球界トピックス

8月27日


神宮:ヤクルト7勝15敗1分
G  000010120  4
S  11020110×  6
勝:川島9勝4敗
負:久保4勝5敗28S
S:五十嵐亮3勝2敗37S
本:稲葉14,15、寿司職人ラミレス16、ペタジーニ24
 
怒涛の拙攻拙守炸裂で屈辱的大惨敗! 久保、失意の4回KO!
悉く接戦となった首位攻防3連戦で名手・川相を一度として打席に立たせない落合監督の空前絶後の大チョンボ采配に救われ、辛くも踏み止まっている巨人だが、怒涛の拙攻三昧は相変わらずで上昇ムードには程遠い状態。この日も、悪太郎・堀内監督は最多安打のタイトルを狙う清水を妨害するかの様に6番に降格させる茂雄の嫌がらせ采配をトレース。また、実際には鈴木が入ったものの、まさかあの男が2番に入るのでは!?といたずらに動揺させられ、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、ヤクルト先発・川島の前にあえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈いきなり川相不在を痛感させられ、落胆の色を隠せない巨人先発・久保はその裏、いきなり、先頭の真中に左中間突破の三塁打を浴びると、一死後、岩村にタイムリーを浴びて、呆気なく先制点を献上。続く2回には稲葉に右中間スタンドへの14号ソロを叩き込まれる始末。2点を追う巨人は3回、ニックン,小田の連打で無死一、二塁と絶好のチャンスを掴むも、久保がヘッポコバントをかまして、ニックンは三塁で封殺。ガッツな貴公子・仁志,鈴木も簡単に打ち取られて、二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。4回もクリーンアップがあえなく三者凡退とまたまたまた川相不在の弊害を露呈怒涛の拙攻三昧に落胆の色を隠せない久保はその裏、一死一塁から稲葉に2打席連続15号2ランを放り込まれて、失意のKO。直後の5回、巨人は一死から二塁打で出たニックンが石川の暴投で三進するも、小田はライトフライに倒れて、二死。ここで登場した代打・ヒットマン後藤も空振り三振に終わり、結局、無得点…と思いきや、中井美穂の旦那・古田がこれを後逸。この間にヒットマン後藤は振り逃げで一塁へ生き、ニックンはタナボタのホームインでようやく1点をゲット。バッテリーエラーを連発し、動揺している所を一気に畳みかけたい所だったが、続くガッツな貴公子・仁志はショートコロに倒れて、結局、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く6回には先頭の鈴木がヒットで出ると、すかさず二盗に成功。しかし、ここからローズ,小久保,ペタジーニのクリーンアップがあえなく凡退し、結局、無得点とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈不甲斐ない味方打線に憤りを隠せない巨人3番手・前略・三沢興一はその裏、寿司職人ラミレスに16号ソロをぶち込まれ、再び点差は4点に拡大。直後の7回、巨人は小田のタイムリーで1点を返し、更に、この後、二死一、二塁とチャンスを広げるも、ここで鈴木はファーストゴロに倒れて、二者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。その裏、ペタジーニがヘッポコエラーを連発して、またも1点を失い、一向にその差は縮まらない。直後の8回、一死一塁の場面でダブルエラーの汚名返上に燃えるペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへリーグ新のシーズンチーム220本塁打となる24号2ランを叩き込むと、続く清水も内野安打で出塁。しかし、ここで登場した五十嵐亮の前に黒田は空振り三振。代打・江藤が歩いて一、二塁と成ったものの、代打・ソーサ元木はライトフライに倒れて、二者残塁とまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。土壇場9回も、あえなく三者凡退と最後の最後まで川相不在の弊害を露呈する形でゲームセット。怒涛の拙攻拙守で敗れるべくして敗れた巨人は折角、落合監督の大チョンボ采配で縮めた中日との差を再び4.5と広げてしまう有様。微かに残っていた逆転優勝の可能性が大きく遠のきつつある。

 球団統合正式契約締結! 選手会、東京地裁に仮処分申し立て!
この日、近鉄とオリックスはついに球団統合に関する正式契約を締結。弥左オリックス球団総務部長兼広報部長はバッシングを恐れて、水面下でひっそり行う事を示唆していたが、近畿日本鉄道によって、あっさりバラされてしまう事となった。今後は30日のプロ野球実行委員会での承認を経て、9月8日のオーナー会議で最終的な承認を得る事になるが、当然のごとく、怒り心頭の労働組合・日本プロ野球選手会は近鉄とオリックスの合併差し止め及び特別委員会の開催等を求める仮処分を東京地裁に申し立てた。選手会の松原事務局長は「一番頼りにしていた特別委員会が開催されないと言う返事を戴きましたので、それに対抗する手段として仮処分の申請を申し立てた。急ぐ事なので仮処分と言う形で、地裁に判断して戴こうと言う事になった」とコメント。これに対して、小池パ・リーグ会長は話し合いの場である特別委員会の開催を却下しておきながら「話し合いで円満解決を期待したが、真に残念」などと、いけしゃあしゃあとぬかし、周囲の反感を買った。更に、松原事務局長は「ストは選手達が最終的に判断するもの。ストが独り歩きする事なく、なるべく細かいもの(判断材料)まで提供したい」として、最終手段であるストライキ権の行使へ、オーナー会議の直前となる9月6日にも幹部会を開く意向を示した。前日には近畿日本鉄道の株主2人が大阪地裁に合併差し止めを要求する仮処分を申し立てるなど、事態は泥沼の様相を呈している。

甲子園:阪神11勝10敗
C  000000020000  2
T  100000100001× 3
勝:久保田4勝3敗 負:大竹5勝5敗10S

ナゴヤドーム:中日14勝7敗2分
YB 000000000  0
D  00040000×  4
勝:グスマン9勝4敗 負:セドリック4勝1敗

西武吹き抜けドーム:西武12勝10敗
H  511500710 20
L  301000000  4
勝:斉藤10勝5敗 負:ミッチー2勝3敗
本:ズレータ29,30、フェルナンデス30、松中38

大阪ドーム:近鉄8勝15敗
M  003000130  7
Bu 100000000  1
勝:小林宏8勝5敗 負:高村2勝2敗
本:堀12、橋本12