球界トピックス

6月25日 C−YB(広島):雨天中止


神宮:ヤクルト3勝8敗
G  000101001  3
S  02330120× 11
勝:川島5勝3敗
負:カリメロ6勝3敗
本:金村弟7、マーチン4、小久保22、マッスル千代の富士19、志田1、城石1、ペタジーニ10
 球団ワースト3戦連続2桁失点! またもタイムリー出ず5連敗!
3連戦で僅かにタイムリー1本と言う重度のタイムリー欠乏症により、名手・川相を擁する中日相手に札幌シリーズ3タテと言う史上初の屈辱を味わった巨人。破戒僧・清原に続き、この日は阿部までが左大腿部後側の筋損傷で登録抹消となり、しかも、恐怖のゲッツー量産マシン・ニックンがスタメン固定となるなど、攻撃効率は下がる一方で案の定、ヤクルト先発・川島の前に初回、あえなく三者凡退。続く2回には先頭のマッスル千代の富士がヒットで出るも、小久保,ペタジーニはポンポンと打ち上げ、あっと言う間に二死。そして、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンも無茶振りで空振り三振と相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、マッスル千代の富士は一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈到底、援護は期待出来そうもない味方打線に落胆の色を隠せない巨人先発・カリメロはその裏、金村弟に7号ソロ,マーチンに4号ソロと2発を浴びて、2点を献上。続く3回にはいきなり投手の川島に痛打されると、続く宮本には右中間を破られ、無死二、三塁のピンチ。続く志田は何とかショートゴロに打ち取り、まず一死…と思いきや、これをニックンが大きく弾くヘッポコプレー(記録は何故かヒット)で川島,宮本と相次いで生還。更に、一死後、寿司職人ラミレスにもタイムリーを浴びて、この回3失点。5点ビハインドとなった巨人は直後の4回、二死から小久保が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ22号ソロを叩き込み、ようやく1点を返すも、所詮、その場限りの一発。続くペタジーニは空振り三振に終わり、結局、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈中日に3タテを食らった事を全く学習していないナインの不甲斐なさに憤りを隠せないカリメロはその裏、マーチン,土橋に連打を浴びると、川島の犠打で二、三塁となった所で宮本にタイムリーを浴び、6点目を献上。更に、続く志田には全く無警戒の儘、スクイズを決められた上、一塁へ悪送球を犯し、ボールが転々とする間に宮本の生還まで許して、失意のKO。大量7点差となっても、走者を貯めて繋いでいく野球など眼中にない巨人は直後の6回、二死からマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ19号ソロを叩き込むも、所詮、その場限りの一発。続く代打・ヒットマン後藤はサードへのファールフライに倒れ、結局、1点止まりとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。完全にモチベーションが下がりきっている巨人に対して、ヤクルトはその裏、志田の2年ぶりの一発が飛び出すと、7回には城石が1号2ランを放ち、ダメ押し。巨人は土壇場9回、ペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに10号ソロを放つも、焼け石に水。この日も取った得点はソロ3発のみと極度の一発依存症,タイムリー欠乏症は快方に向かう気配すらなく、投げては3試合連続2桁失点の球団ワースト記録を樹立と敗れるべくして敗れた巨人は泥沼の5連敗攻守に渡って最悪のチーム状態を打破しうる唯一の存在と言える名手・川相を今からでも遅くないので、中日から呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。
 左:川相不在で失意の8失点KOとなったカリメロ

 ナイトメアチーム、24選手発表! 茂雄の陰謀で川相の名前はなし!
この日、アテネ五輪野球の日本代表編成委員会は都内のホテルで日本代表ナイトメアチームに加わる24選手を正式に発表。脳梗塞によるリハビリモード中で現場指揮が執れるかどうかは微妙となっている茂雄だが、それでも名手・川相(中日)をシメる事には余念がなく、案の定、メンバーの中に川相の名前はなかった。それでいながら「守りを重視し、攻撃は繋ぐ野球」などと川相なしでは考えられないスローガンを掲げる嫌がらせを敢行。各球団から2名ずつ選出される事が決まっていたが、中日からは岩瀬に加えて、井端ではなく福留を選出。井端を選ぶと川相が公式戦でスタメンとして出続ける事が予想され、ますますパワーアップした中日に巨人が叩きのめされる事を恐れたとしか考えられない。アメリカが予選でまさかの敗退、キューバも主砲が亡命して戦力ダウンと、悪運続きで金メダルへ追い風が吹いている状態ではあるが、それでも川相不在,茂雄が現場指揮となれば銅メダルすら逸する危険性は十分に残っていると言えよう。

大阪ドーム:近鉄4勝10敗
H  013020020  8
Bu 000200000  2
勝:和田7勝1敗 負:黒騎士4勝4敗
本:J.マッケンジー24,25、礒部14、北川6