球界トピックス

９月２１日

横浜：横浜12勝13敗
Ｇ　　０１０１０２０００　　４
ＹＢ　３４３１００００×　１１
勝：セドリック７勝１敗
負：春風亭半ケツ５勝８敗
本：古木11、Ｔ．ウッズ43、破戒僧・清原11、ニックン７
　春風亭半ケツ、失意の２回ＫＯ！　怒涛の拙攻三昧で屈辱的大惨敗！
前日、最後まで諦めない川相スピリットを発揮する中日にあわやサヨナラ負けと言う所まで追い込まれた巨人。既に、優勝はほぼ手中にしている状態でありながら、どんな試合でも決して手を抜かず、最後まで勝利を掴む為に邁進する姿をまざまざと見せつけられた事により、こんな相手をここから逆転する事は不可能に近いと痛感したのか、試合前からモチベーションはどん底状態。そんな重苦しいムードは初回から悪影響を来すのは半ば必然的であったのは言うまでもない。横浜先発・セドリックに対して、ガッツな貴公子・仁志，ローズのヒットで一死一、二塁のチャンスを作るも、ここで小久保がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で無得点と早くも川相不在の弊害を露呈。いきなり川相不在の重さを痛感し、落胆の色を隠せない巨人先発・春風亭半ケツは石井タクロー，マイケル，メカゴジラと３連打を浴びて、あっと言う間に先制点を献上。更に、Ｔ．ウッズを歩かせて満塁となった所で古木，金城に連続タイムリーを許し、この回、３失点。３点を追う巨人は直後の２回、マッスル千代の富士のヒット，破戒僧・清原の四球で一、二塁とすると、阿部がセンター前へタイムリーを放ち、まず１点。なおも無死一、二塁のチャンスに怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。この後、春風亭半ケツの送りバントが内野安打となり、満塁となったものの、ガッツな貴公子・仁志のショートライナーで大きく飛び出した阿部が戻れずにゲッツーとなる最悪の展開で結局、１点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。絶好の同点のチャンスを逃し、動揺を隠せない春風亭半ケツはその裏、一死から３連打で１点を失い、失意のＫＯ。更に、代わった２番手・佐藤宏がいきなり古木にレフトスタンドへ１１号３ランを叩き込まれて、この回、４失点。大量６点のビハインドとなった巨人は直後の３回、先頭の清水が右中間突破の二塁打を浴びせる、ローズ，小久保，マッスル千代の富士のクリーンアップが簡単に打ち取られ、清水は二塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。怒涛の拙攻三昧に憤りを隠せない佐藤宏はその裏、メカゴジラの犠飛で１点を失うと、Ｔ．ウッズにはレフト場外に消える４３号２ランを浴び、１０点目を献上。巨人は４回に内川のタイムリーエラーで１点、６回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した破戒僧・清原の１１号ソロ，ニックンの７号ソロで２点と、ちびちびと点差を縮めるも、焼け石に水。結局、序盤の大量失点が大きく響いての大惨敗。３併殺８残塁と怒涛の拙攻三昧で敗れるべくして敗れた巨人ナインはまるでお通夜の様な沈痛な面持ちで球場を後にした。
　実行委員会、新規参入球団について検討！　代替試合の件はまとまらず！
この日、都内のホテルで実行委員会が開かれ、今週末のストライキを回避すべく話し合いが行われた。ファンを無視した近鉄，オリックスの合併については半ば諦めムードの選手会だが、最悪でも球団減だけは回避したいと、ライブドアを初め、次々と現れる新規参入希望企業の受け入れを強く求めている。これに対して、経営者側は従来の加盟料６０億円，参加料３０億円を撤廃し、預り保証金２５億円（１０年で返還）＋入会金５億円を徴収すると言う案でまとめ、２２，２３日の選手会との労使交渉で提示する事を決定。既に、新規加盟申請を済ませているライブドアについては、公正かつ適正に審査する事を確認したが、阪神・久万オーナーも「来季の参入はまず不可能と見ている。かなり周到な準備が必要な事項で３ヶ月，６ヶ月ではとても無理。準備に１年はかけた方がいい」と否定的なコメントを残すなど、選手会の求める来季の１２球団開催が確約される見込みは薄そうだ。ストライキにより、中止になった分の代替試合実施については先送りとなった事で、代替試合を行わない場合の順位決定方法，公式記録の扱いについても保留となったが、選手会会長の中井美穂の旦那・古田（ヤクルト）は「今週末もストになる可能性もあるし、基本的に（代替試合は）やらないと思って貰っていいと思う」と見解を述べている。また、東京高裁が選手会のストの正当性を認める裁定を下しているにも拘わらず、「ストによる損害賠償請求は権利があるというのが１２球団の統一した見解」（近鉄・小林球団社長），「損害賠償については１２球団まとまってやる方向が確認されている」（巨人・清武球団代表）と、損害賠償をむしり取る気満々な様子は、相変わらずだった。

広島：広島11勝13敗
Ｔ　　１０２０００００２　　５
Ｃ　　０２２０３０１０×　　８
勝：黒田６勝８敗　負：井川11勝11敗
本：シーツ22、新井７、嶋32、悠久の若虎16

ナゴヤドーム：中日９勝12敗
Ｓ　　００００１０３００　　４
Ｄ　　０１０００１０００　　２
勝：ゴンザレス３勝１敗　負：人斬り抜刀斎15勝７敗　Ｓ：五十嵐亮５勝３敗31Ｓ
本：土橋９

札幌ドーム：日本ハム10勝14敗２分
Ｈ　　０１０２０００００　　３
Ｆ　　００００４２０１×　　７
勝：ミラバル11勝９敗　負：和田10勝６敗
本：ズレータ36、島田５、SHINJO23、青波の長瀬44

西武吹き抜けドーム：西武15勝11敗１分
Ｍ　　００００１３１０１　　６
Ｌ　　０３００００１０１　　５
勝：清水直10勝11敗　負：弓長９勝８敗　Ｓ：小林雅８勝５敗20Ｓ
本：カブレラ25、フェルナンデス33、ベニー松山35、フランコ16、李14

大阪ドーム：近鉄13勝９敗２分
ＢＷ　１２００２０００００１　　６
Ｂｕ　１３００００１００００　　５
勝：戸叶４勝０敗　負：福盛２勝５敗10Ｓ
本：迎５、早川４