球界トピックス
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6月30日


 ライブドアが買収に名乗り! 近鉄側は全面拒否の構え!
長年、実在選手をシメ続けてきた疫病神・水島新司の呪いか、ナベツネの陰謀か、消滅の危機に立たされているパ・リーグに救世主が現れた。インターネット関連サービス会社の株式会社ライブドア・堀江社長が都内で記者会見を開き、オリックスと合併を図ろうとしている近鉄を買収する意向を正式に表明したのだ。1リーグ制と言う縮小均衡の道をひた走ろうとしている球界に苦言を呈する堀江社長は「買収に成功した際は2リーグ制の続行を維持したい」と、既に、10〜30億円に及ぶ買収額を準備し、選手会の顧問弁護士を通じて交渉を行っている事まで明かした。近鉄の買い手が見つかれば、パ・リーグが5球団となる事もなく、選手も球団職員も路頭に迷う事なく、更に1球団を無理矢理潰してまで1リーグ制に移行する必要もなく万々歳。梨田監督は勿論、エース・岩隈,選手会長・礒部ら近鉄ナイン,球団消滅を懸念する選手会も大いに歓迎の意を示したが、それにも拘わらず「28日に申し入れはあったが、お断りした。球界全体で合併の話が進んでいる時で、急にそんな事を言われても遅い。交渉はしていない。(迷惑だと)そう思って貰って構わない」(小林球団社長),「社長にアプローチがあり、明確に断っている。勿論、オリックスが優先事項。今はそれだけで進めていく。色々、推量は出来るが(ライブドア側に)どこに目的があるのか、理解に苦しむ」(田代オーナー),「お断りした。信義の問題もあるが、オリックスとやるのが一番いいと思っている。今後の接触はない。もう終わった話。男に二言はない」(近畿日本鉄道・山口昌紀社長)と、近鉄の重役陣は揃いも揃って、買収どころか交渉の席につく可能性すら全面否定。信義や面子ばかり気にして、現場やファンを無視した儘、オリックスとの合併にひた走る模様だ。また、口を開けば、イカレ発言のナベツネはこの件について「(オリックスとの合併で)決着済み。近鉄がちゃんと声明を出したじゃないか。だから(買収は)ない。(ライブドアは)加盟出来ないんだよ。俺が知らない人は入る訳にはいかないなどと、子供じみた理由でライブドアの申し出を一蹴。また、「プロ野球と言うのは伝統がそれぞれ(の球団に)ある。金さえあればいいと言うもんじゃないと、「金と権力さえあれば何をやってもいい」を地で行っている自分を棚上げするイカレ発言までつけ加えた。元々、買収は無理と言う読みで名乗りを上げたに過ぎない「売名行為」とも囁かれているが、ライブドア側が選手会の顧問弁護士と繋がりを持っているらしき事から、今後、選手会と球団側の間で激しい対立が起こる可能性も予想されている。

甲子園:阪神12勝5敗
G  031000100  5
T  001003011× 6
勝:安藤4勝5敗2S
負:シコースキー2勝3敗4S
本:ペタジーニ12、ローズ24
 連日連夜の拙攻拙守三昧! 4点差守れず、屈辱のサヨナラ負け!
トレード期限最終日となるこの日、いかなる犠牲を払ってでも名手・川相の奪回を図るのではないかと思われた巨人。しかし、川相の巨人復帰は是が非でも阻止しなければならないと執念を燃やす茂雄の圧力がかかったのか、はたまた、V奪回へ最大のキーマンである男の放出を中日が頑なに固辞したのか、結局、川相奪回計画は無惨に打ち砕かれる事にどうあがいても、今季は川相なしで戦わざるをえない絶望的な状況に追い込まれた巨人は初回、阪神先発・下柳の前にあえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。しかし、続く2回、マッスル千代の富士のヒット,小久保の四球で一、二塁とすると、ここでペタジーニが川相不在の上、次が恐怖のゲッツー量産マシン・ニックンとあっては一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ12号3ランを叩き込み、3点を先制。続く3回には二死走者なしからローズのヒット,マッスル千代の富士の四球で一、二塁となった所で小久保が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライト線へのタイムリー二塁打となり、ローズが4点目のホームイン。なおも二、三塁のチャンスだったが、ペタジーニは空振り三振に倒れて、二者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈川相不在のヘッポコ内野陣を背負わされ、立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードを続けていた事で早くも疲れが見え始めてきた巨人先発・木佐貫はその裏、一死二塁からゼブラ今岡にタイムリーを許し、1点を献上。突き放したい巨人は直後の4回、ニックンが無茶振りでショートゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮した後、村田がセンター前ヒットで出塁。しかし、ここで木佐貫はヘッポコバントを連発した挙げ句にスリーバントも失敗ガッツな貴公子・仁志もセカンドへのポップフライに倒れて、村田は一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く5回には二死からマッスル千代の富士,小久保の連打で一、二塁のチャンス。次が恐怖の残塁製造マシン・ニックンとあっては自分で決めたかったペタジーニだが、そんなペタジーニの目論見を見破った下柳は一塁が空いている訳でもないのに、半ば敬遠気味に歩かせてニックンとの勝負を選ぶ最善策を選択すると、これが奏功。案の定、ニックンは無茶振りでピッチャーゴロに倒れて三者残塁となる怒涛のチャンスブレイカーぶりを遺憾なく発揮し、またまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。6回には一死から木佐貫が川相不在の打線がアテにならないとあっては自分が打つしかないとばかりにレフト前へ執念のヒットを放つも、ガッツな貴公子・仁志,清水と倒れて一塁に釘付けとまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈怒涛の拙攻三昧に落胆の色を隠せない木佐貫に対して、阪神はその裏、一死からキュラソ星人,悠久の若虎・桧山の連打で二、三塁とするとアリアスのショートゴロの間にまず1点。更に、矢野が歩いて一、二塁となった所で藤本,代打の神様・八木と連続タイムリーを浴びせて、一気に同点。追い付かれた巨人は直後の7回、先頭のローズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに初球を叩き、バックスクリーン左へ24号ソロをぶち込んで、勝ち越しに成功。更に、この後、マッスル千代の富士の死球,ペタジーニのヒットで一、二塁とするも、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。続く村田もレフトフライに倒れて、二者残塁とまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。8回にも二死二塁のチャンスを逃すなど、突き放す機会を悉く逃し、不安感一杯の悪太郎・堀内監督はその裏から、シコースキーを投入。しかし、いきなり先頭の悠久の若虎・桧山にレフト線へ弾き返され、無死二塁のピンチ。続くアリアスはファーストゴロに打ち取り、まず一死…と思いきや、川相不在で守備のリズムを崩したファースト・ペタジーニが深追いしてこれを捕った挙げ句、一塁へ悪送球を犯し、ボールが転々とする間に桧山が同点のホームイン。完全に流れを掴んだ阪神は土壇場9回、一死からシャア少佐がセンター前へ弾き返すと、関本が歩いて、一、二塁。ここで代わったチョコに対して、キュラソ星人がセンター前へタイムリーを浴びせて、サヨナラ勝ち怒涛の拙攻拙守で敗れるべくして敗れた巨人の貯金はついに残り僅か1つとなり、阪神にも0.5差と迫られる始末。この日のうちに名手・川相を取り戻せなかった事は今季の巨人にとって、致命的となるのは間違いないだろう。

岐阜:中日10勝4敗
C  100212000  6
D  000005000  5
勝:ベイル5勝3敗 負:朝倉3勝1敗 S:大竹3勝2敗6S
本:ラロッカ25、緒方14

盛岡:横浜3勝11敗1分
S  201002101  7
YB 002100000  3
勝:藤井1勝4敗 負:吉見5勝3敗
本:岩村22,23、メカゴジラ6、寿司職人ラミレス10

GS神戸:オリックス3勝13敗
H  010100060  8
BW 000000000  0
勝:新垣6勝4敗 負:金田0勝3敗
本:J.マッケンジー27,28,29

西武吹き抜けドーム:西武9勝7敗
Bu 100000000  1
L  20000020×  4
勝:弓長7勝3敗 負:川尻3勝6敗 S:森0勝3敗2S
本:礒部15、野田1

札幌ドーム:日本ハム10勝7敗
M  030000020  5
F  010000030  4
勝:渡辺俊7勝5敗 負:さすらいの賭博師・須永0勝2敗 S:小林雅3勝5敗16S
本:青波の長瀬27