球界トピックス

7月21日


ナゴヤドーム:中日8勝8敗
G  100000020  3
D  10003100×  5
勝:山本昌8勝3敗
負:上原7勝5敗
S:岩瀬1勝3敗13S
 怒涛の拙攻拙守で屈辱的大惨敗! 柳沢、古巣相手に涙の恩返し!
名手・川相をフル欠場に追い込む落合監督のオレ流大チョンボ采配に助けられ、辛くも連敗を免れたとは言え、最後まで試合を捨てない川相スピリットの浸透している中日の怒涛の粘りに疲弊しきっている巨人。この日は中日先発・山本昌に対して、一死から清水がヒットで出ると、ローズのセカンドゴロで二進。ここてマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターオーバーのタイムリー二塁打となり、清水が先制のホームイン。更に、この後、山本昌の暴投でマッスル千代の富士は三進するも、小久保は空振り三振に終わり、1点止まりと早くも川相不在の弊害を露呈。一方、プロ入り初の中4日での先発となる上原はその裏、先頭の荒木をファーストゴロに打ち取るも、これを江藤がヘッポコエラーをかまし、荒木は二進。いきなり川相不在のヘッポコ内野陣の脆さを見せつけられ、愕然としながらも上原は井端,立浪と内野ゴロに打ち取り、二死三塁。ここで福留もショートゴロに打ち取り、ピンチ脱出…と思いきや、ニックンが緩慢な動きでこれを内野安打としてしまいこの間に荒木が返って、試合は振り出しに。追い付かれた巨人は直後の2回、先頭の江藤が四球で歩くも、阿部はレフトへ打ち上げて、まず一死。ここで恐怖のゲッツー量産マシン・ニックンを迎えると、江藤はこの儘、一塁にいてはゲッツーで殺されるとばかりに二盗に成功。しかし、ニックンは無茶振りでレフトフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮すると、上原も空振り三振に終わり、江藤は二塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。3回には二死からローズが歩くも、マッスル千代の富士はセカンドへの凡ゴロに倒れ、ローズは一塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。4回には先頭の小久保が右中間突破の二塁打を放ち、無死二塁と絶好の勝ち越しのチャンスを掴みながら、江藤,阿部と簡単に打ち上げて、あっと言う間に二死。ここで山本昌は何を血迷ったか、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンを敬遠し、上原との勝負を選択するも、勿論、裏目に川相と桑田の食らい付くバッティングを手本にしていると言う上原川相不在の打線がアテにならないとあっては自分で決めるしかないとばかりにセンター前へ執念のヒットを放ち、満塁のチャンス。しかし、ガッツな貴公子・仁志は空振り三振に倒れて、三者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。更に、5回にも二死満塁のチャンスを掴んだ巨人だが、阿部がショートゴロに倒れて、三者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。驚異のハイペースで残塁を量産する味方打線に辟易としながらも、2回以降、パーフェクトピッチを見せていた上原だったが、その裏、先頭のリナレス議員をセカンドゴロに打ち取ったかと思いきや、これを川相不在で守備のリズムを狂わせたガッツな貴公子・仁志がヘッポコエラー。またもや川相不在のヘッポコ内野陣のザルっぷりを見せつけられ、動揺を隠せない上原は続く英智にレフト線を破られ、二、三塁となった所で前夜の敗因を自分の配球ミスと考え、汚名返上に燃える柳沢に右中間突破のタイムリー二塁打を浴び、勝ち越しの2点を献上。更に、二死三塁となった所で井端にもタイムリーを浴び、この回、3失点で無念のKO。3点を追う巨人は直後の6回、ニックンが無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、2番手・チョコはオチョア,リナレス議員と連打を浴びて、一死一、三塁のピンチ。ここで英智をショートゴロに打ち取り、ゲッツーでチェンジ…と思いきや、ニックンが緩慢な動きでゲッツーどころか内野安打としてしまいオチョアが5点目のホームイン前夜の反省からか、落合監督は8回から名手・川相をサードの守備に投入するも、この回からマウンドに上がったバルデスが絶不調。一死一、二塁のピンチを迎えると、攻守に渡る神懸かり的なインケツぶりでインケツパワーを貯め込んだニックンにタイムリーを浴びて、KO。しかし、ここで代わった霊感投手・落合は斉藤に犠飛こそ許したものの、ガッツな貴公子・仁志をピッチャーゴロに打ち取り、このピンチを脱出。土壇場9回は、守護神・岩瀬がきっちり抑えて、首位攻防3連戦に勝ち越し。決勝二塁打を放ち、お立ち台に上った柳沢は「僕は(イカレ金満大補強により、ところてん方式で理不尽に)ジャイアンツを出された人間ですから、今まで何とか…(現役を続けられて、巨人相手に)活躍出来た事が凄い嬉しかったです」と、オリックス,中日と転々した末の巨人への5年越しの復讐劇に涙を流した。茂雄とチンピラ三山の代表の陰謀に巻き込まれ、自主的に出ていった名手・川相と立場こそ微妙に違うものの、またもかつての盟友にしてやられた巨人育成や競争の場を与える事なく、ひたすらに金満補強で安直に戦力を上乗せするだけのチーム方針がいかに愚かであるかをまざまざと見せつけられた格好だベテランが踏ん張り、脇役が日替わりで活躍すると言う正に優勝チームの典型の様な形で勝ち進む中日はこの儘、Vロードをひた走るのか!?

 ナベツネ、またもイカレ発言! ファン完全無視でマスコミに責任転嫁!
口を開けばイカレ発言のナベツネがまたやった! この日、都内のホテルで報道陣から一部報道機関の世論調査で2リーグ制維持を支持する声が圧倒的多数である事について意見を求められたナベツネは「何がファンの声だ。君らが勝手に扇動しといて、そんな事は関係ない。世論は関係あるが、君らの予想が間違っているだけだ!」と、マスコミを諸悪の根元扱いするとても新聞屋のトップとは思えない理不尽な物言いで実質上、ファンの存在を完全に無視。また、1リーグになった場合、ナベツネの提案したイカレ東西対抗戦など、とてもオールスターの代替案にならないとばかりに三洋電機がスポンサーから撤退する事をほのめかした件については「ああ、どうぞ(勝手に降りてくれ)」と、相変わらず、自分に逆らう勢力には一切関心を示そうとはしなかった。

横浜:横浜11勝4敗
T  010001500  7
YB 101200000  4
勝:金沢1勝0敗 負:加藤2勝4敗2S S:安藤4勝6敗4S
本:メカゴジラ11、石井タクロー8、古木9、関本3、キュラソ星人22

神宮:ヤクルト7勝9敗
C  012000212  8
S  010000000  1
勝:小山田1勝0敗 負:ベバリン8勝7敗
本:求道者・前田13、寿司職人ラミレス11、東出1、シーツ14、緒方17

福岡ドーム:ダイエー16勝4敗
BW 000000000  0
H  11000031×  6
勝:ホンコン倉野5勝1敗 負:本柳5勝9敗
本:松中32

札幌ドーム:日本ハム8勝11敗
L  000110080 10
F  030100010  5
勝:芝崎2勝0敗 負:建山0勝2敗
本:高橋信15、カブレラ5、中島16

大阪ドーム:近鉄8勝11敗
M  101020000  4
Bu 30100103×  8
勝:パウエル5勝6敗 負:山崎0勝2敗
本:礒部18、マリオ6、堀5、北川11