球界トピックス

7月17日


東京ドーム:巨人11勝4敗
S  000001000  1
G  20001001×  4
勝:木佐貫5勝6敗1S
負:川島5勝4敗
S:久保4勝2敗3S
本:ガッツな貴公子13、ローズ29、マッスル千代の富士23
 ニックン、本領発揮のチャンスブレイク! 一発依存野球で辛くも逃げ切り!
球宴でのニックンの神懸かり的なインケツぶりを見て、我に返った悪太郎・堀内監督が乱心破滅オーダーを撤回し、辛くも後半戦の白星スタートを切った巨人。この日、先発マウンドに上がった木佐貫は先頭の稲葉をショートゴロに打ち取るも、ニックンのまずい守備で生かしてしまい(記録は何故かヒット)、無死一塁と早くもピンチ。ここで現役で川相に最も近い男・宮本のバントが珍しくキャッチャー前への小フライとなり、まず一死。そして、続く岩村をセカンドゴロゲッツーに打ち取りチェンジ…と思いきや、ベースカバーに入ったニックンの緩慢な動きで一塁は間一髪セーフ。しかし、寿司職人ラミレスは打ち損じのライトフライに終わり、辛くもこのピンチを脱出。その裏、巨人はヤクルト先発・川島に対して、ガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ13号先頭打者アーチを叩き込み、1点を先制。更に、この後、清水,マッスル千代の富士のヒットで一死一、二塁となった所で川島をカモにしている小久保がセンター前にタイムリーを放ち、2点目を追加。なおも、一、二塁のチャンスが続いたが、ペタジーニは空振り三振。前夜の3安打でインケツパワーを放出しきってしまったニックンは完全に泳がされて、どん詰まりのライトフライに倒れる怒涛のチャンスブレイカーぶりを遺憾なく発揮し、二者残塁と早くも川相不在が故のツメの甘さを露呈。ヤクルトは2回、一死満塁のチャンスに川島がショートライナーでゲッツー。3回にも一死満塁としながら、金村弟,中井美穂の旦那・古田と倒れて三者残塁と巨人のごとき拙攻を展開。一方、巨人もその裏、二死からマッスル千代の富士,小久保,ペタジーニと3連続四球で満塁とするも、ここで恐怖の残塁量産マシン・ニックンが無茶振りでセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、三者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の4回、ヤクルトは先頭のマーチンが四球を選ぶも、土橋はあわやゲッツーのサードゴロ。更に、川島の送りバントがまともにピッチャー前に転がり、土橋は封殺と一向に走者を進められない有様。ここで稲葉が左中間突破の二塁打を放ち、二、三塁と一打同点のチャンスを作るも、宮本は空振り三振に終わり、二者残塁とまたも無得点。ヤクルト同様2回以降は拙攻続きの巨人は5回、一死からローズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ2試合連続29号ソロをぶち込んで、貴重な1点を追加。直後の6回、ヤクルトは中井美穂の旦那・古田のヒット,マーチンの四球で無死一、二塁とまたもやチャンス。しかし、土橋はキャッチャーへの小フライを上げてしまうヘッポコバントをかまし、続く代打・真中も三振で二死。またもチャンスを逃すかと思われたが、ここで稲葉がライト線へタイムリー二塁打を放ち、ようやく1点をゲット。更に、宮本が歩いて、この試合3度目の満塁のチャンスを迎えたものの、岩村は空振り三振に倒れて、三者残塁。8回には二死から稲葉,宮本の連打で一、三塁とするも、4番手・岡島の前に岩村がセンターへ打ち上げて、二者残塁。まるで自分達を見るかの様なヤクルトの拙攻三昧に、やはり、繋ぎの野球より一発依存野球が楽でいいと言う思いを強くしたか、その裏、巨人は先頭のマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ23号ソロを叩き込み、4点目をゲット。9回からは前夜に続いて久保が最後を締めて、逃げ切りに成功。14残塁と言うヤクルトの巨人顔負けの大拙攻に救われて、辛くも勝ちを拾った巨人だが、ニックンのインケツぶり,一発依存症,タイムリー欠乏症が完全復活。川相不在の弊害が出続ける限り、再び悪太郎・堀内監督が乱心召される危険性は残されており、依然として予断は許さない状況だ。

横浜:横浜8勝7敗
C  000000001  1
YB 20030102×  8
勝:セドリック1勝0敗 負:高橋3勝8敗
本:石井タクロー6、メカゴジラ9,10、多村20,21,22、内川13、ラロッカ27

甲子園:阪神7勝9敗
D  000000010  1
T  33200520× 15
勝:ホッジス弟1勝0敗 負:平井4勝4敗
本:藤本4、アリアス20

大阪ドーム:近鉄6勝12敗
H  000031000  4
Bu 200010000  3
勝:星野5勝4敗 負:有銘0勝2敗 S:三瀬2勝1敗16S
本:松中27

千葉マリン:ロッテ8勝11敗
F  005020100  8
M  310001100  6
勝:正田4勝3敗 負:セラフィニ2勝1敗 S:横山2勝4敗19S
本:島田2

GS神戸:オリックス7勝12敗
L  0200002000  2
BW 0020000201× 3
勝:戸叶2勝0敗 負:田崎0勝1敗
本:中島15、細川8、塩谷4