球界トピックス
9月26日
横浜:横浜8勝17敗2分
D 000021000 3
YB 000000000 0
勝:霊感投手・落合4勝3敗10S
負:セドリック7勝2敗
S:岩瀬2勝3敗21S
本:ショーゴー1
霊感投手・落合、7年ぶり先発で5回零封! ショーゴー、2年ぶり先制2ラン!
待望のマジックが点灯し、一気にその数を減らしていきたい中日。この日の先発は大方の予想ではグスマンだったが、落合監督は何と右足の肉離れが完治したばかりのセットアッパー・霊感投手・落合を送り込むオレ流奇襲采配を展開。ここまで320試合連続救援登板で、実に7年ぶりの先発マウンドとなった霊感投手・落合は初回、二死一、二塁といきなり走者を背負うも、多村をピッチャーゴロに打ち取り、辛くもピンチ脱出。一方、横浜先発・セドリックに対して、中日は2回、先頭のオチョアがサードゴロに倒れるも、村田の悪送球で一気に二塁を陥れると、更に、相川の捕逸で三進。無死三塁と絶好のチャンスを迎えたが、谷繁,リナレス議員と倒れて、あっと言う間に二死。そして、今季初スタメンとなるショーゴーも見逃し三振に倒れて、オチョアは三塁に釘付け。0−0の儘、迎えた5回、中日は一死からリナレス議員がライト前ヒットで出ると、先のチャンスを潰してしまったショーゴーが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ2年ぶりとなる1号2ランを叩き込み、2点を先制。続く6回には先頭の荒木がサードへの内野安打で出ると、井端が犠打とセドリックの暴投で三進。ここで立浪がライトへきっちり犠飛を打ち上げ、荒木が3点目のホームイン。6回から平井、8回から岡本と繋いできた中日は土壇場9回、守護神・岩瀬を投入。落合監督は余裕ぶっこいているのか、はたまた茂雄に福嗣君の弱みでも握られているのか、名手・川相を守備固めに投入せず、前日も2本塁打浴びるなど、イマイチ調子の上がらない岩瀬は川相不在の不安感から3連打を浴びて、一死満塁と一発が出ればサヨナラの大ピンチ。しかし、ここから代打・古木を空振り三振に斬ってとると、続く相川も痛烈ながらショート正面のゴロに打ち取り、完封リレーを達成。川相を使わずして、余裕の勝利をもぎ取った中日のマジックは1つ減って、代替試合がなければ「3」、あれば「5」となった。
東京ドーム:巨人10勝16敗1分
T 000100030 4
G 20001005× 8
勝:チョコ2勝1敗
負:ウィリアムス2勝4敗14S
本:ガッツな貴公子28、キュラソ星人33、マッスル千代の富士29
ニックン、奇跡の今季初犠打成功! プロ初先発・内海、失意の4失点KO!
優勝が殆ど絶望的となり、急激なモチベーションの低下から連敗地獄に陥っている巨人。この日の試合を落とすと、正真正銘、数字の上でも優勝の可能性が消滅するにも拘わらず、悪太郎・堀内監督の思考は早くも来年モードに突入しているのか、ルーキー・内海を先発起用。川相不在と言う過酷極まりないな状況下でプロ初先発を任された内海を何とか援護したい巨人打線は初回、阪神先発・織田裕二に対して、二死からローズの四球,小久保のヒットで一、二塁のチャンス。マッスル千代の富士の打席で川相不在では1つでも先の塁を狙うしかないと焦った二塁走者・ローズが大きく飛び出すボーンヘッドをかますも、悠々とアウトに出来た筈の矢野の牽制球が大きく逸れ、右中間を転々とする間にローズは一気に三塁を蹴って、タナボタの先制点をゲット。更に、マッスル千代の富士がセンター前にタイムリーを放ち、小久保が2点目のホームイン。続くペタジーニも歩いて、一、二塁とチャンスが広がったが、ここで恐怖の残塁量産マシン・ニックンが無茶振りでどん詰まりのセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、二者残塁と早くも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く2回には先頭の阿部が四球で歩くも、プロ初打席となった内海がキャッチャー前へのヘッポコバントをかまし、ゲッツーを食らう最悪の展開。続くガッツな貴公子・仁志もショートゴロに倒れて、結局、3人で攻撃終了とまたも川相不在の弊害を露呈。3回には一死からローズが四球を選ぶも、小久保,マッスル千代の富士と倒れて、ローズは一塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。川相不在の重さを痛感し、落胆の色を隠せない内海は直後の4回、ゼブラ今岡,キュラソ星人と連続四球で無死一、二塁のピンチを迎えると、悠久の若虎・桧山にセンター前へタイムリーを許し、1点差。何とか突き放したい巨人だったが、その裏、ニックンが覇気なく見逃し三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あっと言う間に二死。ここで阿部が四球で出たもの、内海は空振り三振に倒れて、阿部は一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、5回、先頭のガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ28号ソロを叩き込み、3点目。一気に畳みかけたい所だったが、二死から小久保がヒットで出るも、マッスル千代の富士はファーストへの凡ゴロに終わり、1点止まりとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。6回には先頭のペタジーニが一、二塁間突破のヒットで出塁。恐怖のゲッツー量産マシン・ニックンを迎えた事、この儘、一塁にいても封殺されるだけと察知したのか、はたまた、ニックンがエンドランのサインを見逃したのか、何とペタジーニが単独スチールを仕掛けて、あえなく憤死。結局、ニックンも無茶振りでセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮し、盗塁死がなかった所で、どのみちゲッツーを食らっていたに過ぎないと士気を削がれた阿部も凡退し、3人で攻撃終了とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回には二死から清水がヒット、ローズが四球で出て、一、二塁とするも、小久保はセンターへのポップフライを打ち上げて、二者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。味方打線の怒涛の拙攻三昧に憤りを隠せない内海は直後の8回、関本,ゼブラ今岡に連打を許し、無死一、三塁とされると、キュラソ星人にはライトスタンド最前列に飛び込む逆転33号3ランを浴びて、失意のKO。1点を追う巨人はその裏、阪神3番手・ウィリアムスに対して、先頭のマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ3試合連続となる29号ソロをぶち込んで、試合は振り出しに。続くペタジーニが四球で出た所で、バントの下手さっぷりでは定評のあるニックンが怒涛のチャンスブレイクでインケツパワーを貯め込んだ影響か、何と今季初めて送りバントに成功した後、阿部が歩いて、一死一、二塁。ここで代打・江藤はあわやゲッツーのサードゴロに倒れるも、ガッツな貴公子・仁志がセンター前へタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。更に、清水がショートへの内野安打を放ち、満塁となった所でローズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライト線を破る走者一掃のタイムリー二塁打となり、この回、一挙5点。土壇場9回、3番手・久保は二死一、二塁とピンチを迎えたものの、何とか後続を断って、辛くも逃げ切り。史上76人目の500試合登板をマークした2番手・チョコに2勝目がついた。怒涛の拙攻三昧を展開しながらも、ニックンがバントに成功すると言うミラクルが起こり、幸運な白星を拾った巨人の連敗はようやく4でストップ。辛くも優勝の可能性を残したとは言え、ニックンがバントを決める様な奇跡的展開がそうそう起こる筈もなく、中日が着実にマジックを減らすなど、巨人ナインのモチベーションは低下する一方だ。
広島:広島13勝15敗
S 010201200 6
C 000032000 5
勝:石井2勝1敗5S 負:玉木0勝2敗 S:五十嵐亮5勝3敗33S
本:金村弟14