球界トピックス
6月10日
横浜:横浜2勝7敗1分
S 300200000 5
YB 100000002 3
勝:ベバリン5勝3敗
負:斎藤タカシ2勝4敗
S:五十嵐亮2勝0敗9S
本:岩村16、石井タクロー4
岩村、先制16号3ラン! 若松監督、退場処分の鬱憤晴らして3位浮上!
前夜、生涯初の退場処分を食らった若松監督だが、この日、更に、制裁金10万円と厳重戒告処分。怒りに燃える指揮官の下、負ければ再び最下位に逆戻りとなる事もあって、勝利へ一丸となったヤクルトナインがいきなり先制パンチを浴びせた。背筋痛が癒え、久々の先発となる斎藤タカシに対して、初回、先頭の真中が二塁打を浴びせると、宮本が歩いて、無死一、二塁のチャンス。ここで岩村がレフトスタンドへ16号3ランを叩き込む電光石火の攻撃であっと言う間に3点を先制。一方、ヤクルト先発・ベバリンに対して、横浜はその裏、石井タクローがライトスタンドへ4号先頭打者アーチを浴びせて、2点差。ヤクルトは4回、一死からベバリンが自らのヒットで突破口を開くと、二死後、宮本,岩村の連打で満塁となった所で寿司職人ラミレスがセンター前へ2点タイムリーを放ち、貴重な5点目を追加。その後、両軍共に走者を出しながら、あと一本が出ない膠着状態が続き、5−1の儘、土壇場9回に突入した。ヤクルト3番手・河端は簡単に二死をとった所でリトル万永くんにレフト前ヒットを浴びると、内川を空振り三振に取りながら、これを中井美穂の旦那・古田が後逸した事で、振り逃げされてしまい、一、二塁。続く古木にタイムリーを浴びると、T.ウッズを歩かせて満塁とした所で若松監督はたまらず五十嵐亮にスイッチ。しかし、五十嵐亮は代わりばな、多村を歩かせて、押し出しで3点目を献上。なおも満塁と長打が出れば、サヨナラの大ピンチだったが、金城をレフトフライに打ち取り、辛くも逃げ切りに成功。ヤクルトはこれで5位から一気に3位へと浮上。一方、敗れた横浜は3位から5位へと転落した。