球界トピックス

7月12日


 ライブドア・堀江社長、球団経営提案書を送付! 買収交渉へ徹底抗戦!
近鉄の買収に名乗りを挙げ、一部では売名行為と囁かれながらも、「数多くのプロ野球ファンから激励を貰っており、具体的な提案も含めた考えを聞いて貰える様に努力していく」と前向きな姿勢を崩さないライブドア・堀江社長。ナベツネや近鉄首脳から買収申し出を一蹴されている状況だが、この日、交渉の席を設ける為のアピールとして、IT導入を支柱とする地域密着型の市民球団運営計画を記した「大阪発・新しい球団経営に関する提案書」をまとめ、大阪近鉄バファローズの親会社である近畿日本鉄道に対して、送付した事を明らかにした。東京・六本木の本社で行われた記者会見で「ベンチャー企業の考え方で経営を進めれば、早期の黒字化は難しくない」と豪語した堀江社長によると、市民球団運営の軸として、ファンが球団を支える「球団株式」の発行を掲げた他、選手のやる気を引き出す為の「ストックオプション(自社株購入権)」の付与や、本業であるIT部門を活用すべく、インターネットでの試合中継,情報配信と言ったサービスの提供等の案を打ち出した。買収後は2年以内の黒字化を目標とし、3年後の球団株式の公開を目指しているとの事。今の所、近鉄側はノーリアクションとの事だが、具体的な計画を公表した事による波紋は広がりそうだ。また、「話し合いに応じないと言う発言は看過出来ない。企業経営者は話し合いを拒否するのは許されず、怒りを禁じ得ない」とナベツネらの対応に怒りを露わにしている連合・笹森会長は近日中に労働組合・日本プロ野球選手会幹部と会談する用意がある事を発表。改めて、選手会を全面支援する意向を示した。一方、ナベツネは「君らにおちょくられて嫌な事を書かれて、野球界を破壊しようと言う陰謀に利用されるのはもうまっぴらだなどと、自分が他球団を陰謀の駒として利用しているにも拘わらず、被害妄想丸出しのイカレ発言をかまして、報道陣から失笑された。