球界トピックス

6月16日


横浜:横浜6勝6敗
G  000101020  4
YB 14040005× 14
勝:吉見5勝1敗
負:春風亭半ケツ1勝3敗
本:マイケル5、マッスル千代の富士14,15、金城6、小久保20、多村15
 
春風亭半ケツ、失意の2回KO! 怒涛の拙攻拙守で首位陥落!
怒涛の拙攻拙守で首位の座は風前の灯と言った状態の巨人。事態を重く見た悪太郎・堀内監督は前夜、ヘッポコ守備を連発し、チームを敗北に導いたニックンを外し、ソーサ元木をスタメン起用。しかし、いかにニックンを外そうとも、代わりに名手・川相が聖域に入る訳でもなく、ナインの士気を上げる効果は微々たるもの。どん底のチーム状態を象徴つけるかの様に巨人は初回、横浜先発・吉見の前にあえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。一方、左足首痛が癒えたばかりの巨人先発・春風亭半ケツに対して、横浜は初回、先頭の石井タクローがライト線へ二塁打を放つと、内川のピッチャーゴロの間に二進。ここで鈴木なおのりがライト前へタイムリーを放ち、あっさり先制。1点を追う巨人は直後の2回、先頭のマッスル千代の富士がヒットで出るも、小久保はセカンドライナー。ペタジーニはセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、3人で攻撃終了とまたも川相不在の弊害を露呈川相不在を痛感させられ、落胆の色を隠せない春風亭半ケツはその裏、いきなりマイケルに5号ソロを叩き込まれると、一死後、吉見,石井タクロー,内川,鈴木なおのりと4連打を浴びて、2点を失う始末。続くT.ウッズは判定に不服として暴言を吐き退場を食らったものの、代わったメカゴジラに四球を与えて、満塁のピンチ。ここで多村には簡単に犠飛を打ち上げられ、この回4失点で早くもKO。大量5点ビハインドとなった巨人は3回、ソーサ元木,ガッツな貴公子・仁志のヒットで二死一、二塁とするも、清水はセンターフライに倒れて二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、続く4回、相変わらずのタイムリー欠乏症に川相不在では一発に賭けるしかないと悟ったマッスル千代の富士がバックスクリーン14号ソロを叩き込み、ようやく1点をゲット。この後、小久保の四球,ペタジーニのヒットで一死一、三塁のチャンスを作ったものの、阿部は空振り三振。ソーサ元木もライトフライに終わり、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。その裏、巨人2番手・佐藤宏は二死から鈴木なおのり,メカゴジラと連打を浴びるも、多村をサードゴロに打ち取り、ピンチ脱出…と思いきや、これを小久保がヘッポコエラー。昨年までの背番号「6」ならば考えられないプレーで満塁のピンチを迎え、落胆の色を隠せない佐藤宏は続く金城にライトスタンドへ6号グランドスラムを叩き込まれて、大きく点差を広げられる有様。巨人はこの後、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出したマッスル千代の富士の2打席連続15号ソロ,小久保の20号2ランで3点を返したものの、河原が火だるまに遭い、終わってみれば、大量10点差をつけられる形で大惨敗。この日も取った得点は全て一発と言う極度の一発依存症,タイムリー欠乏症を露呈したばかりか、投壊,拙守と川相不在の弊害の見本市とも言うべき無様な試合展開で敗れるべくして敗れた巨人はついに首位陥落。今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。

甲子園:阪神8勝4敗
S  000000000  0
T  00001010×  2
勝:下柳4勝1敗 負:川島4勝3敗 S:モレル1S

広島:広島2勝9敗
D  0000002102  5
C  0001020000  3
勝:霊感投手・落合2勝0敗9S 負:沢崎1勝2敗 S:岩瀬1勝3敗7S
本:ラロッカ20,21、谷繁11

福岡ドーム:ダイエー9勝4敗
Bu 0000000000  0
H  0000000001× 1
勝:山田4勝1敗1S 負:高村0勝1敗

GS神戸:オリックス4勝10敗
L  403000010  8
BW 19211600× 20
勝:戸叶1勝0敗 負:ハンニバル1勝4敗
本:赤田4、G・G・佐藤2、オーティズ14,15、ブラウン13、中島13

千葉マリン:ロッテ4勝10敗
F  000000000  0
M  52000001×  8
勝:渡辺俊6勝5敗 負:さすらいの賭博師・須永0勝1敗
本:ベニー松山16


 さすらいの賭博師・須永、3回7失点KO! デビュー戦でいきなりプロの洗礼!
注目の高卒ルーキー・さすらいの賭博師・須永がついにプロ初登板初先発。初回、味方打線がいきなり満塁のチャンスを逃した事にガックリきたのか、はたまたプロ初の一軍マウンドに緊張したのか、先頭の西岡に右中間を破られ、無死三塁と早くもピンチを迎えると、続く堀にはセンター前へ痛打され、たった9球でプロ初失点。更に、フクーラにもヒットを浴びて、一、二塁となるも、ベニー松山,初芝と連続三振に斬ってとり、この儘、ピンチ脱出かと思われたが、そうは問屋が下ろさなかった。ここから今江,フランコ,サブローと3連続タイムリーを浴びて、この回、5失点。ロッテは2回にも満塁のチャンスを逃し、落胆の色を隠せないさすらいの賭博師・須永はその裏、ベニー松山に16号2ランを叩き込まれて、7点目を献上。3回は無失点で切り抜け、尻上がりに復調の気配を見せたものの、この回限りで降板。ロッテはその後も拙攻を続けて、結局、完封負け。3回7失点KOとプロの洗礼を浴びたさすらいの賭博師・須永は黒星スタートとなるホロ苦いデビューとなった。