球界トピックス

8月26日


東京ドーム:巨人11勝10敗1分
D  000000000  0
G  10010000×  2
勝:春風亭半ケツ5勝6敗
負:小笠原1勝1敗
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 落合監督、3戦連続大チョンボ!
2試合続けて名手・川相を打席に立たせない落合監督の大チョンボ采配に救われ、綱渡りの状態ながらも、辛うじて踏み止まっている巨人。この日も悪太郎・堀内監督は清水を6番どころか7番へ降格させ、最多安打のタイトル争いを妨害する茂雄紛いの嫌がらせ采配を敢行。また、実際には堀田が入ったものの、まさかあの男が2番に入るのでは!?といたずらに動揺させられ、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、中日先発・小笠原に対して、先頭のガッツな貴公子・仁志がレフト線への二塁打で出ると、堀田の犠打で三進。ここでローズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のライトフライとなり、仁志が先制のホームイン。一気に畳みかけたい所だったが、小久保は空振り三振に倒れて、結局、1点止まりと早くも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く2回には先頭のペタジーニがライト前ヒットで出るも、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは無茶振りでライトへのファールフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。清水,小田も立て続けに打ち上げて、ペタジーニは一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。3回もあえなく三者凡退とまたまた川相不在の弊害を露呈。巨人先発・春風亭半ケツは相変わらずの拙攻三昧に辟易としながらも、立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードで4回までノーヒットに抑える好投を展開。一方、なかなか川相を起用してくれる気配の見えない落合監督に苛立ちを隠せない小笠原はその裏、一死から小久保を歩かせると、二死後、大人しく打たせておけば、勝手にチャンスを潰してくれるニックンをむざむざ歩かせてしまう大チョンボで一、二塁。タナボタのチャンスを得た巨人は執拗にタイトル争いを妨害され続け、怒り心頭の清水がライト前へタイムリーを放ち、2点目を追加。なおも、一、三塁のチャンスだったが、小田はショートフライに倒れて、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。5回も簡単に3人で斬ってとられ、またまたまたまた川相不在の弊害を露呈した巨人は6回、ローズのヒット,ペタジーニの四球で一死一、二塁のチャンス。しかし、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは無茶振りでライトフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮すると、清水もサードゴロに倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の7回、中日は一死からオチョア,リナレス議員と連打を浴びせ、一、二塁。二死後、落合監督は英智を引っ込め、いよいよ名手・川相を投入か…と思いきや、出てきたの高橋光。高橋光は何とか四球を選び、谷繁が打席に入った所で、落合監督は小笠原をベンチに下げ、ついに名手・川相を投入か…と思いきや、ネクストバッターズサークルに入ったのは渡辺こういう展開での川相の恐ろしさを熟知している春風亭半ケツに対して、ここで川相をネクストバッターズサークルに送る事程、プレッシャーをかけられる手段はないと言うのに、呆れ果てる大チョンボ采配に谷繁は愕然。対照的に、川相が出てこないと分かり、一気に気が楽になった春風亭半ケツの前にレフトフライに倒れて、三者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。8回には先頭の代打・渡辺がヒットで出るも、荒木はあわやゲッツーのショートゴロ。続く井端もショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、3人で攻撃終了とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。9回もあえなく三者凡退に終わり、最後の最後まで川相不在の弊害を露呈する形で完封負け。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、敗れるべくして敗れた中日は結局、この3連戦で1つも勝てない体たらく。3戦全てが接戦だったにも拘わらず、接戦でこそ真価を発揮する川相を一度として打席に立たせない落合監督の大チョンボ采配はあまりにも不可解極まりなく、どうにも納得のいかない中日ナインは憤慨した様子で引き上げた。一方、八百長行為か、茂雄の圧力か、はたまた、単にヘボなのか、何はともあれ、落合監督の大チョンボ采配に助けられた巨人だが、タイムリー欠乏症ぶりは相変わらず。両軍共に、川相不在の弊害をまざまざと見せつけると言う首位攻防戦にふさわしくない何とも無様な展開の3連戦となった。

 怒りの選手会、ついに法的手段へ! 仮処分申請の意向を表明!
この日、都内のホテルで労働組合・日本プロ野球選手会とNPB(日本プロ野球組織)の代表者による事務折衝が開かれた。例によって、近鉄,オリックスの合併の1年凍結を要求する選手会だったが、NPB側は相変わらず、煮え切らない屁理屈に終始して、明確な回答をよこさず、両者の意見ははまたしても、平行線を辿り、時間を浪費するだけの結果に終わった。選手会・松原徹事務局長は、話し合いの場として、特別委員会の開催を再三再四に渡って要求し続けているにも拘わらず、全く取り合おうとせず、「オリックス・近鉄の統合に関する委員会」(仮)なる議決権の全くない「特別委員会もどき」でお茶を濁そうとしている経営側の態度に業を煮やし、「法的手段の準備は整った」と、合併差し止めを懸けて、27日にも仮処分申請する意向をNPB側に宣言。この選手会の動きに対して、弥左オリックス球団総務部長兼広報部長は「30日までに(合併の)正式契約を行うと言うこれまでの方針は変わらない」と、あくまでファンや選手の意向を完全無視して強行手段をかます方針を示した。間違いなく多方面から来るであろう大バッシングを少しでも回避しようと言うのか「(正式契約は)双方が会って行うのではなく、郵送の様な方式を取る。発表もしない」と水面下でひっそり事を運ぶ様だが、それをわざわざ明かしてしまっては、結局、同じタイミングでバッシングを受ける事に変わりはないだろう。 

大阪ドーム:阪神7勝13敗
YB 000000001  1
T  00300011×  5
勝:織田裕二5勝7敗 負:土肥3勝2敗
本:ゼブラ今岡23、T.ウッズ38

広島:広島10勝12敗
S  231112030 13
C  203010100  7
勝:坂元3勝1敗 負:ベイル7勝8敗
本:嶋25、シーツ19、佐藤真2、ラロッカ35、岩村37