球界トピックス

9月9日


東京ドーム:巨人12勝12敗1分
D  000051011  8
G  011010000  3
勝:岡本8勝3敗
負:カリメロ9勝6敗
本:ペタジーニ27、ガッツな貴公子24、リナレス議員3、荒木3、ピンキー井上11、谷繁16
 落合監督、またも大チョンボ采配! 一発依存野球で結果オーライの勝ち越し!
眼下の敵、巨人を叩き潰し、一気にマジック点灯へひた走る筈だった3連戦だが、ここまで1度として名手・川相を打席に立たせない落合監督のオレ流・大チョンボ采配が炸裂し、とんだ足踏みを余儀なくされている中日。一方、依然として、川相不在を象徴するかの様な深刻極まりないタイムリー欠乏症に苛まれる巨人もまた試合前から重苦しいムード。両軍揃って、大凡、首位攻防戦に似つかわしくない微妙な空気の中、始まった試合は初回、巨人先発・カリメロに対して、荒木がレフト線へ二塁打を浴びせ、絶好の先制のチャンス。続く井端はファーストライナーに倒れるも、立浪の打席でカリメロが暴投を犯し、荒木はすかさず三塁へ。しかし、ここで立浪はピッチャーゴロ,オチョアは空振り三振に倒れて、荒木は三塁に釘付けと早くも川相不在の弊害を露呈。その裏、巨人は中日先発・小笠原に対して、二死からローズがライト前に弾き返すも、小久保はどん詰まりのサードゴロに終わり、ローズは一塁に釘付けとこちらも川相不在の弊害を露呈。2回表、破戒僧・清原が初回の井端の打球を捕った際に骨折が治ったばかりの左手を痛め、打席に立たずして、無念の退場。すると、代わって守備に入ったペタジーニがその裏、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ27号ソロを放つと言う悪運に恵まれて、待望の先制点をゲット。一気に畳みかけたい所だったが、ソーサ元木,村田と簡単に打ち上げて、結局、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く3回には一死からガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ24号ソロを叩き込み、2点目を追加。更に、二死後、ローズがライト前ヒットで出るも、小久保は空振り三振を喫して、結局、1点止まりとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。4回もあえなく三者凡退とまたまたまた川相不在の弊害を露呈ただでさえ、川相不在のヘッポコバックを背負わされて、立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードを強いられていたと言うのに、相変わらずの一発依存症,タイムリー欠乏症に憤りを隠せず、心身共に疲労困憊のカリメロに対して、中日は5回、一死からボンジュール大西が左中間突破の二塁打を浴びせると、渡辺が初球をセンター前に弾き返すタイムリーを放ち、1点差。ここで代打・高橋光は三塁線のゴロに倒れて、二死…と思いきや、小久保が雑なプレーで後逸(記録は何故かヒット)し、一、三塁。昨年までの背番号6ならば、考えられないプレーに動揺を隠せないカリメロに対して、代打・リナレス議員が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ3号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。更に、荒木も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ3号ソロをぶち込んで、この回、一挙5点のビッグイニングを形成。一転して、3点のビハインドと言う苦境に立たされた巨人はその裏、中日2番手・岡本に対して、先頭の村田がレフト線へ二塁打を浴びせると、代打・川中がセンター前へタイムリーを放ち、3点目。一気に詰め寄りたい所だったが、ガッツな貴公子・仁志はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。続く清水もセンターへ打ち上げ、結局、1点止まりとまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。2点差と縮まったのも束の間、直後の6回、中日は巨人2番手・シコースキーに対して、代打・ピンキー井上が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ11号ソロを叩き込み、再び3点のリード。更に、渡辺の二塁打,幕田の四球で一、二塁のチャンスを掴むも、岡本は空振り三振に終わり、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。その裏、巨人は二死からマッスル千代の富士が四球を選ぶも、ペタジーニはショートゴロに倒れて、結局、無得点とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く7回には中日3番手・バルデスに対して、村田,ガッツな貴公子・仁志のヒットで二死一、二塁とするも、ここで代わった4番手・久本の前に清水はセカンドゴロに終わり、二者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。一方、中日は8回、谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ16号ソロをぶち込んで、7点目を追加。土壇場9回には先頭の幕田が四球で出塁。ここでいよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、土谷がその儘、打席へ。しかし、土谷はピッチャーへの小フライを打ち上げてしまうと言う第1戦に続くヘッポコバントをかまし、まず一死。続く荒木のピッチャーゴロで二死二塁となった所で、井端が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間を深々と破るタイムリー三塁打となり、ダメ押しの8点目。その裏、ようやく川相がサードの守備で登場。この回からマウンドに上がった平井はいつものキレがなく、二死から連打を浴びたものの、バックに川相がいると言う絶大な安心感に支えられている事から落ち着きを失う事なく、ガッツな貴公子・仁志をショートゴロに打ち取り、逃げ切りに成功。3連戦で1度も川相を打席に立たせない落合監督の大チョンボ采配に業を煮やしたナインが一発狙いに入ってしまうまるで巨人を彷彿とさせる結果オーライ野球が炸裂した中日。マジック点灯のXデーこそ近付いたものの、中日本来の野球を見失いかねないこの日のゲームは今後の戦いに大いに不安を残す結果となってしまった本来の戦い方を取り戻す為にも、一刻も早い名手・川相の積極的起用が待たれる所だ
 左:5回、悪夢の5連打5失点で失意のKOとなったカリメロ

甲子園:阪神12勝11敗
S  120000010  4
T  000000000  0
勝:霊感投手・高井2勝0敗 負:福原9勝11敗
本:岩村39

広島:広島11勝10敗
YB 000030000  3
C  000010000  1
勝:セドリック6勝1敗 負:黒田6勝7敗 S:アゴくら3勝7敗5S

GS神戸:オリックス9勝17敗
F  100111120  7
BW 000210000  5
勝:ミラバル9勝9敗 負:谷中1勝4敗
本:ガッツ15、高橋信23