球界トピックス

9月3日


 ナベツネ、イカレ構想発覚! 巨人、パ・リーグ移籍か!?
建て前である事は分かりきっている事だが、一場(明大)に対する裏金譲渡発覚で引責辞任したナベツネが、一線を退きながら、未だに球界を混乱に陥れている。7月16日に戦争マニア・小泉首相らを交えて行われた会合の席でナベツネが巨人のパ・リーグ移籍案を漏らしていた事が、パ・リーグ小池会長の口から正式に明らかにされたのだ。巨人を除くセ・リーグ5球団から、1リーグ制や第2の合併を反対されながら、往生際の悪いパ・リーグ側は5対5の新2リーグ案を打ち出しているが、ナベツネのイカレ構想が影響している事は想像に難くない。巨人のパ・リーグ移籍がまかり通り、かつ交流戦が実現しない場合、阪神との伝統の一戦が消滅する事になる。巨人戦の大幅減少、最悪の場合、消滅しかねない展開に慌てふためいたセ・リーグ5球団が一転して1リーグ化に賛同する事を目論んでいるとも考えられる。現に、長い物に巻かれようとする傾向が極めて強い横浜・峰岸球団社長は「この儘じゃ、潰れるだけ。俺も…って、パシフィックに行くかもしれない」などと情けない発言をかましている。しかし、阪神・久万オーナーは「阪神にとって、巨人戦がなくなるのは困るし、ファンも寂しがる。リーグの承認もいるだろうし、簡単にはいかない。阪神は巨人と一緒に大きくなってきた。巨人さんにとっても阪神は大事でしょうし、セに残るよう引き留めます」と、今の所、猛反対の姿勢を見せている。一方、中立な立場のくせに熱狂的な虎キチである事を隠しもせず、中立を装いながら責任回避したいだけのコメントを吐き続け、あろう事か海外旅行ですっぽかす根来ヘタレコミッショナー「1リーグと言う考え方も当然あるし、2リーグと言う選択肢もある。2リーグの選択肢の中に色々な組み合わせもある。具体的に巨人が行くとか、そういう事は考えていません」と相変わらず、煮え切らないコメントに終始した。巨人と袂を分かち、日本シリーズと言う大舞台で巨人を叩きのめす事に燃える王ダイエーとの対決が頻繁に起こってしまうのも、興が削がれると言うものだが、何より、名手・川相擁する中日と同一リーグではいつまで経っても優勝出来ない事を察知しての逃亡劇なのではないか?と言う見方も強い。報道陣の取材に対して、ナベツネは「5対5になったら、セのどこかがパへ行かなければいけない。どこも行かないとなると、言い出しっぺの巨人が移ると言う事もあり得る」元オーナーに過ぎない立場を顧みない無責任なイカレ発言。更に「セの5球団は反巨人連合を作っていたからな(巨人のパ移籍には反対しないだろう)」などと、未だに2リーグ制維持の件でハブにされた事を根に持っている様だ。しかし、ナベツネは分かっているのだろうか。パ・リーグは水島新司と言う恐るべき疫病神に取り憑かれている事を…ここぞとばかりにシメてシメてシメ倒され、嫌気のさした巨人ナインが次々とセ・リーグないしは国外へ亡命する悪夢の様な未来も絵空事ではなくなってきた

 東京地裁、選手会の仮処分申請を却下! スト権行使は確定的!?
この日、東京地裁・土田裁判官は「球団統合の承認は特別委の議決事項に当たらず、議決を経ない営業譲渡契約が無効とは言えない。両球団の選手契約は統合後の球団と他球団に引き継がれると、12球団が合意している」などとぬかし、特別委員会を開かずして、不当に球団合併を画策する近鉄とオリックスの卑劣なやり口を阻止すべく、合併差し止めを要求する労働組合・日本プロ野球選手会の仮処分申請を却下した。仮処分までの合併承認延期要請に一瞬、ぬか喜びさせられただけの選手会側はこの裁定に当然、不満たらたらで東京高裁に即時抗告。一方、近鉄の親会社である近畿日本鉄道の株主も大阪地裁に対して、合併阻止の仮処分を申し立てていたが、揖斐裁判長は「球団の経営統合で年間赤字は40億円から最大10億円に減る。(買収を要望しているライブドアは)近鉄に有利な売買契約を成立させ、オーナー会議の承認を得る具体的見込みがない。(合併により)近鉄に回復出来ない損害が発生する恐れはなく、差し止め請求の要件を満たしていない」などとぬかして、これまた却下。選手会同様、不満たらたらの株主側はこれまた大阪高裁に抗告する方針を固めている。 選手会・松原事務局長は「引き続きあらゆる方法で早急な球団数の削減、1リーグ化を阻止する為に全力を尽くす」と語っているが、近鉄,オリックスがこの隙にさっさと合併を成立させてしまおうと目論むのは火を見るより明らか。合併阻止には敗訴した選手会だが、東京地裁が選手会が労働組合である事を認定し、スト権を行使しても、球団側は損害賠償を請求出来ないとした事は唯一の追い風となっており、いよいよ最終手段であるストライキが実行に移される事が濃厚となってきた。

横浜:横浜5勝15敗1分
S  000200200  4
YB 40020000×  6
勝:セドリック5勝1敗 負:鎌田1勝3敗 S:アゴくら3勝7敗3S
本:メカゴジラ18、T.ウッズ41、相川8

広島:広島6勝15敗
D  000010100  2
C  000000000  0
勝:グスマン10勝4敗 負:佐々岡3勝7敗3S S:岩瀬1勝3敗17S
本:谷繁15

大阪ドーム:近鉄8勝15敗
H  310000200  6
Bu 020002000  4
勝:佐藤2勝1敗 負:高木1勝7敗 S:三瀬3勝2敗25S
本:松中40、阿部真7

札幌ドーム:日本ハム10勝13敗
L  1010000000  2
F  1000000101× 3
勝:横山3勝5敗26S 負:長田2勝2敗