球界トピックス

6月15日


静岡:横浜5勝6敗
G  020000000  2
YB 00011020×  4
勝:マレン3勝5敗
負:木佐貫3勝5敗
S:ササキ様1勝0敗15S
本:阿部24、内川12、金城5
 ニックン、十八番のヘッポコエラー! 木佐貫、失意の4失点KO!
深刻なタイムリー欠乏症,一発依存症は留まる所を知らず、首位に立てども、一向に士気の上がらない巨人。この日も横浜先発・マレンの前に初回、あえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には一死から小久保がライトオーバーの三塁打を浴びせるも、続くペタジーニのファーストゴロで川相不在では強引に先の塁を狙うしかないと焦ったか無謀にも本塁へ突っ込み、タッチアウト。しかし、ここで阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン右へ24号2ランを叩き込み、2点を先制。4回にはローズ,小久保のヒット、ペタジーニの四球で一死満塁と絶好のチャンスを掴むも、阿部は空振り三振。怒涛のチャンスブレイカー・ニックンも無茶ぶりでセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、三者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈掴みかけた流れをむざむざ手放す拙攻ぶりに落胆の色を隠せない巨人先発・木佐貫に対して、横浜はその裏、内川がレフトスタンドへ12号ソロを叩き込むと、続く5回には金城が右中間スタンドへ5号ソロをぶち込んで、試合は振り出しに。追い付かれた巨人だが、5,6,7回とマレンの前に一人の走者も出せない体たらく。川相不在を痛感させられ、精神的疲労が蓄積される一方の木佐貫は7回裏、先頭の多村にセンター前へ痛打されるも、続く金城をキャッチャーフライに、更に、マイケルをショートゴロゲッツーに打ち取り、ピンチ脱出…と思いきや、ニックンがこれを大きく弾く十八番のヘッポコエラーをかまし、一転して、一、三塁のピンチ。到底、聖域を任せられる様な器ではない男を残して、名手・川相を放出してしまうと言うフロントの理不尽極まりない愚行にやりきれない思いに駆られた木佐貫代打・鈴木なおのりにレフト線へのタイムリー二塁打を許し、ついに勝ち越し点を献上。なおも、二、三塁のピンチに代打・村田の打球はショートへのゴロ。前進守備を敷いていた事でマイケルは生還出来ないと思われたが、またもやニックンがお手玉するヘッポコ守備をかまし、一塁こそアウトにしたものの、この隙にマイケルが4点目のホームイン。巨人は8回,9回といずれも得点圏に走者を進めながら、加藤−ササキ様のリレーにあと一本が出ない川相不在が故のツメの甘さを露呈し続ける形でゲームセット。結局、この日もタイムリーは1本も出ない怒涛の拙攻に加え、決勝点に繋がるニックンの相次ぐ拙守が飛び出すなど、敗れるべくして敗れた巨人は中日に0.5差と迫られ、首位陥落はもう目の前。今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。

甲子園:阪神7勝4敗
S  100002000  3
T  00402002×  8
勝:杉山1勝0敗 負:藤井0勝3敗
本:矢野5、岩村17

広島:広島2勝8敗
D  020026020 12
C  010020000  3
勝:岡本4勝1敗 負:黒田4勝6敗
本:栗原9、嶋13、谷繁10

東京ドーム:ダイエー8勝4敗
Bu 000200111  5
H  02002110×  6
勝:斉藤5勝2敗 負:パウエル2勝5敗 S:三瀬2勝1敗14S
本:ズレータ17、松中23、大西4

GS神戸:オリックス3勝10敗
L  000523102 13
BW 011000000  2
勝:オツ6勝3敗 負:フィル王子2勝4敗
本:松田さん10、フェルナンデス14

千葉マリン:ロッテ3勝10敗
F  000103100  5
M  000000400  4
勝:立石4勝1敗 負:ウッチー0勝1敗 S:横山2勝2敗15S
本:エチェバリア14、李6


 更なる新助っ人・ワトソン投手の獲得へ!
広島がまたまた新助っ人を獲得する事が明らかになった。今度の新助っ人はレッズ傘下の3Aルイビルに所属するマーク・ワトソン投手(30=191cm,109kg 左投右打)。MAX147kmの速球が売りのワトソンはメジャー通算11試合で1勝1敗 防御率10.95。今季は3Aで主に中継ぎとして23試合に登板し、1勝0敗1S 防御率4.71の成績を残している。先発ローテを期待されていたブロックが右肩腱板損傷で開幕前に内視鏡手術を受けてリタイア。ブロックの代わりに先発ローテに入っていたデイビーも右上腕二頭筋長頭腿付着部損傷及び右肩関節唇損傷により、手術が必要との診断を受けて帰国。緊急獲得したフェリシアーノもデビュー戦となった13日の巨人戦で5回9失点KOと惨憺たる結果に終わっており、先発投手の確立が急務と言うチーム事情だけに、先発タイプを獲得すると思われたが、首脳陣はワトソンを中継ぎないしは抑えとして起用する方針を示しており、抑えに回っていた大竹を再び先発に戻す可能性も出てきた。

 平下←→立川の交換トレードが成立!
阪神・平下とロッテ・立川の交換トレードが成立した事が両球団から発表された。浜中,キンケドゥがリタイアしており、右の大砲外野手獲得を岡田監督から要望されていた阪神フロントは一発のある立川に目をつけ、トレードを打診。足のある左の外野手を希望するロッテはF1セブンの一角・平下との交換を要求し、合意に至った。