球界トピックス
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8月23日


 第2の合併、30日までに具体案提示!? 選手会、改めてスト権行使を示唆!
この日、都内のホテルで12球団代表会議が開かれた。2リーグ続行を望む(巨人以外の)セ・リーグ側は近鉄&オリックスに続く、第2の合併について、9月8日のオーナー会議までの成立を要求しているが、これに対して、パ・リーグ側は30日の実行委員会において提示出来る様に努力していると報告。また、選手会が訴え続けている特別委員会の招集については「(合併は)選手契約に関する事ではない」として、あくまでシラを切り通す意向を示しており、「オリックス・近鉄の統合に関する委員会」(仮)なる議決権の全くない委員会を話し合いの場として新設する事で煙に巻こうと企んでいる様だ。一方、同日、都内の別のホテルにて、労働組合・日本プロ野球選手会とNPB(日本プロ野球組織)の代表者による協議交渉委員会も行われた。買い手があるにも拘わらず、門前払いして進められている第1の合併,球団経営の破綻が理由ではなく「1リーグ化する事が目的」である第2の合併をファンや選手の意向を無視した儘、十分な議論なしで進められた場合、選手会側は圧倒的賛成多数により確立されたストライキ権を行使する意向を改めて通告。選手会会長の中井美穂の旦那・古田(ヤクルト)は「ストは十分に配慮して考えたいが、その原因は我々にあると思っていない」と強い態度を見せているが、経営者側はストについて、慎重に対処する様に要望するに留まり、選手会の要望に対しては何ら対応を見せる事はなかった。「(選手会を労組として認めるかは)見解が分かれている。東京都からは認められてはいるが、個人的には認めていない」(瀬戸山選手関係委員長),「労組として(NPB側は)疑念を持っている」(セ・リーグ豊蔵会長)と語るなど、経営者側は「各々が個人事業者である選手は労働者の範疇に入らない」として、労組の立場を認めない方針を示しており、両者の意見が平行線を辿り続けている根本的な要因に繋がっている様だ。

西武吹き抜けドーム:西武12勝11敗
Bu 30004000002  9
L  20002200100  7
勝:カラスコ7勝8敗5S 負:大沼4勝6敗3S S:福盛2勝3敗7S
本:礒部22、下山1、中島24