球界トピックス

9月13日


 守護神・山口、ポスティングシステムで国外亡命の意向表明!
158kmの日本球界最速タイ記録保持者である守護神・山口が今オフ、ポスティングシステムにより、国外亡命を目論んでいる事が明らかになった。昨年末の契約更改の席で、手術明けにも拘わらず「あと2年で現役は終わり。30歳を選手生活の区切りと思っている。手応えはあるし、納得出来る球(160km)を投げる事が出来たら、ユニフォームを脱ぎます。完全燃焼したい」などと、血迷った事をほたえていた山口だが、未だに160kmに届く気配は見えない。何だかんだでしばらく現役だろうとタカを括っていたオリックス・フロントだが、引退ではなく、国外亡命と言う形でオリックスから出ていこうと言う予想外の展開に衝撃を受けている。「挑戦したい気持ち? みんなと同じです。誰だってあると思う」と語る山口だが、ファンを完全にないがしろにした近鉄との球団合併に嫌気がさしたと言う見方も強い。下柳(現阪神)の死神ボールに恐れをなし、水島新司の呪いから逃れる為、京都の花札屋に買収された鈴木一朗を初め、長谷川,木田画伯,ハイツ田口と次々に国外逃亡されているオリックス。合併相手の近鉄も野茂に逃げられ、今オフには中村の再亡命計画が囁かれている。新球団は亡命希望者の坩堝と化してしまうのか!?

 予想通りの背反行為! 実行委員会、近鉄存続シミュレーション行わず!
この日、都内のホテルで実行委員会が開かれ、ストライキ延期を決定付けた選手会との暫定合意事項について話し合われた。新規参入球団促進の為、加盟料60億円、参加料30億円を撤廃する代わりに、25億円前後を預り保証金とし、5年をメドに返還する事が検討されたのは良かったが、最大の問題である近鉄とオリックスの合併凍結問題については、近鉄・小林球団代表が「近鉄が残るかも知れないと言う中井美穂の旦那・古田会長とは認識の違いがある。撤回はないです」と語るなど、改めて凍結はしない方針が確認された。しかも、交流戦導入も含めた来季のシミュレーションも合併による新球団を前提にしたものだけで、近鉄存続を前提にした計算は行われない始末。微かな期待を完全に踏みにじられる結果となった選手会は今度こそストライキ権行使に走るのか!?

 選手会長・西山、広島連合に合併反対署名運動の協力要請!
ファンを完全にないがしろにした近鉄とオリックスの球団合併に対して、地元のファンに支えられていると言う謙虚さを持ち続けるが故に全球団で唯一、賛成しなかった球界最後の良心・広島。その広島の選手会長・西山はこの日、広島市内で開かれた連合広島の会合に出席。「(経営者側の表面上の誠意に丸め込まれて、スト権行使が一週間延期になったが)まだきちんとした結果は出ていない。これからも協力お願いします」と、選手会が行っている合併反対の署名運動に関して、改めて協力を求めた。これに対して、連合広島・宮地会長は「球界は混沌とした状況にあるが、連合としては支援していく。選手会には最後まで頑張って貰いたい」と、全面協力を約束。エールを送られた西山は「カープは市民の後押しあっての球団。多くの市民の声を球界全体に届けなければいけないと思っている」と、経営者側との全面対決に意欲を見せた。

GS神戸:オリックス4勝22敗
H  102020000  5
BW 000000100  1
勝:和田10勝5敗 負:小倉3勝5敗
本:J.マッケンジー35