球界トピックス

8月19日
第85回全国高校野球選手権:中京大中京1−2済美 駒大苫小牧6−1横浜
アテネ五輪予選リーグ:豪州9−4ナイトメア イタリア4−10オランダ カナダ2−0ギリシャ キューバ10−2台湾


 ライブドア・堀江社長、電撃記者会見! 買収失敗なら新球団設立へ!
近鉄の買収に名乗りを上げながら、足蹴にされ続けているライブドア・堀江社長がこの日、都内で記者会見を行い、この儘、オリックスとの合併が正式に決まって、買収の道を断たれた場合、新球団を設立して、9月中にNPB(日本プロ野球組織)に新規加入申請を行う意向を示した。「我々が新しく入る事は大きな話題になる。パ・リーグの中でやっていける自信はある。スタッフ等も関係者に頼って集めるなど、オーソドックスなスタイルでやっていきたい」と抱負を語った堀江社長は、新球団の本拠地を大阪ドームとし、球団名も「バファローズ」を希望。また、合併新球団のプロテクトから漏れた選手を中心に引き抜くなど、あからさまに買収を拒否した近鉄へのあてつけと思われる新プランを次々に発表。野茂(ドジャース)がオーナーを務める「NOMOベースボールクラブ」から運営協力のオファーを受けており、これを新球団の母体とするのでは?と言う噂もあるが、現時点での関連性を否定した。新規参入へ最大の障壁となるのは60億円の加盟料。「大きな負担であり、出来れば払いたくない。独禁法違反の疑いもあるし、公正取引委員会と相談したい」と堀江社長は加盟料ゼロでの参入を目論んでいる模様。阪神・野崎社長が2リーグ維持を訴えた際に加盟料撤廃の話を私案として掲げはしているが、今季中に容認されるかと言うと難しい問題だろう。また、これをクリア出来ても、実行委員会及びオーナー会議で3/4以上の賛成を取り付けなければならない。オリックスと近鉄の合併が成立しても、西武・堤オーナーが画策する第2の合併さえ阻止出来れば、ライブドアの参入により、今まで通りの2リーグ12球団での運営が可能になるとあって、巨人を除くセ・リーグ球団からは歓迎されうるが、依然として1リーグ移行に執念を燃やすパ・リーグから反対を受ける可能性が十分に考えられる。また、買収に名乗りを上げた際の様子からして、ナベツネなき後もオーナー連の堀江社長に対する心象は極めて悪いなど、すんなり事が運ぶとも言いきれない。「関心があるのは有難い事だが、審査基準もある。実行委員会で議論する事になるが、まずは(申請を)受け付けるかどうか」(小池パ・リーグ会長),「正式に聞いていないのでコメントするのはいかがなものか。申請が出てきて、適正に審査する」(豊蔵セ・リーグ会長)と、両リーグ会長も慎重な姿勢を見せており、中立な立場のくせに熱狂的な虎キチである事を隠しもせず、ナベツネに抗う力を微塵も持たずに逃げのコメントを吐き続け、あろう事か海外旅行で実行委員会をすっぽかす根来ヘタレコミッショナー「申請されてからの問題。実行委員会とオーナー会議がどう判断するかです」と相変わらずの煮え切らないコメントに終始。一方、合併阻止に燃える労働組合・日本プロ野球選手会会長の中井美穂の旦那・古田(ヤクルト)は「近鉄が売らないと言うのなら新球団で…と言うのは、やる気がある証拠。彼らの本気さが分かる。話を聞かない訳にはいかないでしょう。これで、パ・リーグが5球団だから(2リーグでは)出来ない、と言う原理は成り立たない」と、買収申し出の時の様な門前払いをさせない様に経営者陣営を牽制しながら、2リーグ維持へ向かい風が吹いた事を大いに喜んだ。しかし、新球団設立イコール合併成立を意味する事になる訳で「新しい球団が出来るより、僕らは(今の儘)チームが残ってくれた方がいい」と、近鉄・礒部選手会長は複雑な心境を覗かせている。

東京ドーム:巨人15勝6敗1分
S  300000000  3
G  010100000  2
勝:坂元2勝1敗
負:春風亭半ケツ4勝6敗
S:五十嵐亮3勝2敗25S
本:中井美穂の旦那20、小久保36、ローズ39
 
怒涛の拙攻拙守炸裂! 重度のタイムリー欠乏症で自力優勝消滅!
ナベツネ&チンピラ三山代表失脚効果も、カリメロ200勝効果も、全く上昇ムードに結びつかないのは、ひとえに川相不在が原因なのだと改めて思い知らされ、一向にモチベーションの上がらない巨人。またも自力優勝消滅の危機に立たされている状況だと言うのに、悪太郎・堀内監督が清水を6番へ降格させる乱心采配をかまし、実際には鈴木が入ったものの、まさかあの男が2番に入るのでは!?とナインを無駄に動揺させるなど、試合前から重苦しいムード。この日も先発・春風亭半ケツが立ち上がり早々に志田,土橋と連打を浴びて、無死一、二塁のピンチ。続く岩村をセカンドゴロに打ち取り、ゲッツーと思いきや、ニックンが一塁へ十八番のヘッポコ悪送球をかまして、一塁はセーフ。川相不在のヘッポコ内野陣の脆さを痛感し、落胆の色を隠せない春風亭半ケツは直後、中井美穂の旦那・古田に左中間スタンドへの20号3ランを叩き込まれて、いきなり3点のビハインド。その裏、ヤクルト先発・藤井の前にあえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈した巨人は続く2回、先頭の小久保が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ36号ソロを叩き込み、ようやく1点をゲット。一気に畳みかけたい所だったが、ニックンが無茶振りでどん詰まりのセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、後続3人があえなく凡退して、結局、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。2回に出塁した際、走塁で左膝を痛めた藤井が大事を取って、早くも降板となった3回には、2番手・坂元に対して、二死からガッツな貴公子・仁志がセンター前へ弾き返すも、続く鈴木はショートへの凡フライに倒れて、仁志は一塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、続く4回、川相不在とあっては、やはり一発に賭けるしかないと言う思いを強めたローズがレフトスタンドへ39号ソロを叩き込み、1点差。更に、小久保が土橋のエラーで出塁するタナボタのチャンスを貰いながら、ペタジーニ,清水と凡退。怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは言わずもがな、無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮して、小久保は一塁に釘付けとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。5回には3番手・田中に対して、先頭の阿部がレフト線へ二塁打を浴びせると、春風亭半ケツが送って、一死三塁。しかし、ガッツな貴公子・仁志は空振り三振を喫すると、代打・江藤もライトフライに打ち取られ、阿部は三塁に釘付けとまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。6回には4番手・佐藤賢に対して、先頭のローズがレフト前に弾き返すも、小久保はライトへ打ち上げ、続くペタジーニはピッチャーゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、3人で攻撃終了とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回もニックンが無茶振りでセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あっと言う間に二死。阿部が死球を食らって出たものの、代わった5番手・河端の前に代打・ソーサ元木がショートへのポップフライに倒れて、阿部は一塁に釘付けとまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。8回もあえなく三者凡退とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈した巨人は土壇場9回、守護神・五十嵐亮に対して、一死からペタジーニが四球で出塁。しかし、清水はレフトフライに倒れると、恐怖の残塁量産マシン・ニックンも無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、代走・黒田は一塁に釘付けと最後の最後まで川相不在の弊害を露呈する形でゲームセット。2回以降、投手陣は踏ん張りを見せたものの、肝心の打線が完全無策一発依存の野放し野球で重度のタイムリー欠乏症ぶりをまざまざと見せつけ、敗れるべくして敗れた巨人はついに自力優勝消滅となった。

横浜:横浜9勝10敗
         C  0002000100 12
YB 000210101  5

勝:ベイル7勝7敗 負:山田0勝1敗
本:嶋24、多村31,32、求道者・前田18、ラロッカ31

ナゴヤドーム:中日14勝9敗
T  000000000  0
D  00010300×  4
勝:小笠原1勝0敗 負:井川9勝9敗
本:オチョア17

アテネ五輪予選リーグ:ナイトメア3勝1敗
豪   州 000300330  9
ナイトメア 000130000  4
勝:ローランドスミス 負:ハマのチンピラ S:ウィリアムス
本:福留、ニルソン