球界トピックス

7月23日


 中日選手会も合併阻止に決起! 名手・川相の陣頭指揮で署名運動開始!
この日の広島戦の試合前、名手・川相,山本昌,人斬り抜刀斎,岩瀬,バルデス,メゾン筒井,土谷,前田章の8選手がナゴヤドーム入口付近で近鉄,オリックス及び西武・堤オーナーが画策している更なる合併の反対に関する署名運動を行った。既に、近鉄選手会が署名運動を続けているが、当該球団以外の選手会から具体的な動きがあったのは、これが初めて。社団法人プロ野球選手会・専務理事でもある名手・川相「合併は球界の縮小に繋がり、選手にとって死活問題。近鉄とオリックス、それに新たにあると言われている合併に中日の選手会は反対しようと思っています。賛同される方は署名をお願いします」と陣頭指揮を執ると、世界に君臨するスーパースターがファンの下に降りてきて球界の為に必死に呼びかける姿に心を打たれたファンは長蛇の列を作って、次々と署名に参加。僅か30分程度で502人もの署名が集まった。川相によると、7月10日の選手会総会で近鉄選手会が署名運動実施を決定した事で他球団もそれぞれが協力していこうと話し合われていたとの事で「井端選手会長と前からやろうと話していた。ホームゲームの時はこれからも続けたい」と、目標人数や期限は決めていないながらも、今後もしばらく続けていく方針を示した。名手・川相は最後まで試合を捨てない精神だけでなく、ファンを大事にして球界を発展させようと言う想いもチームに浸透させる更なる効果を生み出している川相の抜けた巨人がファンをないがしろにして1リーグ化に邁進しているのとは、正に、対照的だ

横浜:横浜8勝9敗
G  101020000  4
YB 30042100× 10
勝:セドリック2勝0敗
負:木佐貫5勝7敗1S
本:多村23、ガッツな貴公子14、相川5、メカゴジラ12
 怒涛の拙攻拙守で屈辱的大惨敗! 木佐貫、失意の4回KO!
名手・川相を擁する首位中日に繋ぎの野球の大事さ,効率のいい戦力補強のあり方を徹底的に見せつけられ、完膚無きまでに叩きのめされた巨人。悪い事は重なるもので、この日はマッスル千代の富士が急性胃腸炎で緊急離脱し、ナインはすっかり意気消沈。それでも横浜先発・セドリックに対して、初回、マッスル千代の富士に代わって4番に入った小久保のタイムリーで1点を先制したものの、川相不在で不安感一発の巨人先発・木佐貫が大乱調。その裏、一死から金城,メカゴジラと連打を許すと、二死後、多村にライトスタンドへ23号3ランを叩き込まれて、あっと言う間に形勢逆転。2点を追う巨人は直後の2回、ニックンが無茶振りでどん詰まりのセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退に終わるも、続く3回、二死三塁からローズのタイムリーで1点を返し、1点差。更に、4回には一死から連打で二、三塁の一打逆転のチャンスを掴むも、井出,木佐貫と連続三振を喫して、二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。木佐貫は落胆の色を隠せないながらも、その裏、先頭の多村をショートゴロに打ち取り、まず一死…と思いきや、これをニックンが十八番のヘッポコエラー川相の放出を止められなかったフロントの愚行に改めて憤りを感じてしまった木佐貫はこの後、村田,内川,相川と3連打を浴びて、2点を献上。更に、ローズのヘッポコ悪送球まで飛び出して、二、三塁とピンチを広げ、失意のKO。代わった佐藤宏は石井タクローをファーストゴロに打ち取るも、この間に内川が生還。更に、続く金城もファーストゴロに打ち取りながら、一塁にベースカバーに入った際、ペタジーニとの呼吸が合わず、送球を後逸するヘッポコエラーをかまして、この回、怒涛の守乱で4点を献上。直後の5回、巨人は先頭のガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ14号ソロを叩き込むと、セドリックの暴投等で掴んだ二死三塁のタナボタチャンスにペタジーニがタイムリーを放ち、2点目。なおも二死一塁のチャンスだったが、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは無茶振りでファーストへのポップフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、ペタジーニは一塁に釘付けとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。一向に波に乗れない巨人とは対照的に横浜はその裏、相川のバックスクリーンに飛び込む5号2ランで2点を加えると、続く6回にはメカゴジラがレフトポールを直撃する12号ソロを叩き込み、10点目。川相不在で諦めの早い巨人は7,8回と二死一塁のチャンスを逃すと、9回も無死一、二塁としながら、クリーンアップが簡単に凡退する拙攻三昧で、横浜を全く慌てさせる事もない儘、あえなくゲームセット。川相不在を象徴する様に怒涛の拙攻拙守が炸裂し、敗れるべくして敗れた巨人は首位中日に4.5差と更に引き離され、V逸どころかAクラス確保すら怪しくなってきたと言っていいだろう。

 巨人、予想通りの大反発! 横浜もまさかの裏切りで野崎社長大ショック!
来季の1リーグ化阻止に燃える阪神・野崎球団社長が在京セ・リーグ3球団と会談を行った。まず、午前中に東新橋のヤクルト本社でヤクルト・多菊球団社長、横浜・峰岸球団社長と三者会談。基本的には来季の2リーグ維持を支持する方向で合意したかに見えたが、峰岸社長はナベツネから水面下で圧力でもかけられたのか「何が何でも2リーグと言うのはちょっと考えさせて下さい」などと、10球団となった場合の2リーグ制維持に難色を示した。つまり、西武・堤オーナーがもう1球団をたぶらかして、合併に持ち込んだ場合、1リーグ化になびくと言うのだ。更なる合併が「1リーグ化を目的として」画策されている事を考えると、横浜の翻意はナベツネ&堤の暗黒コンビにとって、大いに追い風となると言っていい。巨人以外のセ・リーグ5球団が結託すれば、2リーグ制は間違いなく維持出来ると睨んでいた野崎社長は横浜のまさかの裏切りにショックを隠せなかった。予想外の衝撃を受けた儘、午後には神田錦町にある巨人の球団事務所を訪問し、土井球団社長,チンピラ三山代表らと会談。しかし、こちらは予想通りの展開で「反巨人同盟の様なものを進めていこうというやり方に渡辺オーナーも強い憤りを感じている」と、ナベツネから断固突っぱねる様に指令を受けたと思われる土井社長から「基本的な考え方は総じて賛成出来ない。巨人のスタンスは、パが持ち堪えられなければ、野球界全体が低落するのではないかと言う考えに基づいている」と強い反発を受け、話し合いは平行線の儘、終わった。

ナゴヤドーム:中日11勝4敗
C  020000000  2
D  02142100× 10
勝:グスマン6勝3敗 負:ベイル6勝5敗
本:シーツ15

甲子園:阪神9勝7敗
S  000000011  2
T  000000001  1
勝:川島6勝4敗 負:井川7勝8敗 S:五十嵐亮2勝1敗15S
本:アリアス21

福岡ドーム:ダイエー7勝10敗1分
M  020200000  4
H  32001000×  6
勝:斉藤6勝4敗 負:清水直6勝9敗 S:三瀬2勝2敗17S
本:松中33

東京ドーム:日本ハム10勝5敗
BW 000000000  0
F  10002003×  6
勝:伊集院光の弟子・金村10勝4敗 負:川越5勝6敗
本:オバンドー1

西武吹き抜けドーム:西武9勝8敗
Bu 0000102025 10
L  0100040000  5
勝:カラスコ5勝7敗3S 負:芝崎2勝1敗
本:中島17、カブレラ6、フェルナンデス17、阿部真5