前ヒットで出塁。ここでついに職人・川相がピンチバンターで登場か…と思いきや、その儘、渡辺が打席へ。川相道場で指南を受けている渡辺はきっちり犠打を決めた後、ショーゴーが歩かされ、一、二塁。谷繁がセンターライナーに倒れて、二死となった所で岩瀬に代わって、今度こそ名手・川相を起用か…と思いきや、ここで試合を決めてしまえばいいものを落合監督は延長の可能性を危惧したか、岩瀬をその儘、打席に送る大チョンボ采配を敢行。流石に、荷が重いか、岩瀬はピッチャーゴロに倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈し、試合は延長に突入。川相を起用しない落合監督の理不尽な采配への不信感と、自らチャンスを潰した事で動揺を隠せない岩瀬は直後の10回、先頭の野村にライト前へ痛打されると、続く石原のバントを二塁へ悪送球し、無死一、二塁の大ピンチ。しかし、ここで代打・小山田の一塁線へのバントを渡辺が素早く処理して、三塁で刺す好プレー。これで落ち着きを取り戻した岩瀬は森笠を打ち取ると、シーツを歩かせて、満塁となった所で首位打者・嶋を三球三振に斬ってとり、辛くもピンチ脱出。その裏から登板の広島2番手・大竹に対して、中日は一死から井端がこの日4本目となるヒットで出塁。続く立浪はショートゴロに倒れるも、スタートを切っていた井端は二進し、ゲッツーを回避。続くオチョアがショートへの内野安打を放ち、一、三塁となった所で満を持して、ベテラン・川相を送り込むか…と思いきや、出てきたのはピンキー井上。しかし、ピンキー井上は中途半端なスイングで空振り三振に倒れ、二者残塁とまたまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。ここで、空気の読めない男・ニックン(巨人)がヤクルト相手に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに無茶振りで嫌がらせの逆転3ランを放った事がオーロラビジョンで知らされる。神宮よりも先に試合を決めるべく、かなり早いテンポで試合を進めていたと言うのに、落合監督の大チョンボ采配により、無駄に長引いた事が致命傷になりかねないと、スタンドは騒然。直後の11回、この回からマウンドに上がった5番手・平井は先頭の東出を歩かせるも、続く緒方のバントを軽快なフィールディングで捌き、二塁を封殺。更に、一塁もアウトとなり、ゲッツーを完成。この後、新井にあわやスタンドインと言う右中間フェンス最上部直撃の二塁打を浴びると、野村を敬遠して、一、二塁となった所で広島ベンチは鈴木一朗(マリナーズ)もシャッポを脱ぐ天才打者・求道者・前田を代打に投入。流石にこういう場面ではやる男・前田はセンター前へ会心のヒット。二塁走者・新井は三塁を蹴って、一気に本塁を狙うも、強肩オチョアの好返球の前にタッチアウト。その裏、中日は先頭の渡辺が三遊間真っ二つのヒット。ここでようやくサヨナラ男・川相の出番か…と思いきや、ショーゴーがその儘、打席へ。しかし、ショーゴーはセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。続く谷繁が四球で繋いだ所で、平井に代わり、もういい加減、川相だろう…と思いきや、出てきたのは高橋光。この打席中に、ヤクルトが巨人に敗れ、この瞬間に中日の5年ぶり6度目の優勝が決定。まだナインはその事を知らされていなかっただけに、ここでサヨナラ勝ちを決めたい所だったが、高橋光は空振り三振に倒れて、谷繁は一塁に釘付けとまたまたまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。ラストイニングとなった12回、中日7番手・バルデスは一死から森笠を歩かせると、二盗を許して、一塁が空いた事でシーツを敬遠し、あえなくKO。代わった8番手・久本は代打・浅井にショートへの内野安打を許し、満塁とされると、続く代打・松本奉は空振り三振に取るも、ここで緒方に左中間スタンドへ26号グランドスラムを叩き込まれて、致命的な4点を献上。絶望的な点差がついても、最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日はその裏、先頭の荒木がどん詰まりのショートゴロに倒れるも、どん詰まり過ぎたのが奏功して、内野安打となると、続く井端もライト前に弾き返して、無死一、三塁。立浪が空振り三振に倒れた後、井端が二盗を決めた所で、オチョアがセンターへ犠飛を打ち上げ、荒木が生還。ここで落合監督は今頃になって、やっと名手・川相を投入。しかし、当然、出番と言う場面を再三再四、はぐらかし続けた挙げ句の果てに、こんな中途半端な所で引っ張り出すと言う落合監督の大チョンボ采配に振り回されて、さしもの川相もリズムが狂ったか、らしからぬ見逃し三振に倒れて、ゲームセット。サヨナラ勝ちで優勝を決める機会をむざむざ放棄し、悪夢の満塁弾で敗れながらの優勝と言う何とも気まずい展開となったが、ファンの手前、喜ばない訳にもいかない中日ナインはとりあえず、落合監督,立浪,井端の胴上げでその場を取り繕うに留まった。何とも微妙な空気にイマイチ盛り上がらない中日ナインは、日本シリーズでこそ落合監督の大チョンボ采配が発動されない事を心から祈ったのは言うまでもないだろう。
不惑の名手・川相、来年も選手専任で現役続行!
一部では、今季限りで勇退,兼任コーチへの転身が噂されていた球界最年長野手の名手・川相が来年も選手一本で現役続行する事が明らかになった。昨オフ、茂雄とチンピラ三山元代表の嫌がらせにより、巨人を見限った川相は、かつてのチームメイト・落合監督に請われて中日へ移籍。野球に対して、ひたむきに取り組む姿勢と、長年培ってきた経験・技術,最後まで諦めないスピリットをナインに注入し、中日に5年ぶりのVをもたらした。詐欺師・川崎,関川,リナレス議員らベテランが次々と来季構想から外れる事が決まる中、井上編成担当は「純粋な戦力として評価している。今年を見る限り、力の衰えも感じられないし、当然、来季の戦力構想にも入っている。コーチ兼任でなくとも、今まで通り、気付いた事をどんどん言ってくれればいい」と、川相の力を高く評価。この日の試合でも、「川相さんにも優勝の瞬間を味わって貰いたい」と、勝ちゲームならば、監督に直訴してでも、三塁の守備を交代して貰う意向だったと言う立浪は「川相さんの加入は大きかった。何より野球に取り組む姿勢が素晴らしい。ベンチでは若い選手が途中から出場する時の準備の仕方から教えて貰っているし、自身は(落合監督の大チョンボ采配により)滅多にない出番で、ギリギリの局面なのにしっかりバントを決める。これって、凄い事ですよ。川相さんはあらゆる点で最高の手本です」と、川相の存在感の大きさを心から称賛した。ナインからもフロントからも厚い信頼を受けている川相は「そう言って貰えるのは有難い事です。僕自身、気持ちよくプレーさせて貰っています」と、現役続行に意欲満々。早くも中日V2の可能性が高まった。
神宮:ヤクルト9勝17敗1分
G 010001040 6
S 002000101 4
勝:久保7勝5敗8S
負:石井3勝2敗5S
S:シコースキー5勝3敗5S
本:ペタジーニ23、ニックン9、阿部32
ニックン、筆頭刺客の本領発揮! 敗戦胴上げ強いる嫌がらせ3ラン!
ヤクルトが負ければ、中日の勝敗を問わずに優勝が決まると言うこのゲーム。最早、優勝の可能性が完全消滅しているだけに、中日が勝つよりも早く、ヤクルトを敗ってしまう事が中日に対して出来る唯一の嫌がらせと言う巨人はヤクルト先発の霊感投手・高井に対して、初回、二死からローズが歩くも、小久保は空振り三振に倒れて、ローズは一塁に釘付けと早くも川相不在の弊害を露呈。しかし、続く2回、一死からペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン横へ29号ソロをぶち込んで、1点を先制。とは言え、所詮、その場限りの一発では勢いがつく筈もなく、続くニックンは無茶振りでセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。阿部がヒットで出るも、久保は空振り三振を喫して、結局、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。3回には二死からローズがライト線へ二塁打を浴びせるも、小久保はセカンドへの凡フライに終わり、ローズは二塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。怒涛の拙攻三昧に憤りを隠せない巨人先発・久保はその裏、先頭の稲葉を歩かせると、小野にはライト線へ弾き返され、無死一、三塁のピンチ。ここで一塁走者だけでも進めようとした霊感投手・高井のバントを阿部が一塁へ大悪送球し、ボールが転々とする間に稲葉が同点のホームイン。更に、一、三塁の場面で真中をショートゴロに打ち取るも、ニックンは緩慢な動きで二塁を封殺するのが精一杯。この間に小野の生還を許して、勝ち越し点を献上。4,5回は三者凡退と沈黙していた巨人は6回、二死走者なしから小久保の二塁打,マッスル千代の富士の死球,ペタジーニの四球で満塁のチャンスを作るも、ここで打席には恐怖の残塁量産マシン・ニックン。しかし、ここで代わった2番手・坂元は大人しく打たせれば、勝手にチャンスを潰してくれるニックンに対して、むざむざ押し出し四球を出してしまう大チョンボをかまし、同点。なおも満塁の場面だったが、阿部は空振り三振に終わり、三者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く7回もあえなく三者凡退とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。川相不在の重さを改めて痛感し、落胆の色を隠せない久保はその裏、稲葉,小野に連打を許すと、二死一、二塁となった所で宮本にタイムリー二塁打を浴びて、勝ち越し点を献上。1点を追う巨人は直後の8回、ヤクルト3番手・石井に対して、小久保のヒット,ペタジーニの四球で二死一、二塁。ここで怒涛のチャンスブレイクでインケツパワーを貯め込んだニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ9号3ランをぶち込んで、逆転に成功。更に、続く阿部も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ32号ソロを叩き込み、この回、4点。相変わらず、一発に頼る以外活路を見出せない巨人は土壇場9回、ヤクルト4番手・佐藤賢に対して、ガッツな貴公子・仁志,清水,ローズと一発を狙い過ぎて、三者三振とまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、巨人3番手・シコースキーは宮本にタイムリー二塁打を浴び、2点差まで詰め寄られたものの、最後は甘い球を岩村が打ち損じた事に救われ、辛くも逃げ切りに成功。この瞬間、まだ試合が終わっていなかった中日の優勝が決定。しかも、この後、落合監督の大チョンボ采配により、中日は結局、試合を落とす始末。川相効果で大躍進を遂げた中日に負けた上での胴上げを強いるニックンの嫌がらせ弾は正に、川相幽閉策の筆頭刺客として、茂雄に利用され続けた男の本領発揮だったと言えよう。
ダイエー戦争奪練習試合:西武吹き抜けドーム:西武1勝0敗
F 000300130 7
L 00300160× 10
勝:霊感投手・松坂1勝0敗
負:伊集院光の弟子・金村0勝1敗
S:豊田1S
本:ガッツ1、フェルナンデス1,2、青波の長瀬1、佐藤1、細川1
フェルナンデス、2発5打点! 西武、一発攻勢で先勝!
V2を果たしたダイエーとのオープン戦対戦権をかけた3連戦。霊感投手・松坂,伊集院光の弟子・金村と両エースの投げ合いは2回まで0−0とがっぷり四つの展開だったが、対照的な結果となったのが3回の攻防。霊感投手・松坂が三者三振の快投を見せたのに対し、その裏、伊集院光の弟子・金村は高木浩,佐藤と連続死球を食らわせた後、赤田も歩かせて、無死満塁の大ピンチ。貝塚はセカンドゴロに打ち取ったものの、続くカブレラに走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて、3点を献上。3点ビハインドとなった日本ハムは直後の4回、SHINJO,木元が連打を浴びせると、ここでガッツがライトスタンドへ豪快な3ランを叩き込み、一気に同点。3−3で迎えた6回裏、西武はフェルナンデスのソロアーチで勝ち越しに成功。直後の7回、青波の長瀬に同点弾を浴びたのも束の間、その裏、すかさず佐藤がバックスクリーン横へ勝ち越しアーチを架けて、伊集院光の弟子・金村をKO。これで一気に流れを引き寄せた西武は代わった2番手・井場の制球難をつき、3つの四球で満塁とすると、フェルナンデスがライトスタンドへこの日2本目となる満塁弾。更に、二死後、細川にも一発が飛び出して、この回、大量6点をゲット。日本ハムは8回に3点を返して、最後は守護神・豊田まで引っ張り出す粘りを見せたものの、あと一歩及ばず。大事な初戦を落とし、後がなくなった。
甲子園:阪神11勝15敗
YB 000022000 4
T 41001000× 6
勝:三東4勝0敗 負:加藤5勝6敗2S S:久保田4勝4敗4S
本:T.ウッズ45