球界トピックス

6月27日


神宮:ヤクルト4勝9敗
G  000001030  4
S  30010200×  6
勝:ベバリン8勝3敗
負:平岡0勝1敗
S:五十嵐亮2勝1敗12S
本:岩村21、金村弟8、マーチン5、城石2
 プロ初先発・平岡、悪夢の3被弾! 川相不在で失意の4失点KO!
束の間の打線の繋がりで辛くも連敗を脱出したものの、依然としてタイムリー欠乏症の影に怯える巨人。この日も、初回、ヤクルト先発・ベバリンに対して、二死からローズがヒットを放つも、マッスル千代の富士がライトフライに倒れて、ローズは一塁に釘付けと早くも川相不在の弊害を露呈。一方、巨人の先発はルーキー・平岡。プロ初先発だと言うのに川相不在のヘッポコ内野陣を背負わされると言うとてつもない逆境を背負わされた平岡よりにもよって、川相に出ていかれた年に入団してしまうと言う間の悪さにあと1年早く生まれていれば…と如何ともしがたい後悔の念に駆られているうちに、いきなり先頭の真中を歩かせると、一死後、岩村にライトスタンドへ21号2ランを叩き込まれて、先制点を献上。更に、二死後、金村弟にもライトスタンドへ8号ソロを浴び、この回、3失点。3点を追う巨人は直後の2回、小久保,ペタジーニが連続四球で無死一、二塁と絶好のチャンス。しかし、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは無茶振りで空振り三振と相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。この後、村田,平岡も倒れて、二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。3回もあえなく三者凡退に終わった巨人は4回、二死からペタジーニが四球で出塁。しかし、ここで怒涛のチャンスブレイカー・ニックンが無茶振りでファーストへのファールフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、ペタジーニは一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈一向に援護をくれる様子のない打線に落胆の色を隠せない平岡はその裏、先頭のマーチンに右中間スタンドへ5号ソロを放り込まれて、4点目を献上。たまりかねた悪太郎・堀内監督はここで「マーチンが違反バットを使用しているのでは?」などと言い掛かりをつけ、球審に確認を要請したが、公認マークがついた正規のバットで何の問題もなく、とんだ赤っ恥。5回も一死二塁のチャンスを逃した巨人だが、6回、一死からマッスル千代の富士の四球,小久保のヒットで一、三塁のチャンス。続くペタジーニは倒れたものの、ここ2打席の怒涛のチャンスブレイクでインケツパワーが充電されたニックンがセンター前へタイムリーを放ち、ようやく1点をゲット。なおも一、二塁のチャンスだったが、村田は空振り三振を喫して、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。悪い流れを引きずる様にその裏、2番手・チョコが城石に2号2ランを叩き込まれて、5点差と広がる有様。8回、ヤクルト3番手・田中に対して、金村弟のタイムリーエラーで1点を返した巨人は更に、4番手・五十嵐亮からガッツな貴公子・仁志が押し出し四球とまたもタナボタで1点を追加。なおも二死満塁の場面で清水の打球はセンター前へ抜ける痛烈な2点タイムリー…と思いきや、これを巨人のショートとは遙かに格が違う堅守・宮本がダイビングキャッチ。一塁は間一髪セーフとなり、ペタジーニが生還するも、続くローズはファーストゴロに倒れて、三者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。結局、土壇場9回はマッスル千代の富士,小久保,ペタジーニとあえなく三者凡退に終わり、最後の最後まで川相不在の弊害を露呈する形でゲームセット。先発崩壊に残塁地獄と相変わらず、投打の噛み合わない展開で敗れるべくして敗れた巨人は2カード連続の負け越し。V奪回へ最大のキーマンと言われる名手・川相を擁する首位・中日は破竹の6連勝とその差は開く一方。今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。

ナゴヤドーム:中日8勝6敗
T  000000000  0
D  00110011×  4
勝:野口4勝4敗 負:井川6勝6敗
本:オチョア11

広島:広島7勝6敗
YB 204220000 10
C  20001009× 12
勝:林1勝0敗 負:木塚1勝2敗 S:大竹3勝2敗5S
本:古木7、ラロッカ24、多村17、T.ウッズ22、村田9、求道者・前田12

大阪ドーム:近鉄5勝11敗
H  040040202 12
Bu 000020000  2
勝:グーリン6勝3敗 負:パウエル3勝6敗
本:松中24、J.マッケンジー26、水口4、ズレータ19

富山:ロッテ5勝10敗1分
L  000001000  1
M  02100036× 12
勝:セラフィニ1勝0敗 負:後藤光1勝1敗
本:西岡1、サブロー3

東京ドーム:オリックス5勝9敗
F  100102110  6
BW 000000101  2
勝:正田3勝2敗 負:本柳5勝7敗
本:SHINJO11,12、ガッツ9、木元4、ブラウン14


 新助っ人・マイヤーズの獲得を発表!
この日、阪神は新助っ人として、ドジャース傘下3Aラスベガスに所属するロッドニー・マイヤーズ投手(35=185cm,91kg 右投右打)を獲得した事を発表した。右肘内側側副靱帯損傷で今季絶望となったリガンに代わる中継ぎとして期待されるマイヤーズは今季、3Aで24試合に登板し、4勝1敗、防御率4.74の成績を残している。マイヤーズは球団広報を通じて「過去にも日本の数球団からオファーを貰っていたが、とても光栄で興奮している。キンケドゥやウィリアムスの事もよく知っているし、早く日本の野球に慣れ、チームの勝利に貢献したい」とコメントを残した。また、阪神はマイヤーズの他にも昨年までヤクルトに所属していたケビン・ホッジスの弟であるトレイ・ホッジス投手の獲得も狙っている。