球界トピックス

8月11日
第85回全国高校野球選手権:宇都宮南6−11市和歌山商 鳥取商0−6聖光学院 日大三8−5PL学園


 ササキ様、シーズン途中で現役引退申し入れ! 球団側は慰留の方向!
ササキ様が現役引退の意向を申し入れていた事が明らかになった。4年間の亡命生活の末、5年ぶりに日本球界した今季、衰えを感じさせながらも、1勝0敗19Sと、日本屈指のストッパーたる貫録を見せて、亡命中で記録が止まっている高津(ホワイトソックス)に並ぶ通算289SPをマーク。しかし、日本新記録を懸けた4日の中日戦で苦手意識の強い名手・川相の幻影に怯えて、凱旋後初黒星を喫したのをきっかけに、3連続リリーフ失敗。特に、3度目の失敗となった8日のヤクルト戦では3連続被弾と言う悪夢の展開だった事で失意のどん底に突き落とされたササキ様はこの日の試合後、山下監督,峰岸球団社長に引退を申し入れたとの事。山下監督が札幌遠征にササキ様を帯同させなかった真相はここにあった様だ。2年契約の1年目のシーズン途中であるにも拘わらず、こういう行動に出たササキ様の決意は並々ならぬものがある事だろう。峰岸球団社長は「あれだけの選手だから出処進退は自分で決める」と最終的にはササキ様の意向を尊重する方針を示しながらも「借りを返す事を期待している。一度心を立て直し、どうだ!って言うのを見せて欲しい」と翻意する事を願って、慰留に努める模様。この日はT.ウッズの逆転満塁サヨナラ弾が飛び出したとは言え、ササキ様の代役を務めたアゴくらが3点を失うなど、ササキ様が抜けた穴の大きさを痛感させられたばかりで山下監督も苦悩の日々が続きそうだ。  

ナゴヤドーム:中日10勝8敗
G  000010000  1
D  20002100×  5
勝:山本昌9勝3敗
負:カリメロ8勝5敗
本:オチョア16、堀田1、ピンキー井上10
 川相不在で怒涛の拙攻拙守! カリメロ、失意の5回KOで200勝ならず!
前夜、名手・川相がいるチームといないチームの計り知れない差をまざまざと見せつけられ、屈辱の完封負けを喫した巨人。事態を重く見た悪太郎・堀内監督は3戦連続マルチ安打と怒り爆発の清水を5試合ぶりに2番に戻すテコ入れを敢行。初回、中日先発・山本昌に対して、先頭のガッツな貴公子・仁志が三遊間を破るヒット。ここで清水は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。一瞬、スタンドインかとも思われた打球だったが、フェンスギリギリで失速し、ライト・英智に抑えられると、大きく飛び出した仁志が一塁に戻りきれずにアウトとなる大チョンボで最悪のゲッツー。続くローズもセンターフライに倒れて、結局、3人で攻撃終了と早くも川相不在の弊害を露呈。一方、200勝へリーチをかけている巨人先発・カリメロは一死から井端にヒットを浴びるも、続く立浪をショートゴロゲッツーに打ち取り、ピンチ脱出…と思いきや、打球を待って捕るニックンの怠慢プレーにより、一塁は間一髪セーフ。すると、ここでオチョアにレフトスタンドへ16号2ランを叩き込まれて、先制の2点を献上。2点を追う巨人は直後の2回、ニックンが無茶振りでどん詰まりのショートゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたも川相不在の弊害を露呈。続く3回には一死から今季初スタメンの堀田が右中間突破の三塁打を放つも、カリメロは空振り三振。ガッツな貴公子・仁志もライトフライに倒れて、堀田は三塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。4回には清水,ローズの連打で無死一、二塁のチャンスを作りながら、小久保は空振り三振。続くペタジーニのファーストゴロ併殺崩れで二死一、三塁となった所で恐怖の残塁量産マシン・ニックンが無茶振りでセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮して、二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。5回、一死から、堀田が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ今季初アーチを叩き込み、ようやく1点をゲットするも、所詮、その場限りの一発では勢いがつく筈もなく、カリメロ,ガッツな貴公子・仁志と倒れて、結局、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。その裏、中日は山本昌,荒木の連打で一、二塁とすると、井端がバスターで一塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。カリメロはこの回限りで失意の降板となり、この日の200勝達成の可能性が完全消滅。続く6回からマウンドに上がった2番手・シコースキーだったが、いきなり代打・ピンキー井上にライトスタンドへ10号ソロを運ばれて、5点目を献上。直後の7回、巨人は先頭のペタジーニがヒットで出るも、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは見逃し三振と進塁打すら打てない相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。続く阿部がヒットで繋ぎ、一、二塁となるも、堀田,代打・江藤と倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く8回、落合監督はこの回からいよいよ名手・川相をサードの守備に投入。同じくこの回から代わった2番手・高橋聡はガッツな貴公子・仁志に四球,ローズにヒットを許して降板すると、3番手・岡本も代わりばな小久保を歩かせ、一死満塁のピンチ。しかし、ここで迎えたペタジーニに対して、名手・川相の所へ打たせる頭脳的投球を展開和製オジーと称される堅実無比の守備力を誇る川相は軽快にこれを捌いて、素早く二塁へ転送。ベースカバーに入った井端も川相と絶妙のコンビネーションを見せて、ゲッツーを完成させ、見事にこのピンチを脱出。土壇場9回、巨人は中日4番手・平井に対して、先頭のニックンが無茶振りでどん詰まりのショートゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、まず一死。ここから阿部,代打・斉藤の連打で一、二塁としながら、代打・ヒットマン後藤がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で最後の最後まで川相不在の弊害を露呈する形でゲームセット。極度のタイムリー欠乏症,一発依存症がまたもや発症し、走攻守全てにおいて歯車が噛み合わない無様な展開で敗れるべくして敗れた巨人と中日との差はついに5ゲームまで拡大。正に、川相のいるチームといないチームの差が如実に出た格好で、いよいよ自力優勝消滅の危機に立たされた。
 左:川相不在の不安感から失意の5回KOとなったカリメロ

札幌ドーム:横浜13勝4敗
T  3000001003  7
YB 0004000004× 8
勝:アゴくら3勝5敗 負:マイヤーズ1勝2敗
本:T.ウッズ32

神宮:ヤクルト8勝10敗
C  000000002  2
S  30000010×  4
勝:石川7勝7敗 負:広池0勝1敗 S:五十嵐亮3勝1敗22S
本:寿司職人ラミレス12、ラロッカ30

福岡ドーム:ダイエー9勝12敗
L  201001111  7
H  000000000  0
勝:ミッチー2勝1敗 負:星野5勝7敗
本:カブレラ13,14

千葉マリン:ロッテ13勝8敗
Bu 000001010  2
M  02200030×  7
勝:小林宏6勝5敗 負:山本1勝1敗
本:西岡3、ベニー松山27、水口6、フクーラ10、大村2

GS神戸:オリックス7勝13敗
F  100000012  4
BW 14200000×  7
勝:相木3勝0敗1S 負:江尻4勝1敗
本:オバンドー5、青波の長瀬35