球界トピックス

7月15日


 時代錯誤の差別発言! 京都総評、ナベツネに選手会への謝罪要求!
味方につけた筈のセ・リーグ5球団全てに裏切られ、一転して逆風に煽られているナベツネに更なる敵が現れた。1リーグ制移行,球団合併問題に関して、話し合いの場を求めている選手会に向かって「無礼な事を言うな。分をわきまえないといかん。たかが選手が!」と、選手の人権を無視してイカレ発言をかましたナベツネに対して、この日、京都総評は「選手を家来とみる時代錯誤の差別発言。話し合いの拒否は労働組合法に違反する」として発言撤回と謝罪を求める申し入れ書を郵送した事を明らかにしたのだ。阪神らが1リーグ制移行へ異を唱えた際も「1リーグにしてくれなどと頼んだ覚えはない」などと、自分の敗北は断じて認めようとしないナベツネがこの抗議にまともに取り合う可能性は殆ど皆無に等しいが、果たして、今度はどれ程の強引な屁理屈でお茶を濁すのか、注目される所だ。尚、巨人の球団事務所は「まだ文書が届いていないので、コメント出来ない」と語るに留まった。

 野崎球団社長、巨人以外のセ4球団と結託! 1リーグ化阻止へ個別会談!
説得力の欠片も持たず、ただ財力,権力による一方的圧力で1リーグ制移行を目論むナベツネに反旗を翻し、来季の2リーグ制維持へと翻意した阪神だが、この日、野崎球団社長は球団事務所で記者会見を行い、巨人以外のセ・リーグ4球団と連絡を取り、個別会談の約束を取り付けた事を公表。「知恵を出し合って、実現可能かつ現実的なものを示したい」と、それぞれの個別会談において、パ・リーグとの交流戦導入や、人件費削減の為の年俸減額制限緩和,ドラフト制度改変等の合意案をまとめた上で、26日のプロ野球実行委員会に提示したい意向を示した。また、ファンや現場を無視して、本決まりとなりつつある近鉄・オリックスの合併についても「オーナー会議でも了承され、なかった事にするのは難しいが、相談したい」と、初めて合併撤回を選択肢として考慮に入れるコメントを残した。