球界トピックス

7月18日


東京ドーム:巨人12勝4敗
S  000200000  2
G  001001003× 5
勝:岡島3勝3敗4S
負:河端2勝1敗
本:小久保28、阿部25
 桑田、執念の二塁打も白星つかず! 阿部、結果オーライのサヨナラ3ラン!
ヤクルトの巨人顔負けの大拙攻に救われ、連勝を果たしたものの、ニックンのインケツぶり,一発依存症が完全復活するなど、大きな不安を残す巨人。この日もヤクルト先発・石川に対して、初回、一死から清水がヒットを放つも、続くローズがファーストゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。続く2回には先頭のマッスル千代の富士が内野安打で出るも、小久保,江藤といずれもセカンドへのフライと進塁打すら打てず、阿部もファーストライナーに終わり、マッスル千代の富士は一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。一方、巨人の先発マウンドに立ったのは川相不在を唯一フォロー出来る男としてナインの信頼も厚い造反五人衆最後の一角・桑田「2番ショート・ニックン」と並ぶ悪太郎・堀内監督の2大狂気采配「中10日ローテーション」に振り回され、なかなか調子の上がらない桑田だったが、3回まで無失点と粘りの投球を展開。打ってはその裏、ニックンが無茶振りでサードゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮して、一死となった所で川相不在の打線がアテにならないとあっては自分で口火を切るしかないとばかりに左中間を破る執念の二塁打で出塁。意気に感じたガッツな貴公子・仁志がレフト前に弾き返した所で、清水が一、二塁間の痛打するも、これをセカンド・土橋がダイビングキャッチ。二塁は刺されたものの、清水は全力疾走で一塁へ駆け込み、辛くも併殺を逃れる間に桑田が返って、ついに1点を先制。しかし、走りまくった影響か、直後の4回、宮本にヒット,寿司職人ラミレスに死球を与えて、一死一、二塁のピンチ。ここで金村弟にセンター後方へ大飛球を浴びるも、これはローズの守備範囲…と思いきや、川相不在で守備のリズムを崩したローズがこれを落球(記録は二塁打)し、この間に、二者が返って形勢逆転。1点を追う巨人はその裏、あえなく三者凡退に倒れると、続く5回もニックンが無茶振りでサードゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮するなど、あっと言う間に二死。ここで悪太郎・堀内監督は何を血迷ったか、桑田を引っ込め、代打に福井を投入。ここで凡退しては、チームは内部崩壊しかねないと危惧した福井は全身全霊をかけて、レフト前に弾き返すと、ガッツな貴公子・仁志もレフト前ヒットで続いて、一、二塁。しかし、清水の痛烈なライナーはセンター正面と言うハードラックで結局、二者残塁。直後の6回、この回から代わった2番手・コーリーに対して、ヤクルトは二死満塁と攻め立てるも、土橋がサードゴロに倒れて三者残塁と前夜同様の拙攻を展開。辛くもピンチを逃れた巨人はその裏、二死から小久保が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ28号ソロを叩き込み、試合は振り出しに。この後、両軍共に走者を出しながら、あと一本が出ない拙攻を繰り返し、2−2の儘、試合は土壇場9回裏に突入。この回から登場のヤクルト3番手・河端に対して、巨人は先頭の小久保が歩くと、ペタジーニに代わってスタメンの江藤がレフト前に弾き返して、一、二塁。ここで次に繋いだ所でニックンにゲッツーで潰されると察知した阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ25号3ランを叩き込み、サヨナラ勝ちヤクルトの連夜の拙攻に助けられ、一発依存野球で結果オーライの3連勝を収めた巨人だが、この日もタイムリーを一本も打てない有様。川相不在の弊害が出続ける限り、再び悪太郎・堀内監督が乱心召される危険性は残されており、依然として予断は許さない状況だ。

横浜:横浜8勝8敗
C  110001202  7
YB 001210000  4
勝:大竹4勝2敗8S 負:加藤2勝3敗2S
本:内川14、T.ウッズ26

甲子園:阪神8勝9敗
D  000000001  1
T  00000020×  2
勝:下柳7勝1敗 負:野口4勝5敗 S:ウィリアムス2勝2敗9S
本:悠久の若虎8、松中2

大阪ドーム:近鉄7勝12敗
H  005000110  7
Bu 210200003× 8
勝:矢野1勝0敗 負:三瀬2勝2敗16S
本:松中28、阿部真4、荒金1、中村15、大西6

千葉マリン:ロッテ8勝12敗
F  000050601 12
M  000000001  1
勝:ミラバル5勝7敗 負:高木2勝3敗

GS神戸:オリックス7勝12敗
L  005205001 13
BW 301011200  8
勝:芝崎1勝0敗 負:マック鈴木1勝6敗
本:松田さん13、塩谷5、貝塚7