球界トピックス

9月15日


 ネット業界大手・楽天が新規参入表明! 同業のライブドアに挑戦状!?
ファンを完全に無視し、ストライキを目論む選手会をだまくらかして引き延ばし工作を図るなど、近鉄とオリックスの合併にひた走る経営者側の卑劣極まりない行為により、球団減の危機に瀕しているプロ野球。しかし、この日、ライブドアに続き、楽天が新規参入の意向を固めている事が明らかになった。楽天と言えば、躍進著しいインターネット商店街最大手として、知られており、積極的な買収戦略を積み重ねて、事業の拡大を続けている。楽天の三木社長は別会社でサッカーJ1リーグのヴィッセル神戸を買収しているなど、スポーツビジネスにも積極的で球界参入の本気度もかなりのものと見られている。近いうちに受け皿となる会社を設立した上で、NPB(日本プロ野球組織)に加盟申請するとの事。オリックスと近鉄のプロテクトから漏れた選手を全て引き受ける方針を示しているが、これはライブドアが近鉄買収に失敗した際の新規参入案と同じもの。また、三木社長が神戸出身である事から、ソフトバンクグループが今季まで命名権を握っているGS神戸を本拠地とする事を企むなど、同じIT産業のライバルとも言える両社に対して、敢然と挑戦状を叩き付けた格好だ。本拠地略奪計画を一方的に宣言されたオリックス・小泉球団社長は「兵庫県はオリックスの保護地域であり、GS神戸は現在専用球場。今後も(選手会の要望を無下にして、卑劣な合併を押し通すと言う仮定の下)大阪府及び兵庫県の両地域を保護地域とする事が認められているので、楽天の両地域での(本拠地使用の)実施は認められないと思う」と、不快感を示した。尚、NPBは16,17日の労使協議(協議・交渉委員会)において、新規参入資格を検討する「審査委員会(仮)」の設置を提案する事を示唆しているが、現段階ではライブドアは勿論の事、楽天も来季からの参入の可能性は不透明な状態と言えよう。

広島:広島9勝16敗
G  031200011  8
C  000000000  0
勝:上原11勝5敗
負:ベイル9勝9敗
本:ガッツな貴公子26、清水16、阿部30
 ガッツな貴公子、先制2ラン! 阿部、ダメ押し30号!
束の間の猛打は案の定、フロックに過ぎず、慢性的なタイムリー欠乏症,一発依存症は留まる所を知らない巨人。この日は破戒僧・清原がスタメンに復帰するも、初回、広島先発・ベイルに対して、二死満塁のチャンスにあえなく空振り三振に倒れる体たらくで早くも川相不在の弊害を大露呈。続く2回、先頭のニックンが無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、まず一死。しかし、続く阿部がレフト線を破る二塁打で出ると、二死後、ガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ26号2ランを叩き込み、先制点をゲット。更に、続く清水も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ16号ソロをぶち込んで、この回、3点。3回には小久保のヒット,マッスル千代の富士の四球で無死一、二塁のチャンスに破戒僧・清原がキャッチャーフライとまたもチャンスブレイク。しかし、怒涛のチャンスブレイクでインケツパワーを貯め込んだニックンが無茶振りでセンター前へタイムリーを放ち、小久保が4点目のホームイン。なおも一、二塁のチャンスだったが、後続は倒れて、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。4回には一死から清水の二塁打,ローズの四球で一、二塁とすると、二死後、マッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を深々と破るタイムリー二塁打となり、2点を追加。なおも、二死二塁のチャンスだったが、破戒僧・清原はサードゴロとまたまたチャンスブレイク。一方、巨人先発・上原は川相不在のヘッポコ内野陣を背負わされる絶体絶命の状況下、初回こそ三者凡退としたものの、2回から6回まで毎回安打を浴びるなど、ピンチの連続。それでもあと1本が出ない広島打線のツメの甘さに救われ、7回まで辛くも無失点に抑える投球を展開。大量ビハインドに意気消沈の広島に対して、巨人は8回に清水のタイムリー、9回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した阿部の30号ソロでダメ押し。投げては8回にチョコ、9回にシコースキーが川相不在のバックをまるで信頼しないかの様に強引に三振を奪いに行く投球を見せて、逃げ切り、完封リレーを達成一見、完勝に見えるこの試合も10個の残塁を積み上げるなど、怒涛の拙攻三昧は相変わらず。中日の連勝がようやくストップし、1ゲーム縮まったとは言え、依然として、6.5差と遙か彼方の存在。奇跡的な連勝モードに入る以外、活路は見出せない状態だが、大雑把な試合運びでそんなモードに入れる筈はなく、先の見えた戦いにナインは重苦しい足取りで球場を後にした。

神宮:ヤクルト17勝7敗1分
YB 01010001000  3
S  00100001101× 4
勝:五十嵐亮5勝3敗29S 負:ゲーリー川村4勝8敗
本:多村38、金城12、寿司職人ラミレス25

甲子園:阪神10勝18敗
D  000000000  0
T  01000010×  2
勝:福原10勝11敗 負:山本昌11勝6敗 S:ウィリアムス2勝3敗14S
本:アリアス25

千葉マリン:ロッテ17勝10敗
Bu 020000000  2
M  000000000  0
勝:山本3勝1敗 負:清水直9勝11敗 S:福盛2勝4敗10S
本:益田2

西武吹き抜けドーム:西武15勝12敗
F  060400200 12
L  000000004  4
勝:ミラバル10勝9敗 負:ハンニバル1勝5敗
本:ガッツ16、青波の長瀬43、高橋信25、中島26