球界トピックス
9月29日 S−D(神宮)、T−YB(甲子園):雨天中止
東京ドーム:巨人17勝10敗
C 000001001 2
G 20000101× 4
勝:上原13勝5敗
負:ベイル10勝10敗
S:隼人2勝0敗1S
本:ローズ45、シーツ23、破戒僧・清原12
深刻極まるタイムリー欠乏症! 本拠地最終戦も結果オーライの白星!
史上最悪の空砲量産打線であるにも拘わらず、「史上最強打線」などと言う茂雄の戯言に扇動されたマスコミによって持てはやされながら、「図抜けた長打力」=「最強」などでは断じてない事を立証しただけで、2年連続のV逸が確定した巨人。しかし、この無様な1年を糧に、来年こそ、まっとうな野球でV奪回を目指そう…などと言う気は毛頭ないらしく、この日も初回から、広島先発・ベイルに対して、一死一塁の場面でローズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ45号2ランを叩き込み、2点を先制。相変わらず、一発に頼る以外、活路を見出せない巨人は5回まで毎回走者を出しながら、ひたすら残塁を重ねる怒涛の拙攻三昧を展開。川相不在の重さを痛感させられた事による精神的ダメージと、川相不在を補う為に初回からペース配分無視で飛ばし過ぎた事による身体的ダメージで疲労困憊の巨人先発・上原は6回、シーツに左中間スタンドへの23号ソロを浴び、1点差。その裏、巨人は先頭の小久保がレフト前へ弾き返すと、マッスル千代の富士が史上227人目の通算1000本安打となる一打で続き、一、二塁のチャンス。しかし、破戒僧・清原,阿部と連続三振に倒れて、2人の走者は一歩も動けず。ここで広島バッテリーは黙って打たせれば勝手にチャンスを潰してくれる恐怖の残塁量産マシン・ニックンを歩かせ、投手の上原との勝負を選択する大チョンボ。名手・川相と桑田の食らい付くバッティングを手本にしていると言う上原は川相不在とあっては自分が決めるしかないとばかりにレフト前へ執念のタイムリーを放ち、3点目。川相不在では強引に点を取りに行くしかないと焦った二塁走者・マッスル千代の富士も一気に本塁をついたが、森笠の好返球の前に憤死し、1点止まり。続く7回には一死から清水が左中間突破の二塁打で出るも、ローズ,小久保と倒れて、清水は二塁に釘付けとまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、8回、一死から打席に入った破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ12号ソロをぶち込んで、貴重な1点を追加。更に、阿部が四球を選んだものの、恐怖のゲッツー量産マシン・ニックンは無茶振りでセカンドゴロゲッツーに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、結局、1点止まりとまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。土壇場9回、3番手・隼人は嶋の三塁打等で1点を失ったものの、何とか後続を断って、辛くも逃げ切りに成功。タイムリーは投手の上原が打っただけと言う相変わらずのタイムリー欠乏症ぶりを露呈しながら、本拠地最終戦を結果オーライの白星で飾った巨人だが、来季のV奪回の可能性を全く感じさせない戦いぶりにスタンドのファンはすっかりシラケムード。その空気を感じ取ったのか、いたたまれない気持ちで一杯の巨人ナインは誰一人笑顔を浮かべる事なく、重苦しい足取りで球場を後にした。
交流戦各カード6試合! 加盟料撤廃と預り保証金制度導入へ!
この日、都内のホテルで臨時オーナー会議が開かれ、27日に行われた実行委員会で内定した件について、話し合った。史上初となる交流戦は各カードでホーム3試合,ビジター3試合の6試合ずつ。新規参入球団により、12球団制が維持されれば、計36試合行われる事が決定。新規加盟申請を済ませているライブドア,楽天の審査を行う「審査小委員会」は豊蔵セ・リーグ会長と在京5球団の代表者で構成され、30日に第1回の会合を開く事となった。また、加盟料60億円及び参加料30億円の撤廃と預り保証金25億円(10年で返還)及び協力金5億円(野球振興基金4億円,入会手数料1億円)の導入も決まった。更に、中立な立場であるにも拘わらず、大の虎キチである事を隠しもせず、実行委員会には海外旅行でサボタージュ,都合のいい時だけ中立を強調して、逃げ口上をひたすら吐きまくった末に、ストライキ回避に失敗(慰留工作は殆ど図っていないが)したとして、辞任する意向を示していた根来ヘタレコミッショナーに対して、突然、辞任されても後任がいないと言うそれだけの理由で慰留を図った所、後任が決まるまでのただの穴埋め的存在として、留任する事となった。