球界トピックス
8月30日 BW−Bu(GS神戸)、H−F(福岡ドーム):台風の為、中止
東京地裁、実行委員会に合併承認の保留要請! 第2の合併も提示されず!
この日の午前、NPBは午後から行われる実行委員会において、仮処分手続きの係属中である事を理由に両球団の合併を承認しない様、東京地裁から要請されていた事が明らかになった。労働組合・日本プロ野球選手会から、近鉄とオリックスの球団合併差し止め等を求めた仮処分申請を受けた東京地裁は選手会,NPBと共に審尋の手続きをとっていた。この要請に強制力は発生しないが、下田コミッショナー事務局広報部長から、これを伝えられた実行委員会は合併の正式承認を先送りにする事を決定。当初、近畿日本鉄道とオリックスの共同出資による球団会社を設立し、新球団を運営する方向となっていたが、課税リスクの問題から、営業譲渡の形態をとる事を近鉄・小林球団社長から説明されるに留まった。中立な立場のくせに熱狂的な虎キチである事を隠しもせず、ナベツネに抗う力を微塵も持たずに逃げのコメントを吐き続け、この日は出席したものの、前回の実行委員会はあろう事か海外旅行ですっぽかした根来ヘタレコミッショナーは「係争中の話であり裁判所の判断を待つ。(今回、正式承認しなかったのは)要請ではなく、自主的な判断。法律界ではそういう事が常識」とコメント。裁判所から言われた事が原因ではない事を無為に強調するなど、プライドばかり無駄に高く、法的に認められているにも拘わらず、選手会を労働組合として認めない経営側の意見を不問とし、明らかに選手雇用に関する事項であるにも拘わらず、特別委員会開催についても消極的な態度を取りながら、突然、法律界の常識を持ち出すなど、お茶ばかり濁す根来ヘタレコミッショナーのヘタレた言動には報道陣も呆れ果てるばかりだ。とりあえず、選手会としては、法的処分に打って出た甲斐があったが、合併問題も特別委員会開催も、あくまで保留事項である事から、依然としてストライキ権行使の可能性は残されている。どうせ出来る訳はないと高を括っていた経営者側もストライキの可能性に現実味を帯びてきている事に焦りを隠せない様子で、スト権が行使された場合を想定し、9月6日に開かれる臨時実行委員会に各球団が対応策を持ち寄る事を確認した。一方、西武・堤オーナーが暗躍している第2の合併についても、「具体的に名前を出せる状態ではないので出していません」(西武・星野代表)と、具体的な提示をされる事はなかった。巨人を除くセ・リーグ5球団はこの日にタイムリミットに定めていた為、第2の合併は承認されない事になる……………筈だったが、西武・星野代表は「(9月8日のオーナー会議まで)もう少し待って欲しい」などと、ナメた要求をかましている。これに対して、1リーグ推進派の巨人・清武代表は「ギリギリまで待とうと言う事になった」などと、ぬかしているが、「事実上、無理でしょう。現実に1つの合併(近鉄とオリックス)でここまで時間がかかっているのだし、(第2の合併の話が)出てきても、すぐに承認出来る話ではない」(阪神・野崎球団社長),「いい加減にして欲しい、と言いたい。いつまでも引っ張られて非常に迷惑している。来季の商談が進められない。次が出てきても、簡単には承認出来ない」(中日・伊藤代表)など、その他のセ・リーグ側は一様に否定的な態度を見せている。
千葉マリン:ロッテ10勝12敗1分
L 000000100 1
M 15200400× 12
勝:清水直8勝10敗 負:岡本1勝1敗
本:ベニー松山32、垣内2