球界トピックス

6月13日


 パ・リーグ崩壊の危機! 近鉄,オリックスが球団合併を画策!
球界に激震が走った。年間10億円にも上る大阪ドーム使用料で圧迫されるなど40億円もの大赤字経営が続いている近鉄がオリックスとの球団合併を画策している事が明らかになったのだ。両球団社長はこの事実を認めており、合併の携帯やフランチャイズ等、具体的な話はまとまっていないものの、既に5月の連休明けの段階で合併の方向で合意に至っていたと言う近鉄・山口社長は「公益事業に携わる身として、回収の見込みがない経営資源を野球に投入するのは会社の性格上、無理だと思う」と話すなど、合併が実現した際、間もなくして球団経営から撤退する事を示唆しており、実質上は身売りと言っていい。近鉄・梨田監督は「命名権問題の時は頑張らないといけないと思ったが、今回はちょっと違う。僕らが考える問題でもない。野球で成果を挙げるしかない」と平静を装いながらも動揺を隠せない。「今日、報道で知ったばかりでコメントのしようがない。現場は一生懸命やるしかない」と言うオリックス・伊原監督も試合前に緊急ミーティングを開き、ナインに対して、合併問題を引きずらず、試合に集中する様に言い渡した。7月7日に予定されているオーナー会議で議題に挙げられる事が濃厚で、ここで承認されれば、オフにも合併となる可能性も十分にある。奇数の5球団へと減少する事になれば、日程消化に支障が出る事も必至。次はダイエーがロッテに吸収合併されるのでは?と穏やかではない噂も飛び交っており、近い将来、ナベツネが執拗に狙っている1リーグ制移行の可能性も否定出来ない深刻な事態に陥ったと言っていい。思えば、ナベツネはオリックスを「金貸し球団」などと目の敵にしており、近鉄に対しても、アコムとスポンサー契約を結んだ際や球団名売却の件に度重なるバッシングを繰り返すなど、1リーグ再編の為に切り捨てたい球団としてターゲット視していたとも考えられる。架空キャラにより、長年の間、実在選手をシメまくり続ける水島新司の呪いにより、いよいよパ・リーグは消滅の危機に立たされた!

東京ドーム:巨人8勝7敗
C  230300020 10
G  20304004× 13
勝:岡島2勝3敗3S
負:佐々岡1勝4敗3S
S:シコースキー2勝2敗3S
本:ラロッカ18,19、清水11、嶋12、マッスル千代の富士13、ペタジーニ9
 完全無策一発依存野球大炸裂! 壮絶な空中戦で結果オーライの白星!
極度の一発依存症,タイムリー欠乏症により、川相待望論が強まるばかりで一向に波に乗れない巨人。この日も川相不在のヘッポコ内野陣を背負わされ、不安感一杯の巨人先発・久保が初回、先頭の緒方に痛打されると、一死後、ラロッカに左中間スタンドへ18号2ランを叩き込まれて、2点を献上。しかし、その裏、来日初登板初先発となる広島の新助っ人・フェリシアーノに対して、ガッツな貴公子・仁志がレフト前に弾き返すと、続く清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ11号2ランを叩き込む完全無策野放し野球であっと言う間に同点。二死後、小久保が四球を選んだものの、続くペタジーニはファーストゴロに倒れて、2点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。広島相手に入団以来10試合勝ちなしの4連敗中と言う苦手意識の苛まれている久保は同点に追い付いて貰ったくらいでは川相不在の不安感が拭える筈もなく、直後の2回、二死二塁から緒方にレフト前へタイムリーを浴び、勝ち越し点を献上。更に、続く嶋にはライトスタンドへ12号2ランを放り込まれて、この回限りで失意のKO。3点を追う巨人は3回、ガッツな貴公子・仁志の二塁打,ローズの四球で一死一、二塁とすると、ここでマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ13号3ランを叩き込む一発依存野球で再び同点。しかし、直後の4回、2番手・佐藤宏はフェリシアーノにヒット,緒方に四球を許して、二死一、二塁のピンチ。ここでラロッカを打席に迎え、悪太郎・堀内監督は河原にスイッチするもこれが裏目。ラロッカはライトスタンドへこの日2本目となる19号3ランを叩き込み、広島が三たび勝ち越しに成功。再び3点のビハインドとなった巨人は5回、ガッツな貴公子・仁志の二塁打,清水,小久保の四球で二死満塁のチャンスを掴むと、ペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ9号グランドスラムを叩き込み、一気に逆転に成功。5回以降、当たりが止まってしまった広島だが、8回、巨人4番手・ランデルに対して、先頭の野村が四球を選ぶと、代打・キムタクがきっちり送って、一死二塁。ここで山本監督が第1戦でランデルから満塁弾を浴びせている代打・浅井を送ると、悪太郎・堀内監督は岡島にスイッチ。代打の代打・木村一も四球で歩き、一、二塁となった所で緒方の打球はレフトフェンスを直撃。二塁走者の代走・福地に続き、一塁走者の代走・東出も俊足を飛ばして、一気に生還し、逆転に成功。広島はその裏から佐々岡を投入し、逃げ切り体勢に入るも、巨人は一死からペタジーニがセンター前に弾き返すと、代走・鈴木が二盗に成功。ここで阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間フェンスを直撃するタイムリー二塁打となり、鈴木が同点のホームイン。ボールが走らない佐々岡は怒涛のチャンスブレイカー・ニックンをむざむざ歩かせてしまうと、代打・ヒットマン後藤にはライト前へ弾き返され、満塁となった所でKO。ここで代わった4番手・天野の前にガッツな貴公子・仁志は浅いセンターフライに倒れて、二死となるも、続く清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフト線を破る走者一掃のタイムリー二塁打となり、一気に3点を勝ち越し。最後はシコースキーが何とか抑えて、逃げ切りに成功。十八番の空中戦に広島も付き合ってくれた事により、完全無策一発依存の野放し野球で辛くも勝ちを拾った巨人だが、投壊,一発依存症,タイムリー欠乏症は依然として深刻を極めており、今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。

甲子園:阪神2勝10敗
YB 200031010  7
T  001010000  2
勝:ハマのチンピラ5勝2敗 負:福原7勝4敗
本:マイケル4

秋田:ヤクルト6勝5敗
D  000002000  2
S  000000100  1
勝:朝倉3勝0敗 負:マウンス1勝5敗 S:霊感投手・落合1勝0敗9S

福岡ドーム:ダイエー11勝2敗
BW 000010500  6
H  04101032× 11
勝:山田3勝1敗1S 負:小倉1勝3敗 S:三瀬2勝1敗13S
本:松中22、オーティズ12

西武吹き抜けドーム:西武9勝4敗1分
M  200000020  4
L  10010132×  8
勝:弓長5勝3敗 負:高木0勝1敗
本:ベニー松山15、G・G佐藤1、フクーラ8

大阪ドーム:近鉄8勝5敗
F  030002110  7
Bu 400100201× 8
勝:吉田2勝4敗 負:横山2勝2敗13S
本:鷹野4、大西3