球界トピックス

7月6日


ナゴヤドーム:中日5勝7敗
S  300020003  8
D  000003000  3
勝:石川5勝6敗
負:グスマン5勝3敗
 
名手・川相、堅実無比の芸術技炸裂! 大チョンボ采配炸裂で逆転ならず!
前半戦首位ターンが決まっている中日だが、この日は大苦戦。先発・グスマンが立ち上がりから打ち込まれ、5回までに5点のビハインド。しかし、最後まで試合を諦めない川相スピリットが注入されている中日ナインは6回に反撃を開始。荒木,井端の連続タイムリー二塁打で3点を返し、2点差と詰め寄ると、続く7回にはヤクルト3番手・ゴンザレスを攻め、無死一、二塁と絶好のチャンス。ここで落合監督は満を持して、名手・川相を投入明らかに犠打と警戒されている中で川相はサードに捕らせる絶妙のバントを決め、前人未踏の世界記録を518へと更新。この後、代打・善村,荒木と倒れて、残念ながら、この回は無得点に終わったが、川相が出てきた以上、この後も幾らでも逆転の機会はある…と思われた。しかし、ここで落合監督は川相を守備に残さずに引っ込めてしまうオレ流大チョンボ采配を敢行。これが大きく響いたか、9回にはダメ押しの3点を失い、逃げ切られた。

東京ドーム:巨人8勝6敗
YB 300000020  5
G  00000402×  6 
勝:コーリー1勝0敗
負:斎藤タカシ2勝5敗
S:久保4勝2敗1S
本:多村19、江藤3、小久保24
 桑田、無念の5回降板! 一発依存野球で結果オーライの白星!
今季中に名手・川相を取り戻す最後のチャンスを逃してしまうフロントの大失態(正しくは茂雄の陰謀)で受けた計り知れないショックから、依然として醒めやらぬ悪太郎・堀内監督は、この日も3割打者・清水を7番に貶め、かつて球界屈指のチャンスメーカーが守り抜いた聖域に球界屈指のチャンスブレイカーをねじ込む乱心破滅オーダーを展開。試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発マウンドは川相不在を唯一フォロー出来る男としてナインからの信頼も厚い造反五人衆最後の一角・桑田。今季初めて中6日での登板だが、これまで登板しては翌日二軍に落とされる狂気のローテーションに振り回され続けた事で調整に苦しんでいる桑田は初回、先頭のマイケルを歩かせると、二死二塁となった所でT.ウッズにレフトオーバーのタイムリーを浴びて、早々と先制点を献上。更に、続く多村には19号2ランを被弾して、この回、3失点。3点を追う巨人はその裏、先頭のガッツな貴公子・仁志がセンター前ヒットで出塁するも、続くニックンは2番にあるまじき無茶振りでセカンドゴに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。続くローズは歩いて、一、二塁となったものの、マッスル千代の富士,小久保と倒れて、二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には一死から7番に落とされ怒り心頭の清水がライト前へ弾き返すと、二死後、川相不在の打線がアテにならないとあっては自分が打って出るしかないとばかりに桑田が一、二塁間を破る執念のヒットを放ち、一、二塁のチャンス。しかし、次に繋いだ所で三者残塁となるのは目に見えているとあっては、自分が決めるしかないと気負い過ぎたガッツな貴公子・仁志はサードゴロに倒れて、二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。続く4回もあえなく三者凡退とまたまた川相不在の弊害を露呈。一向に援護をくれる気配のない味方打線に辟易としながらも、桑田は2回以降、僅か1安打に抑える完璧な投球を展開。しかし、5回裏、一死で打席を迎えた所で悪太郎・堀内監督は何を血迷ったか、巨人打線で一、二を争う程、頼りになるバッターでもある桑田をわざわざ引っ込め、代打・福井を投入。福井はセカンドゴロに倒れたものの、これをマイケルがエラー。折角、タナボタのチャンスを貰ったと言うのに、次に繋いだ所でゲッツーで潰されるだけとあっては一発に賭けるしかないと力んでしまったガッツな貴公子・仁志はライトフライと凡退。そして、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは2番にあるまじき無茶振りでレフトへの凡フライに終わり、福井は一塁に釘付けとまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、孤軍奮闘の桑田に黒星をつける訳にはいかないと意気込む巨人は、続く6回、一死からマッスル千代の富士の二塁打、小久保の四球で一、二塁とすると、ペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライト線へのタイムリー二塁打となり、ようやく1点をゲット。続く清水のセカンドゴロの間に小久保が返って、1点差となった所で2番手・加藤から代打・江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ3号2ランを叩き込み、逆転に成功。一気に突き放したい巨人だったが、7回にはニックンが2番にあるまじき無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。すると8回、巨人4番手・コーリーが無死満塁のピンチを迎え、一死後、多村に押し出し四球を与えて、試合は振り出しに。更に、続く金城のサードゴロの間に勝ち越し点を献上。再び追う展開となった巨人はその裏、先頭のマッスル千代の富士が左中間突破の二塁打で出ると、ここで代わった斎藤タカシの暴投で三進。ここで小久保が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに24号2ランを叩き込み、一気に逆転。9回は久保が何とか抑えて、辛くも逃げ切りに成功。コーリーに来日初勝利が転がり込んだ。しかし、この日も6点取りながら、乱心破滅オーダーによる2番・ニックンは全く機能しておらずタイムリーは僅かに1本と言う極度の一発依存症,タイムリー欠乏症に冒されており、結果オーライの白星に誰一人として笑顔を浮かべる事はなかった。この儘、マッスル千代の富士がアテネ五輪に強制拉致される日を待つ以外、破滅オーダーが撤回される事はないのか!?

倉敷:広島6勝7敗
T  103000000  4
C  000110000  2
勝:下柳6勝1敗 負:高橋3勝7敗 S:ウィリアムス2勝2敗8S
本:キュラソ星人19、ラロッカ26

札幌ドーム:日本ハム5勝9敗
Bu 000100330  7
F  000000040  4
勝:岩隈12勝0敗 負:ループ1勝4敗 S:カラスコ4勝7敗3S
本:北川9、マリオ2、青波の長瀬30

福岡ドーム:ダイエー7勝7敗
L  000450003 12
H  000010010  2
勝:霊感投手・松坂7勝5敗 負:斉藤5勝3敗
本:中島14、ズレータ21

千葉マリン:ロッテ4勝10敗
BW 000000000  0
M  00100100×  2
勝:清水直5勝8敗 負:川越5勝5敗
本:ベニー松山21