球界トピックス

6月17日


横浜:横浜6勝7敗
G  041101012 10
YB 100210010  5
勝:桑田2勝1敗
負:アゴくら0勝3敗
本:T.ウッズ19,20、ローズ23、マッスル千代の富士16
 横浜、巨人顔負けの大拙守! 桑田、冴える打棒で2勝目をマーク!
怒涛の拙攻拙守が炸裂し、束の間の首位の座から陥落した巨人。川相不在の弊害が日に日に大きくなっていく事を恐れた悪太郎・堀内監督は前夜に続き、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンをスタメンから外し、川相不在を唯一、フォロー出来る男としてナインからの信頼も厚い造反五人衆最後の一角・桑田を先発マウンドに送り込んだ。しかし、初回、横浜先発・アゴくらの前にあえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。一方、プロ入り後、初めてと言う腰痛から復帰したばかりの桑田はその裏、いきなり一死三塁のピンチを迎えると、鈴木なおのりの犠飛であっと言う間に先制点を献上。1点を追う巨人は直後の2回、先頭のマッスル千代の富士が歩くと、小久保の打球はセンター前への凡フライ。しかし、これを強引にダイレクト捕球に行った多村が大きく後逸する大チョンボボールが転々とする間にマッスル千代の富士がタナボタのホームイン。続くペタジーニはショートゴロに倒れるも、今度は石井タクローが野選を犯し、勝ち越しに成功。一死後、ソーサ元木のヒットで一、三塁となった所で桑田が川相不在で一発か相手の拙守に頼るしかない打線がアテにならないとあっては自分で決めるしかないとばかりにレフトへ執念の犠飛を打ち上げ、小久保が生還。更に、ガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間を深々と破るタイムリー二塁打となり、4点目。なおも二死二塁の場面だったが、清水は空振り三振に倒れて、仁志は二塁に釘付けと川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く3回には一死からマッスル千代の富士のレフトフライを鈴木なおのりがヘッポコエラー。またもタナボタのチャンスを拾うと、二死後、ペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフト線を破るタイムリー二塁打となり、5点目を追加。なおも二死二塁の場面だったが、阿部は空振り三振に倒れて、1点止まりとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。4回には四球のソーサ元木を一塁に置いて、桑田が川相不在で一発か相手の拙守に頼るしかない打線がアテにならないとあっては自分で決めるしかないとばかりにレフト線へ執念の二塁打を放ち、無死二、三塁。ここでガッツな貴公子・仁志はレフトへの浅めのフライ。タッチアップは無理かと思われたが、川相不在では強引に次の塁を狙うしかないと焦ったソーサ元木は無謀にも本塁へ突入。完全にアウトにタイミングだったが、小田嶋の空タッチに救われて、6点目をゲット。この間に桑田は三塁を陥れ、なおも一死三塁のチャンスだったが、清水,ローズと倒れて、桑田は三塁に釘付けとまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈相変わらずの拙攻ぶりに落胆の色を隠せない桑田はその裏、先頭の鈴木なおのりを歩かせると、続くT.ウッズにはライトスタンドへの19号2ランを被弾し、3点差。突き放したい巨人は5回、二死からペタジーニ,阿部が連続四球を選ぶと、ソーサ元木は幸運な内野安打で出て、満塁。ここでこの日、打棒が冴え渡る桑田が打席に登場。しかし、流石に桑田と言えども、毎度結果を出し続けられる筈もなく、ここはファーストへのファールフライに終わり、三者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。自らチャンスを潰してしまい、失意の桑田はその裏、代打・小池にセンターオーバーの二塁打を浴びると、一死三塁となった所で内川にタイムリーを許し、4点目を献上。直後の6回、巨人は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにローズがレフトスタンドへ23号ソロを叩き込み、7点目。8回には一死から代打の破戒僧・清原がセンター前ヒット。ガッツな貴公子・仁志の打席で小田嶋がパスボールを犯して、代走・鈴木が二進。二死後、清水はレフト正面へのイージーフライに倒れて、チェンジ…と思いきや、鈴木なおのりが照明の光で打球を完全に見失い、後逸するボーンヘッドをかまし、この間に鈴木が生還。9回にはマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン横へ16号ソロを放つなど、2点を加え、10点目。投げては7回途中から桑田の後を継いだ岡島−ランデル−シコースキーが走者を出しながらも横浜の拙攻に助けられ、何とか逃げ切りに成功。一夜で首位に返り咲いた巨人だが、横浜の壊滅的な拙守地獄に助けられた結果オーライの白星とあっては、とても楽観とはしていられない。桑田が投打に渡る気迫のプレーで2勝目を呼び込んだ事が唯一の救いだが、今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。

甲子園:阪神8勝5敗
S  201001000  4
T  000001000  1
勝:ベバリン6勝3敗 負:織田裕二3勝6敗 S:五十嵐亮2勝0敗10S
本:岩村18、稲葉9、ピンキー井上1

広島:広島3勝9敗
D  000010100  2
C  00100200×  3
勝:ベイル4勝2敗 負:バルガス1勝3敗 S:大竹2勝2敗4S