球界トピックス

8月4日 C−T(広島):雨天中止


神宮:ヤクルト4勝14敗
G  100100001  3
S  100000000  1
勝:カリメロ8勝4敗
負:ベバリン9勝8敗
S:久保4勝3敗7S
本:土橋7、ペタジーニ18
 ヤクルト、悪夢の強制拉致で借金生活! カリメロ、200勝に王手!
この日、日本代表ナイトメアチームによって、巨人からは上原,マッスル千代の富士、ヤクルトからは宮本,石井が強制拉致された。しかし、前日、先発したばかりの投手がどのみち出られる筈もなく、江藤や斉藤がベンチだった状況を考えれば、殆ど影響のない巨人と比べ、現役で名手・川相に最も近い男として、ナインの信頼も厚い内野の要と、毎試合、登板の可能性を秘めた頼れるセットアッパーを失ったヤクルトの戦力ダウンは大きく、しかも、名手・川相の劇的なサヨナラ打による計り知れないダメージがまだ抜けきれない状態とあって、試合前から重苦しいムード。危惧された通り、ヤクルト先発・ベバリンは初回、いきなり、ガッツな貴公子・仁志に痛打され、無死二塁のピンチ。清水,ローズと抑えて、何とか二死まで持ち込んだものの、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振した小久保にセンターオーバーのタイムリー二塁打を浴びて、先制点を献上。早くも1点のビハインドとなったヤクルトはその裏、200勝に一向聴の巨人先発・カリメロに対して、一死から土橋がレフトスタンドへ7号ソロを叩き込み、あっと言う間に同点。その後、川相不在の巨人,宮本不在のヤクルトは走者を出しながらもあと一本が出ない拙攻を繰り返し、1−1の儘、試合は中盤に突入した。迎えた4回、巨人は先頭のペタジーニが右中間突破の二塁打で出塁。一死後、ニックンが無茶振りで放った打球がレフト線に落ちる幸運なタイムリーとなり、ペタジーニが勝ち越しのホームイン。なおも、一死一塁のチャンスだったが、斉藤,カリメロと倒れて、ニックンは一塁に釘付けと川相不在が故のツメの甘さを露呈。ヤクルトは5回に一死一、二塁のチャンスを逃すと、7回にも一死一、三塁としながら、無得点に終わる拙攻三昧。巨人も相変わらずのタイムリー欠乏症を露呈し、一向に追加点を奪えずにいたが、土壇場9回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにペタジーニが右中間スタンドへ18号ソロを叩き込み、貴重な3点目を追加。最後は岡島−久保と繋いで、辛くも逃げ切り、カリメロはついに200勝へリーチとなった。川相からの大ダメージに追い打ちをかける様な宮本の強制拉致、そして寿司職人ラミレスも登録抹消中と言う満身創痍のヤクルトにこの時期にたまたま当たると言う悪運の強さで結果オーライの白星を拾った巨人だが、到底、楽観としていられる内容ではなく、ナインは一様に重い足取りで球場を後にした。
 左:いよいよ200勝へ王手をかけたカリメロ

ナゴヤドーム:中日12勝6敗1分
YB 00000020101  4
D  00002001002× 5
勝:岡本6勝2敗 負:ササキ様1勝1敗19S
本:T.ウッズ30

札幌ドーム:日本ハム10勝11敗
Bu 000020000  2
F  10000300×  4
勝:江尻4勝0敗 負:パウエル5勝7敗 S:横山2勝4敗24S

仙台:ロッテ11勝9敗2分
H  200000301  6
M  020200000  4
勝:馬原3勝1敗 負:藤田0勝1敗 S:三瀬3勝2敗19S
本:松中35、ベニー松山25

西武吹き抜けドーム:西武15勝8敗
BW 100010000  2
L  00202300×  7
勝:ミッチー1勝1敗 負:栗山0勝1敗
本:塩崎5、カブレラ11、マクレーン3