球界トピックス

8月17日
第85回全国高校野球選手権:東海大翔洋3−7中京大中京 横浜7−5明徳義塾 千葉経大付1−3東北
アテネ五輪予選リーグ:オランダ3−8ナイトメア 台湾3−0豪州 イタリア3−9カナダ ギリシャ4−5キューバ
YB−C(横浜):雨天中止


東京ドーム:巨人15勝4敗1分
S  100000100  2
G  00010030×  4
勝:カリメロ9勝5敗
負:ベバリン9勝10敗
本:岩村34、志田2、ペタジーニ23、カリメロ1
 カリメロ、執念のプロ初アーチ! 史上23人目の200勝達成!
ナベツネ&チンピラ三山代表失脚効果も一夜にして消え失せ、ダメチームに逆戻りの巨人。この日も悪太郎・堀内監督が清水を6番へ降格させる乱心采配をかまし、実際には鈴木が入ったものの、まさかあの男が2番に入るのでは!?とナインを無駄に動揺させるなど、試合前から重苦しいムード。この日の先発マウンドには200勝へ王手をかけているカリメロだったが、初回、簡単に二死をとった所で岩村に対し、カウント0−3からストライクを取りに行った所を狙い打たれ、これがライトスタンドに飛び込む34号ソロとなって、先制点を献上。1点を追う巨人はヤクルト先発・ベバリンに対して、相変わらずの拙攻三昧で3回まで無得点と抑えられていたが、4回、先頭の鈴木がヒットで出塁。続くローズはあわやゲッツーのファーストゴロに倒れると、小久保も空振り三振を喫して、二死。ここでベバリンが暴投を犯し、ローズが二進とタナボタのチャンスを掴んだ所でペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間突破のタイムリー二塁打となり、ローズが同点のホームイン。5回はニックンが無茶振りでどん詰まりのサードゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退に終わったが、続く6回、一死から投手前にセーフティバントを仕掛けた鈴木がベバリンの悪送球でボールが転々とする間に一気に三塁を陥れるタナボタのチャンスをゲット。続くローズが歩いて、一、三塁となった所で小久保がレフトフライを打ち上げると、鈴木はタッチアップで本塁を狙うも、寿司職人ラミレスの好返球の前に憤死し、結局、無得点とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。2回以降、川相不在のヘッポコバックを背負わされながらも、200勝への執念で気力の投球を続けてきたカリメロだったが、疲れの色が見え始めた7回、伏兵・志田にレフトスタンドへ2号ソロを叩き込まれて、痛恨の勝ち越し点を献上。再び1点を追う展開となった巨人はその裏、先頭のペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ23号ソロを叩き込み、あっと言う間に同点。一死後、阿部がライト線へ二塁打を浴びせたものの、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンが無茶振りでライトフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮して、二死。ここで打席に入ったカリメロは川相不在の打線がアテにならないあっては自分が決めるしかないとばかりに激振。これがライトスタンドへ飛び込むプロ23年目にして初となる2ランホームランとなり、勝ち越しに成功。自らの執念の一発で気をよくしたカリメロは8回の二死二、三塁のチャンスも例によって逃してしまう味方打線の拙攻ぶりにも動揺する事なく、最後まで投げきって、ついに悲願の200勝(史上23人目)を達成。カリメロはお立ち台で次の目標として今シーズンの逆転優勝を高らかに叫んだものの、川相不在の戦力で川相を擁する中日を打倒しなければ達成出来ないそれは、200勝を達成する事よりも遙かに困難な目標である事は言うまでもない。自らのプロ初アーチでメモリアルゲームを呼び込んだその勝負強さで、どこまで中日に抗う事が出来るのか!?
 左:執念の初アーチで悲願の200勝を達成したカリメロ

ナゴヤドーム:中日12勝9敗
T  003003002  8
D  02105100×  9
勝:人斬り抜刀斎13勝6敗 負:下柳7勝4敗 S:平井5勝5敗3S
本:森野3、矢野8、葛城イクロー3

西武吹き抜けドーム:西武12勝8敗1分
M  20000001001  4
L  10010100000  3
勝:セラフィニ4勝3敗 負:豊田4勝1敗8S
本:礒?2、貝塚12、堀10

札幌ドーム:日本ハム6勝13敗2分
H  102030000000  6
F  000000501000  6
本:井口18、ズレータ26,27、高橋信20

鹿児島:近鉄11勝7敗2分
BW 010101000  3
Bu 00000050×  5
勝:吉川4勝1敗 負:具3勝7敗 S:吉田3勝6敗3S
本:日高4

アテネ五輪予選リーグ:ナイトメア2勝0敗
オランダ  120000000  3
ナイトメア 11002004×  8
勝:黒田 負:マークウェル
本:藤本