球界トピックス

8月24日
アテネ五輪準決勝:豪州1−0ナイトメア カナダ5−8キューバ


アテネ五輪準決勝:ヘリニコ野球センター
豪   州 000001000  1
ナイトメア 000000000  0
勝:オクスプリング 負:霊感投手・松坂 S:J.ウィリアムス
 やはり響いた川相不在のチーム編成! 怒涛の拙攻三昧で金メダル消滅!
名手・川相(中日)の不在と言う「ドリームチーム」とは程遠い戦力ながらも、ヘッポコ采配のエンサイクロペディアと味方から恐れられる指揮官・茂雄の不在により、辛くも予選リーグを突破したナイトメアチーム。不在にも拘わらず「長嶋ジャパン」などと執拗に連呼され、勝てば「不在でも高い求心力を持つ茂雄効果」、負ければ「茂雄不在が響いた」などと選手を無視して、無理矢理、病床の茂雄に結びつけるイカレ報道が続き、ナインのストレスは頂点に達しつつあった。キューバとやるよりは遙かに分がいいとばかりに、予選リーグ最終戦で手を抜いてまで、ナイトメアとの対戦に照準を合わせてきた豪州に対して、先発に指名されたのは水島新司の呪いに取り憑かれ、肝心な試合で負ける男・霊感投手・松坂(西武)。いくら現役で最も川相に近い男とされる宮本(ヤクルト)を擁していても、川相のいる時の絶大な安心感には浸れない霊感投手・松坂は安易にバックに頼る訳にはいかないとばかりに初回、いきなり三者三振のスタートを切るなど、立ち上がりから強引な投球を展開し、5回まで毎回10三振の好投。しかし、川相不在で粘りにも繋がりに欠けるナイトメアは豪州先発・オクスプリングの前に4回まで毎回走者を出しながら、あと一本が出ないなど、川相不在を象徴付けるかの様な拙攻三昧。いくら三振の山を重ねた所で味方が点を取ってくれない限り勝利は掴めないと言う焦りから精神的ストレスが蓄積されてきた霊感投手・松坂は6回、一死からローンバーグにセンター前へ弾き返されると、続くディンゴ(元中日)を歩かせて、一、二塁。ここでG.ウィリアムスをセカンドゴロに打ち取り、ゲッツーでピンチ脱出…と思いきや、藤本(阪神)と宮本の呼吸が合わず、一塁はセーフとなって、二死一、三塁。川相不在の重さを痛感させられ、ガックリきた霊感投手・松坂はここでキングマンにライト前のタイムリーを浴び、ついに先制点を献上。その裏、ナイトメアは一死からヒットで出た宮本が二死後、ボークで二進するタナホダのチャンスを掴むも、川相不在では一発に賭けるしかないと気負い過ぎたJ.マッケンジー(ダイエー)はライトへの凡フライに倒れて、宮本は二塁に釘付け。7回には二死走者なしから、ガッツ(日本ハム)がレフト前にポトリと落とす二塁打で出ると、ベンちゃん(西武)もエラーで生き、オクスプリングをKO。ここで豪州のマウンドに上ったのはJ.ウィリアムス(阪神)。奇しくも同僚対決となった藤本(阪神)だが、サードへのポップフライに打ち取られ、二者残塁。直後の8回、霊感投手・松坂は無死一塁にピンチにフィングルソンをゲッツーに打ち取るも、続くローンバーグに痛打された所で無念のKO。ここで代わった岩瀬(中日)は川相から注入された最後まで試合を諦めないスピリットを発揮して、後続を断ち切ると、9回もピシャリと抑え、最後の攻撃に望みを繋ぐ。迎えた9回裏、ナイトメアは先頭のJ.マッケンジーが空振り三振に倒れて、まず一死。続く中村(近鉄)はしぶとくファールで粘ったものの、最後はサードへのボテボテのゴロに終わり、二死。ここで夫婦で金メダルを狙う松田さん(オリックス)が二遊間へ痛打。必死に一塁へ駆け込んだ松田さんだったが、間一髪、アウトとなり、ゲームセット。しかも、無茶な駆け込み方をした事で転倒した松田さんは右足首を捻挫するなど踏んだり蹴ったりチーム結成時から致命的と言われた川相不在の影響をまざまざと痛感させられる展開で敗れるべくして敗れたナイトメアチームはこれで金メダルどころか銀メダルの可能性も消滅。3位決定戦で銅メダルへの望みに賭ける事となった。

東京ドーム:巨人9勝10敗1分
D  100000000000  1
G  000000010000  1
本:ローズ41
 
あまりにも遅過ぎた川相投入! 両軍決め手欠き、延長12回ドロー!
眼前の敵…と言っても、遙か前方をひた走る中日との首位攻防3連戦第1ラウンド。V奪回へ僅かに望みを繋ぐには3タテする以外ない巨人だが、悪太郎・堀内監督は中日先発・人斬り抜刀斎と相性のいい清水を6番に降格させる不可解極まりない乱心采配を敢行。実際には川中が入ったものの、まさかあの男が2番に入るのでは!?といたずらに動揺させられるなど、試合前から重苦しいムードの中、先発マウンドに上ったのは前回の登板で投打に渡る活躍により200勝を達成したばかりのカリメロ。川相不在のヘッポコ内野陣を背負わされる不安感を200勝への執念で振り払っていたカリメロだったが、当面の目標をクリアした事で不安感も甦ってしまったか、初回、一死から井端にレフト線への二塁打を浴びると、二死三塁となった所でオチョアにレフト前タイムリーを許し、あっさり先制点を献上。更に、リナレス議員を歩かせた所でボンジュール大西にもレフト前へ弾き返されるも、一気に本塁を狙ったオチョアを清水−ニックンの中継プレーで刺し、辛くもピンチを脱出。その裏、巨人はガッツな貴公子・仁志のヒット,小久保の四球で二死一、二塁のチャンスを作るも、ペタジーニは中途半端なスイングで空振り三振に倒れて、二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回にはニックンが無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あっと言う間に二死となった所で小田がセンター前に弾き返すも、カリメロは三振に倒れて、小田は一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。3回もあえなく三者凡退とまたまた川相不在の弊害を露呈した巨人は4回、小久保のヒット,ペタジーニの四球で無死一、二塁のチャンス。清水のセカンドゴロで一死一、三塁となった所でエンドランを仕掛けるも、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは最低でも当てて転がす事が大事なエンドランの意味をまるで分かっていない様な無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。それでも清水は何とか二盗に成功し、一塁が空いた事で中日バッテリーは小田を敬遠する満塁策を選択。悪太郎・堀内監督は4回表の守りでリナレス議員の打球を左膝に受けたカリメロを引っ込め、ソーサ元木を代打に送るも、空振り三振に終わって、三者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。5回には先頭のガッツな貴公子・仁志がヒットで出るも、川中はレフトに打ち上げ、進塁打すら打てない有様。更に、ローズは空振り三振に倒れると、川相不在では強引に先の塁を狙うしかないと焦った仁志も二盗を仕掛けて憤死する三振ゲッツーとなり、結局、3人で攻撃終了とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。6,7回といずれも先頭打者がヒットで出しながら、後続を断たれるなど、一向にタイムリーが出ない状況に業を煮やしたか、8回、先頭のローズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン右へ41号ソロを叩き込み、ついに同点。しかし、所詮その場限りの一発では勢いなどつく筈もなく、一死後、ペタジーニが四球を選ぶも、清水はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。9回もニックンが無茶振りでライトフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈し、試合は延長に突入。巨人5番手・岡島に対して、中日は10回、一死から谷繁がセンター前ヒットで出塁。ここで落合監督は打席に向かおうとした人斬り抜刀斎を呼び戻し、ついに名手・川相を投入か…と思いきや、出てきたのは高橋光。高橋光は粘って四球を選んだものの、続く荒木はサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点と川相不在の弊害を露呈。その裏も、2番手・岡本の前に三者三振とまたまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈した巨人は11回から先発要員の木佐貫を投入するも、これがイマイチ、ピリッとしない内容。いきなり先頭の井端に一塁線へ痛打されると、立浪をストレートの四球で歩かせ、無死一、二塁のピンチ。ここでオチョアをセカンドへのゴロに打ち取り、まずは一塁走者・立浪を封殺。更に、二塁走者・井端を二、三塁間に挟み、ゲッツーか…と思いきや、既に封殺された立浪が二塁ベース上にいる事で小久保が漠然と二塁へ追い込めば済むと勘違いして、むざむざ井端の帰塁を許してしまう大チョンボ。続くリナレス議員のサードゴロで一塁が空き、森野が敬遠で満塁となった所で落合監督は英智を引っ込め、ついに絶好調の名手・川相を投入か…と思いきや、出てきたのは渡辺。フルカウントまで持ち込んだ渡辺だったが、結局、空振り三振に終わり、三者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。ラストイニングとなる12回には一死走者なしの場面で落合監督は岡本を下げ、いよいよ名手・川相を投入か…と思いきや、出てきたのはピンキー井上。しかし、ピンキー井上はサードゴロに倒れると、荒木も空振り三振に終わり、中日の勝ちが消滅。その裏に入って、ようやくサードの守備に名手・川相が登場堅実無比の守備力を誇る川相の絶大な安心感に支えられた中日3番手・平井の前に先頭のニックンは無茶振りでライトへの凡フライを打ち上げる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、まず一死。続く小田がピッチャーゴロに倒れた所で代打・江藤が登場するも、空振り三振に終わり、最後の最後まで川相不在の弊害を露呈する形でゲームセット。あまりにも遅過ぎた川相投入により勝てる試合をむざむざ逃した中日と、落合監督の大チョンボ采配に救われ、辛くも黒星を免れた巨人。単純に試合展開だけ考えれば、遙かに中日のダメージが大きい様に見えるが、3タテが必須条件だった巨人のダメージは計り知れないのは言うまでもない。19イニングに渡り、タイムリーが出ないなど、相変わらず、タイムリー欠乏症、一発依存症は深刻を極めており、自力優勝が再び消滅。3連戦で1つも勝てないのではないか?とナインは不安を隠せずにはいられない。
 左:左膝に打球を受け、無念の4回降板となったカリメロ

大阪ドーム:阪神5勝13敗
YB 100003000  4
T  013000001× 5
勝:久保田3勝3敗 負:山田0勝2敗 
本:T.ウッズ37、鶴岡1

広島:広島10勝10敗
S  400010002  7
C  000000132  6
勝:石川9勝7敗 負:小山田2勝1敗 S:五十嵐亮3勝2敗26S
本:寿司職人ラミレス15、緒方23、ラロッカ34、野口4

福岡ドーム:ダイエー20勝4敗
BW 000000010  1
H  00002000×  2
勝:ホンコン倉野7勝1敗 負:具3勝8敗 S:三瀬3勝2敗21S
本:迎2

札幌ドーム:日本ハム14勝10敗
M  101000100  3
F  60010101×  9
勝:正田8勝4敗 負:加藤0勝1敗
本:高橋信21、SHINJO16,17、木元7

西武吹き抜けドーム:西武13勝11敗
Bu 01000001000  2
L  02000000001× 3
勝:豊田5勝1敗8S 負:吉川4勝2敗
本:フェルナンデス28